社員旅行の夜

クラゲ @04kurage

#84 from祐 ① 憂鬱な社員旅行 観光したって男性社員と叔母さんばかりの部署で楽しくないし 夜の宴会はセクハラ上司がベタベタ触るし… お酒もいっぱい飲まされて トイレを口実に部屋に戻ろうと廊下を歩く 『飲み過ぎちゃったな…』 少しふらつきながら歩く

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#84 ② ドン と人にぶつかってしまった 『すみません』 とお辞儀をすると 「何してんねん」 と腕を掴まれる 見上げると先輩の横山さんが立っていた 『あ、横山さん！』 「お前酔い過ぎやろ」 『飲まされましたー』 「お前な」 『へへーお先に休みます！では！』

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#84 ③ そう言って歩き出そうとすると 「どこ行くねんこっちや」 と引っ張られて 部屋に引き入れられる そのままベッドに投げられる 『よっ横山さん⁈』 「お前ベタベタ触られ過ぎやろ」 そう言っていきなりキスしてくる 『ちょっ…横山さんっ…』 「ええやん。俺にも触らせてや」

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#84 ④ 着ているホテルの浴衣の上から胸を触る 「なんや。ノーブラちゃうんか」 何て言いながら首筋に舌を這わす 合わせから手を入れてくる ビクッとする身体 そのまま背中に回って パチン とフックが外される 直に胸を触られて 揉んだり 先を摘まんだりする

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#84 ⑤ 「そない必死な顔せんでも」 私を起こして肩から浴衣を降ろす 上半身が露わになるけど 隠す暇も無く這わされる舌 『んっ…あっ…』 「これあかんのや」 と胸を加えて舌を転がす 『はぁっ…』 「足丸見え」 太腿を触わりながら押し倒される そのまま下着を抜き取られる

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#84 ⑥ 「濡れとるわ」 『あっ…ダメっ…んっ…』 クチュクチュと音をし始める恥部 『んっ…はぁっ…』 「言っとくけど隣の部屋部長やから」 薄っすら目を開けると口角を上げて フッ と笑った横山さん 『いっ…意地悪っ…』 「聞かせたらええやん。ええことしてますって」

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#84 ⑦ 指の動きが速まって 声を我慢したいのにできない 足も動いて浴衣はかなり乱れる 『んっ…あぁっ…』 舌も加わるから限界が近づく 『んっ…えっ…』 「おっと危ない」 寸前で止められて疼く 「もっと鳴けや」 ズズッと一気に奥まで入ってくる 『やっ…んっ…あぁっ…』

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#84 ⑧ 容赦なく突き上げられて もう声を気にする事も忘れて ただただ感じる事しかできない 『もうっ…あっ…』 「俺もアカンわっ」 果てると同時に意識を飛ばしてしまった私 目が覚めるとそこには横山さんは居なくて 浴衣がちゃんと着せられている

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#84 ⑨ ガチャ と風呂場の扉が開いて バスローブを着た横山さんが出てくる 「起きたか」 『すっすみません…』 かっこよ過ぎて見れずに目を逸らしてしまう ドスッ とベッドの端に座った 『部屋に戻りますっ…キャッ…』 ベッドから降りようとした時に押し倒されて組み敷かれる

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#84 ①⓪ 「お前もう酔ってないよな？」 『はっはい…』 「一回から言わんで覚えとけよ？」 身構えると そっと抱きしめられて 「好きやねん…お前の事。誰にも触らせたくないくらい」 そう言うとサッと上からどいて 再びベッドの端に座った 一瞬見えた頬は真っ赤だった

クラゲ @04kurage

#84 ①① 『横山さんっ…？』 「何や？」 『触らせません。横山さん以外には』 勢い良く振り返った 「起きたら知りませんとかなしやでな」 そのまま何度もキスをして 横山さんの腕の中で眠った夜 起きて見つめあって微笑み合う 覚めない夢の始まり…