異能使い 第二式リプレイ「矢城町怪奇劇」第3話-祀り-

このまとめはエンターブレイン刊行の異能使い第二式のセッションの様子をリプレイ風にまとめた物です。 作中に用語説明等はされていないため、興味がおありの方はWikipediaなどでお調べください。 なお、仲間内のプレイであるため公式NPCの性格等にズレを感じることもあるかと思いますのでご注意ください。 前話:第2話-分離- http://togetter.com/li/714851 続きを読む
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Fu-ga @Fuga14

陽子「大事ななっちゃんが舞姫になって、わたしも鼻が高い予定がァァァァヽ(o`Д´o)ノァァァァ!! 」 律「ヾ(・∀・;)オイオイ 」 琢磨「おい!如月!!元舞姫だろ?何とかならないのかよ?」 律「(;´・ω・)ウーン・・・この足じゃ…」 そこで、病室の扉が盛大に開いた。

2014-09-26 17:34:14
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小田切「お邪魔しますわー。ほら、謝りなさい!!」 そう言うと取り巻きの一人を差し出す。 取り巻き「ご、ごめんなさい・゜・(ノД`)・゜・ 」 小田切「今回のことはわたくしのお友達がしでかしたことですわ…なんとお詫びをしたらいいのか…本当にごめんなさい」と頭を下げる。

2014-09-26 17:37:01
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小田切「出来れば、なつみさん!あなたともう1度本気で戦いったかですわ…」 なつみ「先輩…私、舞います!!!だから、本気で戦ってください!!!」キっと見つめる。 小田切「……いいでしょ…そう言うとことでしたら、わたくしも全力でお相手してさしあげますわ~では、ごきげんよう」病室を出る

2014-09-26 17:40:56
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琢磨「お、おい!大丈夫なのか?」 陽子「そうだよーもしものことがあったら」 なつみ「先輩!前にも言いましたけど、私、先輩みたいに舞いたいって思って神楽を始めました。常に憧れの人です。先輩は…」 律「うん」 なつみ「でも、今、初めて小田切先輩がすごいと思いました」

2014-09-26 17:43:46
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なつみ「わたしは、あの人の気持ちに応えたい!だから、舞たいです!!」 律「…そっかーでも、大変だよ?」 なつみ「はい!!でも、あの人と戦いたい!」 律「うん、わかった(^-^) じゃー一緒に頑張ろうかw」 なつみ「はい!!」 律「じゃー出来るところからまずはやろうね~」

2014-09-26 17:46:29
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病院の玄関 小田切「わたくしの為を思ってのことでしょうから、あえて何も言いません。ですが、あなたはこれで、わたくしの神楽に対する状況のハードル上げたということを理解なさい…」 取り巻き「はい?」 小田切「ただ、彼女に勝つだけでダメなのです。誰もが感嘆する舞を舞わねばなりません」

2014-09-26 17:49:22
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小田切「そのためには、もっともっと努力をしなくては…当然、あなたにもいろいろと手伝っていただだきますわよ」 取り巻き「は、はい!!」 そう言うと、ふたりは車に乗り込んだ。 商店街にて 町の人A「しかし、伊勢海老と焼きそばをいったいどうやって活かすのですか?」

2014-09-26 17:52:17
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町の人B「やっぱり、身をほぐして入れるのが普通だな~」 アウル「いや!!それではダメだ!!!焼きそばに丸焼きの伊勢海老がride onだ!!!」 町の人達「ヽ〔゚Д゚〕丿スゴイ…なんてインパクトだ!」 西町商店街では ピエロ「オゥ~…フォ~ぅ…アーウ…」

2014-09-26 17:56:58
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ピエロ「揉んで、ほぐして、叩いて、しぼって…日本のマッサージチェアーは最高デース・:*:・(*´艸`*)ウットリ・:*:・」 町の人V「た、大変だ~!!あっちは伊勢海老焼きそばだそうだ~向こうも採算度外視できやがった~」 町の人達「なに~!!!」 ピエロ「慌てることはアリマセン」

2014-09-26 18:00:10
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ピエロ「こんなこともあろうかと~すでに、活あわびを取り寄せてありマース。松阪牛とアワビのコラボレーションでーす~(* ̄∇ ̄*)フッ 」 町の人M「す、凄すぎる~!!」 町の人N「これで、我々の。・:*:・゚☆ ネ兄 月劵 禾り ,。・:*:・゚☆」 ピエロ「アウルさん~殺す!」

2014-09-26 18:15:06
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アウル「む!嫌な予感がする…これは…」 御影・風花・小学生達はお城に来ていた。 御影・風花・礼希「こ、これは!?」 3人は天守閣、城の地下、目の前の遠矢湖の真ん中にある浮島、付田之子神社から魔性の気配を微弱に感じた。 御影「(´・∀・)bなるほどね~」

2014-09-26 18:27:07
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風花「上に行ってみましょう」 礼希「風花ねーちゃん!どうしてここに?」 御影「こんにちは(^o^)/」 礼希「この人だれ?」 風花「天老院の御影さんだよ。私は今、町を案内してるの」 礼希「そうなんだ~」 御影「みんなで上に行ってみよう~」 天守閣には石の像が設置してある。

