2010年11月22日

出版業界の商慣習問題

契約書が無い。マンガ単行本の表紙は無償提供。勝手な流用や約束反故が横行する業界。作者側はこう思ってると。(私も含む) 恣意的な選択はせずに関連ついっとは全部収録。
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あまの めぐみ @meguamano

@misoka09 私も商業本出したことあるんですが、最後まで契約書なかったですね。振込先教えて~というのも電子メールだけだったし。なんか、うちの家族は完成した後に「ページ数が多い(800ページ)からページ単価下げますね(1万5千円→5千円)」とか言われてめっちゃへこんでました。

2010-11-22 11:21:34
長月みそか @misoka09

商業イラストレーションだと、買取りかそうでないかというのが争点になる。 漫画と違って印税なんてものはないからかなりデリケートな問題なのだが、それですら契約はルーズだ。 どう考えても買取価格とは思えない額面で勝手に流用されるケースも多いが、後になって買取だったと言われることがある。

2010-11-22 11:22:45
長月みそか @misoka09

だから、イラストレーターは自衛として契約をしっかり取る必要があるのだが、企業によっては 「そんないちびってると仕事なくすよ?」 という決まり文句の恫喝をしてくるところも少なくはない。 企業からすれば、クリエイターとの契約は往々にして不都合なのだ。

2010-11-22 11:24:26
長月みそか @misoka09

もっとも、仕事のスパンが極端に短く、契約をしている暇がない仕事が大半というのも、出版業界における契約がルーズな(むしろ存在しない)理由のひとつでもある。 もちろん、心ある企業であれば、買取でないイラストを当初の用途以外に流用した場合は、ロイヤリティをきちんと払ってくれる。

2010-11-22 11:28:51
あまの めぐみ @meguamano

@misoka09 心ないソフトバンクパブリッシングは買い取りじゃない原稿を再録出版時に勝手に流用してびた一文払ってくれない上に、Webサイトに勝手に使っていた。

2010-11-22 11:32:15
長月みそか @misoka09

@meguamano 買取かそうでないかは契約がない限りどっちともとれてしまうので、そこをはっきりさせる必要がでてきますね。 契約から逃れようとする企業にも問題はありますが、結局はそこをはっきりさせてこなかった我々クリエイターにも責任はあるので、改善していきたい問題です。

2010-11-22 11:38:55
長月みそか @misoka09

少々デリケートな話を続けるので、先に言っておきたい。 この後しばらく続けるポストを恣意的に部分引用したり、改ざんしたりは絶対にやめてほしい。 むしろRT、Favoriteを含む引用はいらぬ誤解や混乱をまねくだけなので極力控えて欲しい。

2010-11-22 11:52:50
長月みそか @misoka09

まず僕自身はといえば、漫画を読んでもらえるだけで嬉しいペーペーの漫画家だから、現状の慣習にとりわけ不満はない。 しかし、ビジネスとして問題があるところは見ていていくつか思うところがある。 それについて、すこしだけ触れることにする。

2010-11-22 11:55:42
長月みそか @misoka09

あえてとりあげるのは、いくつかの出版社で慣習として画稿料の発生しない絵がある点だ。 たとえば単行本の表紙。 自分の漫画の表紙なのだから、サービスで描いてもいいだろうというのは分かるし、自分もそれに甘んじている。 しかしまっとうなビジネスとして考えた場合は問題が出てくるのだ。

2010-11-22 12:00:01
長月みそか @misoka09

単行本表紙は、出版社が漫画を「自社商品」として売り出すためのパッケージイラストなのだ。 それを作家に依頼しているのだから、画稿料が発生しないというのはおかしな慣習だ。

2010-11-22 12:02:59
長月みそか @misoka09

「商品」という言葉を使ったので補足すると、「作品」は装丁され、印刷され、流通されて「商品」となる。 特別な契約がない以上、「作品」は作家のものであり、「商品」であるところの単行本は出版社のものだ。 「商品」の中に「作品」が内包されていようと、それは別ものであると考えて良い。

2010-11-22 12:09:48
長月みそか @misoka09

しかし、そういった全てを覆してしまうと、慣習として今まで発生しなかったコストがかかることになるから、出版社としては、当然「はいそうですか」とは行かない。 だったら、全体の画稿料をその分ベースダウンすればいいのだ。 問題は、画稿料の発生しない絵があるという一点だけだからだ。

