- tsubame_JP
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ええとですね、当時の本家が豊橋にあったんですよ。それで本家が1945年1月13日の三河地震でけっこうな被害をうけたらしく、北海道配電の社員だった曾祖父ははるばる室蘭から豊橋まで行ったようなんですね。どんな手段使ったかよくわからんけど。
2014-09-05 20:17:37しかも旅立ったのが東京大空襲後だったようなので、どう考えても日本本土空襲が本格化した時期なんですよね。よく豊橋まで行こうと思ったよ。というかよく生きて辿りついたよ。
2014-09-05 20:20:22それで往路はともかく問題は復路。日本海側ではなく律儀に太平洋側を横断してきたようで、仙台付近で空襲に遭遇しただとか、青函連絡船に乗り込んだと思ったら空襲を受けたとかそんな事を語っていたとのことです。ちなみに乗っていたのは七重浜に座礁した松前丸。本当によく生き残ったわ。
2014-09-05 20:25:17てか曾祖父、戦時中に豊橋と二往復しているみたいなんですよね。一回目は昭和17年つまり1942年、二回目が昭和20年つまり1945年。末期も末期によくやったというか、一か所に住んでいても死ぬ時代に日本縦断を成し遂げた曾祖父はわけがわからんレベルで凄い。
2014-09-05 20:41:51元々陸士出で、怪我して除隊して、満洲開拓か北海道開拓かさぁ選べと言われ、「海外行くの怖いから国内で」と北海道を選んだという話が残っているので、それだけでも面白いけど。
2014-09-05 20:44:29連休中に起きた事 「よぉし曾祖父の戦時中の旅行行程を調べるぞー」 「確か戦時中の時刻表があったはず」「まぁダイヤが載っていれば推定ぐらいは出来るだろう」 「ファーwwwwwwww」 pic.twitter.com/LXnCQEvWDd
2014-10-16 21:02:37“連絡船時刻ハ省略”とかマジで笑った笑った。なおこの連絡船第4便に接続する急行204レ(常磐線経由)も運休しているのだからたちが悪い
2014-10-16 21:04:53戦時下のJTB時刻表。 左から昭和15年10月改正、昭和17年11月改正、昭和20年1月改正 pic.twitter.com/fwdKCnDjZT
2014-10-16 21:10:57昭和15年の時刻表。今話題のマッサンなニッカの広告や旅館のクーポンがあったり、満洲旅行の案内も載っている。ただし日本郵船や大阪商船の長距離海外航路のダイヤは掲載されておらず、時局が悪化していることがわかる。 pic.twitter.com/8lMJMFROEm
2014-10-16 21:16:06昭和20年の時刻表に書かれている注意事項。 沖縄十・十空襲及びフィリピン陥落後に作られたため、物凄い末期感溢れている。 pic.twitter.com/kUDnmPciu0
2014-10-16 21:19:02曾祖父の旅行行程を推察すると 室蘭 発06:45 ↓(230レ) 長万部着09:42 長万部発11:23 ↓(急4レ) 函館 着13:48 函館 発14:30(推定) ↓(連絡船4便) 青森 着19:00(推定)
2014-10-16 21:26:29青森 発22:30 ↓(126レ本線経由) 上野 着20:26 東京 発22:10 ↓(241レ) 豊橋 着04:09 旅行制限、北海道は資源輸送ダイヤ、青函連絡船は時刻表不掲載、東北本線は常磐線経由の急行が運休中という状況下。曾祖父の苦労やいかに。
2014-10-16 21:31:49