2014-09-26 18:32:20
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さらに外を眺めると、遠矢湖が見える。その遠い先には付田之子神社も見ることができる。まさに、絶景。 えみり「おにぎり、作って来たの~(^-^)みんなで食べよう」 礼希・田中「おーーー((*≧ω≦*))ノ★」 じっとおにぎりを見つめる田中。食べようとするが、何故か思いとどまる。

2014-09-27 18:16:29
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礼希「田中??何やってるの???」 田中「あのさ~…これ食べたら…」 礼希「うん?」 田中「えみりちゃんの手と間接キッスだろう?(//∇//) 」 礼希「キモいわ~!!マジで!!!帰ってこいよ!一緒に妖怪ウォッチャブルで盛り上がろうぜ~」 田中「もーそれどころじゃないんだよ!!」

2014-09-27 18:19:22
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礼希「なんでだよ~?どうしたんだよ~?゚(゚´Д`゚)゚」 田中「おまえさ~女子からハンカチ貸してもらったことあるか?」 礼希「┌(┌゚Д゚)┐アッー!?もーいいよーー!!えみりちゃん!!田中がえみりちゃんのこと…」 田中「あーーーーー!!!」とおにぎりを一息で飲み込む。

2014-09-27 18:21:58
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えみり「うん?どうしたの?田中くん(*´∀`*) 」 田中「な、なんどぅえ、モグモグ、ないよー礼希のバーカー!!」と言って走っていってしまった。 礼希「まてよ~」 御影「この石像は興味深いねー魔性の気配を感じるよ…」 風花「これって、男女の像みたいですね」

2014-09-27 18:24:56
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御影「この地に眠る『力』と関係があるのかもね~」 一方、田中 ???「力は欲しくないか?」 田中「え?なんなんだよーおまえ!!」 ???「力は欲しくないか??」 田中「お、俺が欲しいのはえみりちゃんだけだ!!!ヽ(`Д´)ノ」 ???「そうか…」 田中の意識が遠のいていく。

2014-09-27 18:28:04
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礼希「田中!!!えみりちゃんはここにいて~w」 急いで、向かうと、ぐったりしている田中が。 礼希「大丈夫か?田中??」 田中「あー…大丈夫だよ。変な奴が来て…力が欲しいかって」 礼希「で、どうしたんだ?」 田中「俺が欲しいのはえみりちゃんだから」 礼希「本物だ…これは」

2014-09-27 19:31:26
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次の日、律は神社でなつみの練習に付き合っていた。 なつみ「あ!(>_<)」」転ぶ。 律「大丈夫だよw」 足が思うように動かない。それでも、めげずに立ち上がるなつみ。 陽子「あー…む、むりしちゃ~」 琢磨「ちっ!」 やや間を置いて。 律「なっちゃん!…休憩しよう」

2014-09-27 19:35:33
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なつみ「あ、はい」 律「なっちゃんは勝つ為に舞うって言ったよね?」 なつみ「はい」 律「うーん、わたしの時の話ねwあくまでも」 なつみ「はい」 律「神楽を舞っている時は神様のことを考えていたの…」 律「そしたらね…不思議といろいろなことを忘れて」 律「自然と一体になったの」

2014-09-27 19:39:22
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律「誰かと競う為でも、自分のためでもなく、神様に捧げる…それが、『奉納神楽』なんだよ…」 なつみ「……」 律「さーめを閉じて、自然を感じてみて…」 なつみ「はい…」といって目を閉じる。そっと席を離れ、陽子と琢磨を連れて行く。 律「これで、大丈夫かもw」 琢磨「そうなのか?」

2014-09-27 19:42:45
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律「本当の神楽に気が付くと思うからw」 陽子「本当の神楽?」 律「うんw神楽はねー技術じゃないんだよ。心で舞うんだよw」 陽子「そうなんだー律ちゃんはすごいね~お金持ちだし、可愛いし、お家は医者だし、霊はいけるし、神楽もできる」 琢磨「でも、如月、もう舞わないのか?」

2014-09-27 19:55:57
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律「私はそういう意味だと、もう、舞えないの…」 陽子・琢磨「??」 律「気にしないで~w」 その頃、御影と風花も神社にいた。 御影「ほら、みてごらん。歴史とか由来とかいろいろなことが書いてあるねw」 風花「本当ですね」 御影「なるほど、天変地異が多発していたのか」

2014-09-27 20:02:57
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風花「それを沖崎玄蕃頭が治めると落ち着いたのですね」 御影「…さて、だいたいこんなもんかなぁー」 風花「?」 御影「そろそろおいとまするよ~祭りもあるみたいだしねw」 風花「御影さん!」じっと見つめる。 御影「何かな?」 風花「やっぱり知りたいです。逃げたくないです…」

2014-09-27 20:06:19
Fu-ga @Fuga14

静けさのなかで、遠くから神楽の音色が聞こえる。 御影「わかったよ…君の思いは」 風花「あ、ありがとうございます*_ _))ペコリン」 御影「ただ、無茶はダメだよ(^-^) 」 そう言うと、御影は去っていった。 東町商店街 町の人H「た、大変だ━━━━!!」 会長「どうした!」

2014-09-27 20:09:25