2010-11-22 12:15:12
長月みそか @misoka09

誰もが知っての通り、画稿料は出版社、作家によってまちまちだ。 それは当然で、不満があるならその出版社で描かなければ良い。 画稿料の相場なんてものはあってなきがごとしで、その出版社がその作家にどれだけの価値を見いだしていて、どれだけ懐にゆとりがあるか。 それだけだ。

2010-11-22 12:19:09
長月みそか @misoka09

出版社は漫画家を画稿料というカタチで値踏みする権利があるが、編集と漫画家は「同じ仕事を共にする仲間」として対等でなければならない。 

2010-11-22 12:21:18
長月みそか @misoka09

たとえ、どんなにその時点で売れていない作家であっても、編集部がその雑誌を担う人間としてオファーしたからには、漫画家と編集は対等である。 いい仕事をするために、お互いがその領分を守らないのであれば、たとえ3流作家であっても、新人編集であっても、言うべきことを言う権利が双方にある。

2010-11-22 12:29:41
長月みそか @misoka09

そういった、一般サラリーマンだったら当たり前のような話がまかり通らないのがマンガ業界であり、出版業界なのだ。 これらは急には変わらないと思う。 しかし、すこしずつ変えていかなければ、揉め事は起き続けるだろうと思う。

2010-11-22 12:32:07
長月みそか @misoka09

すべてのビジネスパートナーは対等だと思う。 奴隷扱いしてもいけないし、乞食根性になってもいけない。 対等であることを前提に、もし筋が通らないと思うのならば、どうあるのが筋だと思うのか冷静に話し合うべきだろう。 間違ってもそこで冷静さを欠いてはならない。 我々は対等なのだから!

2010-11-22 12:35:27
長月みそか @misoka09

うん、あらかた整理されてるつもりで話してたけど、結構脈絡なくなってしまった。 論旨の穴はいろいろあると思うので、鵜呑みにはせず、こういう考え方もあるのだという程度に思っておいてください。・・・・・以上

2010-11-22 12:42:53
おりもとみまな 12/18 ばくおん14巻台湾編1同時発売! @mimana_o

@misoka09 漫画家は包括的な金銭体系であると思ってます。例えば、1ページまるまる黒く塗りつぶして白文字だけのページがあっても、一枚分の原稿料が支払われますが、このページは塗りつぶしボタン一発だったから2000円で良いという作家はいません、編集もそうはしません。

2010-11-22 12:56:45
おりもとみまな 12/18 ばくおん14巻台湾編1同時発売! @mimana_o

@misoka09 まぁそうで無ければ引いた線の本数とかで値段が変わってしまいます。ギャグマンガ日和とベルセルクでは5倍くらい違わないとダメですな。表紙の問題は、表紙に金を払ってくれるなら印税9パーで良いと言ったら向こうも乗ってくるかもしれません。

2010-11-22 13:00:40
おりもとみまな 12/18 ばくおん14巻台湾編1同時発売! @mimana_o

@misoka09 なぜ単行本の表紙に金が支払われないかというと・・作者の自由だから、というところが大きいでしょう。後書きも自由目次も自由、表紙もデザイナー任せのデザインでも良いでしょうが、作者が描きたいから描いてる部分が大きいと思います。売れるために。です。

2010-11-22 13:03:14
おりもとみまな 12/18 ばくおん14巻台湾編1同時発売! @mimana_o

@misoka09 むしろデザイナー主導の表紙案であれば、作者にも金が入ると思います。

2010-11-22 13:04:00

コメント

あまの めぐみ @meguamano 2010年11月22日
本文が文章のライターですけど、デザイン事務所でデザインをするとデザイン会社には対価が払われます。不思議。
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Tsuyoshi CHO @tsuyoshi_cho 2010年11月22日
意見はいろいろある、でもとにかく契約書(というか明確な基準)がないために、問題としてみんな見ているっていう。このことに出版関係のかたは留意しておいてもいいんではないか...とかおもったり
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あまの めぐみ @meguamano 2010年11月24日
http://togetter.com/li/71544 にもうすこしまとめられてるようです。ぐぬぬ♪
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