20140910読書会「本トの話」

在宅ヘルパー、ケアマネ、小規模多機能、グループホーム、生活支援サービスコーディネーター、編集者社長、作家など参加
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柳本文貴@ゆる介護 @g_socialcare

読書会はじまるよ~。今日は『関係障害論』出版元、雲母書房の社長も登場!ヘルパー、包括SW、ケアマネ、編集者、GH職員など~。三重県からも! #gcsc_book

2014-09-10 19:04:39
柳本文貴@ゆる介護 @g_socialcare

遅れて小規模多機能のスタッフと学生さんも! #gcsc_book

2014-09-10 19:13:29
柳本文貴@ゆる介護 @g_socialcare

p114から。三好『関係は大事っていうけど、関係を評価する方法はどこにもない』『医療は個体がまずあって関係は後から』『脳卒中に対してもまず身体のリハビリ。その後に社会的関係や家族との関係の回復』#gcsc_book

2014-09-10 19:17:28
柳本文貴@ゆる介護 @g_socialcare

三好『老人を訓練やリハビリの対象者としかみない。50までしか回復しなければあとやることがない』『ただ、人間は個体と関係の足し算ではなく、掛け算でできている』『関係を0にしてはいけない。逆に人間関係を豊かにする方針が必要』#gcsc_book

2014-09-10 19:19:55
柳本文貴@ゆる介護 @g_socialcare

三好『寝たきり老人は、食べて寝るだけ。ちっともよくならない。マズローは自己実現欲求を動物的欲求の上に置くけど違う。食べる、排泄するそのことそのものに自己実現欲求がある』『将来よくなることに意味があるのではなく、いま、ここでどう関わるかに自己実現がある』#gcsc_book

2014-09-10 19:22:49
柳本文貴@ゆる介護 @g_socialcare

三好『進歩主義者は老いと付き合えない。ぼけるという自然の過程が見えない、否定してしまう』『寝たきりを脱してから社会性につながるのではなく、”いまあるがまま”で社会性がある』#gcsc_book

2014-09-10 19:25:55
柳本文貴@ゆる介護 @g_socialcare

三好『関係の中身には、社会や家族との関係だけでなく、自分自身との関係がある。いずれも足し算ではなく掛け算』『どれかがゼロではいけない。障害児は親がみればいいとか、家族がいればヘルパーは行かなくていい、というのは違う』#gcsc_book

2014-09-10 19:29:44
柳本文貴@ゆる介護 @g_socialcare

ヘルパー「自分を肯定できると利用者さんどんどん元気になる。どこかがゼロでもダメって分かりやすい」「熱中症になった人、入院したらPトイレがなく、全員オムツ!びっくりした。今どきそんなところが。自分との関係は無視」#gcsc_book

2014-09-10 19:32:58
柳本文貴@ゆる介護 @g_socialcare

SW「食べて出すに意味がないのか、という問題意識は、出版当時よりはインパクトに乏しい。いま共通認識になりつつある」「リハも治らない人、慢性期の人も対象としてきたため、変わりつつあるかも…?」#gcsc_book

2014-09-10 19:35:03
柳本文貴@ゆる介護 @g_socialcare

CM「このあと、介護予防のブームもあり、個体だけでなく、関係づくりや居場所づくりも大事、という論調も広がってきている」#gcsc_book

2014-09-10 19:35:46
柳本文貴@ゆる介護 @g_socialcare

三好『自分自身との関係、いいかえると自己評価とかアイデンティティとか、レゾンデートル!とか。でも悩める知識人じゃなくて、その辺のじいさんだから、”プライド”がわかりやすい。プライドがあれば、社会や家族に冷たくされても、生きていこうと思える』#gcsc_book

2014-09-10 19:38:18
柳本文貴@ゆる介護 @g_socialcare

三好『進歩主義者は野蛮な未開の社会を遅れたものと見なしたが、レヴィ・ストロースは西洋の近代主義を批判。画一的な大量生産に対して、”ブリコラージュ”=手仕事、職人仕事がある』『効率化とは縁遠いところ、介護の世界もそう。介護は遅れたものではなく、新しい可能性…』#gcsc_book

2014-09-10 19:45:55
柳本文貴@ゆる介護 @g_socialcare

三好『病気や障がいは、個体の問題でなく、関係が原因ということがある』『オムツを強いられた人が、尿意を意識的に失い、やがって訴えなくなるように』#gcsc_book

2014-09-10 19:48:31
柳本文貴@ゆる介護 @g_socialcare

CM「ヘルパーがデイの関係につなげる援助大事と思うけど、少ない気がする」。ヘルパー「嫌がる人をデイに無理やりってどうよ。関係をつくるのは大事だけど、それが保険内のデイしかないってのは」。SW「どうしても保険内で何とかしようって考えがち、最近特にそれが強い」#gcsc_book

2014-09-10 19:54:36
柳本文貴@ゆる介護 @g_socialcare

小規模「ゴミ屋敷状態で奥さんが利用者、夫は片マヒだけど保険使ってない。自分たちは環境整備をしたいけど、夫はいらんと」「あと何でも使えるんだからもっともっとという家族もいる」#gcsc_book

2014-09-10 19:58:26
柳本文貴@ゆる介護 @g_socialcare

GH「地域に出かけるって一応言うけど、祭りとか散歩で挨拶とか保育園との交流とか、その程度かな。中身を回すので精一杯、外に出ていく余裕がない」#gcsc_book

2014-09-10 20:05:54
柳本文貴@ゆる介護 @g_socialcare

編集者「レヴィストロースの前にマルクスがいて、社会はよりよくなるという進歩史観だった。三好さん自体がマルキストだったけど、介護現場に入って、『野生の思考』が強烈に残ったのでは」#gcsc_book

2014-09-10 20:07:40
柳本文貴@ゆる介護 @g_socialcare

ヘルパー「関係を豊かに、ってのはわかるけど実際の仕事では、時間は短くなり、余裕がどんどんなくなってるし」「人を相手にする仕事なのに、大量に作業としてさばくような仕事になってしまっている。かえって疎外」#gcsc_book

2014-09-10 20:11:50
柳本文貴@ゆる介護 @g_socialcare

大学生ヘルパー「普段在宅で元気な障がい者ばっかり会っているから、初めて施設に実習で行ってビックリ。テーブルでじっとしている人がこんなにいるって、あまりに異空間で」「関係をほかとつくるのが大事とは思うけど、認知症の人、そして施設の中では、すごく難しそう」#gcsc_book

2014-09-10 20:14:22
柳本文貴@ゆる介護 @g_socialcare

大学生「社会的関係ってどういうものなのか、よく分からない」「散歩や買物に出かけたりはするけど、関係性を保ったりよくしたりするお手伝いまでしてるかというとハテナ」#gcsc_book

2014-09-10 20:17:25
柳本文貴@ゆる介護 @g_socialcare

CM「関係性をつくるようなチカラは介護職は評価されていない。介護技術とかばかりで。それが離職につながっている面も」#gcsc_book

2014-09-10 20:19:37
柳本文貴@ゆる介護 @g_socialcare

編集者「毎年子どもたちを夏キャンプに連れて行った。いつも看護師が同行、そして必ずケガがあった。ある年、看護師が行けないときがあって、すると不思議、ケガがない。参加者が少しずつ目配り」「専門職がいると周りがゆだね過ぎる」#gcsc_book

2014-09-10 20:22:57
柳本文貴@ゆる介護 @g_socialcare

編集者「昔は農業、そこで収穫物は限られる。天気に任せるしかない。工業では量を増やし人やコストを減らすことができる。考え方が社会的に変わってきた」。SW「まえは介護は別の価値で訴えられたけど、いまはメジャーになっているので、そうも言ってられない」#gcsc_book

2014-09-10 20:26:41
柳本文貴@ゆる介護 @g_socialcare

町会長「引越して来てすぐ頼まれた。愉しいことはやるけど、助け合いなんてできない、病院行ったり施設入るなんてことがあると、知らない、見ないフリ。介護は透明な存在。臭いものにフタ。元々の防災組織でもあるといいけど、新たに地域でつくるのは難しいかも」#gcsc_book

2014-09-10 20:31:42
柳本文貴@ゆる介護 @g_socialcare

飲み会突入!!!「保険から要支援が切り捨てられ、地域ごとにボランティア頼みになろうとしているけど、担い手はいるのか?」包括「まだ様子見、来年度になってからぼちぼち考える」「地域のネットワークづくりは、役所がシナリオつくっていて、住民主体ってのはカタチだけ」#gcsc_book

2014-09-10 21:49:48