異能使い 第二式リプレイ「矢城町怪奇劇」第3話－祀り－

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なつみ「先輩、いろいろ指導してもらっていいですか？」 律「うーん…(´-ω-｀)　ま、いいか～協力するよ(´∀｀*)　」 なつみ「あ、ありがとうございますm(_ _)m　」 律「じゃー練習ね」 なつみ「ハイ(^-^)/　」 マスターシーン クラウン「少々面倒なことになりました」

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クラウド「どうかしたのか？天老院などは端から始末していけばいい…」 朧な光がふたりをうつす。 クラウン「えーもちろん…あなたの戦闘力はあてにしています。が、調べなければならないことが多くなりました…」 クラウド「まどろっこしいな。で、こいつは？」 壁に刃を向ける。

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クラウン「おや～珍しい方が…この方は傀儡さんです。調べ物には重宝する方です」 傀儡「その役目、俺が引き受けてやろう～ククク」 クラウン「あなたにウマ味はありませんよ？」 闇が揺らめいた。 傀儡「お前が手に入れるであろう『力』の一部を頂きたい…」 クラウン「σ(-ω-*)ﾌﾑ　」

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クラウン「では、お願いしましょう」 傀儡「では、いってくる」 クラウド「俺は義理が果たせればそれでいい…」 少女「クラウド～…祭りの音が聞こえる…」眠い目を擦りながら少女が入ってきた。 クラウド「そうか…そろそろ、秋祭りか…」 ミドルフェイズ

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作戦会議は東町公民館で行われていた。目の前にある大量の焼きそばの麺を全員で眺めていた。 町の人A「無理だ…絶対に勝てない」 町の人B「じゃーどうするんだ！この大量の麺を」 町の人C「＠３日じゃどうにもならないよ…」 みんな「アウルさん!!どうしましょう？？」 アウル「(￣^￣)」

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会長「今更、お金もないし、変更は出来ない…」 町の人D「あっちは松阪牛ですよ!!」 律「(¨* )あのぉ…」 会長「律ちゃん!!そうだ！律ちゃんが神楽を舞ってくれれば！」 律「却下です！」ノータイム。 律「そういうことではなくて、福引とかどうですか？」 会長「おー！！」

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会長「つまり、如月病院がスポンサーになってくれて、ハワイ旅行がいっぱいとか！！」 律「それは、両親に言ってください。ではなく、お店の商品とかですよ」 町の人E「おー確かに、暇だから在庫はいっぱいあるしな～それはいい案だ」 その時！ ピエロ「やっぱり～そんなことデスカ～？」

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アウル「おのれ～卑怯者め(○｀ε´○)　何しに来た!!」 ピエロ「こちらは、既にボルドーからワインを仕入れていまース。ワインもつけて４５０円デース(￣∀￣)　」 アウル「くおーいったいどういうつもりだ！」 ピエロ「それでも何ともならなかったら魔性の力も使いマース」

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律「そんな卑怯なことをして勝っても、楽しくないでしょ？楽しいことが目的だったのでは？」 ピエロ「non　non　non～♪ワタシにとって今、一番楽しいことは～アウルさんが負けて悔しがる顔でース」 アウル「お前～」 ピエロ「アウルさん～今日は、あなたをアウルに（煽りに）来ました～」

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アウル「くそ～殺してやる～（`･ω･´）ﾑｯｷｰ!」 ピエロ「(T∀T)ﾉ_彡☆ばんばん!笑いが止まらん～see u」と言って消えてしまう。 町の人F「も、もうおしまいだー」 会長「何とかしてくださいよ～アウルさん！負けるわけにはいかないんです！このままでは滅んでしまう…」

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律「確かに、東町は衰退してるものね(つд⊂)　」 そこに１通の電話が！ 爺や「おぼっちゃま、こんなこともあろうかと、伊勢海老を大量に買い付けております」 アウル「爺や、よくやった…( -ω- `)ﾌｯ　」 爺や「祭りまでに生きたまま搬送致します」 町の人「これでかつる！！！！」

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アウル「当然の結末だ～見てろ、ピエロ！この伊勢海老焼きそばで吠え面かかせてやる！」 その頃、風花は御影と『叢雲家』に来ていた。純和風の広い屋敷。幼馴染の家だがくるのは久しぶりだった。 当主「このような格好で失礼する。病が進んでしまって…」 御影「いえいえ、楽にしてください」

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御影「ご依頼いただいた、息子さんの捜索の件ですが。やはり、どこにも見当たりません」 当主「そうですか…」 御影「ただ…」いい風が部屋を駆け抜けた。 御影「叢雲家の剣技で傷つけられたものが、かなりの人数となってます。この草薙家の嫡子もその一人です。押して測って頂きたい」

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当主「我が叢雲家と草薙家は因縁の家系。どちらかの家にしか当代の異能使いは現れない。この代は草薙家だ…あれは普通の男だ…」 御影「私は今ある客観的な事実を述べたまでです。お体をご自愛くださいますように」 そういうと叢雲家を後にした。追いかける風花そこに ご母堂「風花ちゃん！」

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風花「おばさん…」 ご母堂「あれは事故だから気にしないでね…いつでもいらっしゃい」 頭を下げる風花。そして、御影の後を。 御影「さて～次はお城に行こう♪」 風花「御影さん、さっきの話は…兄は、師匠に…」 御影「言っただろ？客観的な事実を言ったまでだって君の考えは現実ではない」

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御影「我々、闇に生きる情報屋にとって大事なことは予想ではなく、裏付けのとれた事実だけだよ。まだ、確認はとれてないよ～」 風花「私は真実を知りたい!!知らなくてはいけない!!」 御影「君はまだ、高校生だよ。真実なんてことを気にしないで、もっと楽しく生きていいんだよ？」

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御影「何かわかったらもちろん教える。今はお城を案内して欲しいなー」 風花「わかりました…」 矢白城に向かった。 その頃、図書館では小学生がsan値を削りそうな判定をしていた。 田中「ヤバイ…あの本を読んでる姿がかわいい…」 礼希「どうしたんだよ？らしくない!!元に戻れよ！」

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えみり「ふたりとも何か見つかった？」 礼希「いや～まだだよ」 田中「う、本に酔った( °ω°):∵ｸﾞﾊｯ!!」 ここで、情報判定でクリティカルを礼希が出した。 礼希「この本にいろいろと書いてあるｗ」 えみり「難しい、漢字とかがいっぱいだね(・・;)　」 礼希「えーと…」

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礼希「『ひのひめ』と『ひのみこ』という神様がいて、その神様を祀ったのが付田之子神社で、捧げるための舞が奉納神楽か…」 えみり「すごーい!!こんなに難しいのが読めるんだ(*´∀`*)ﾉ｡+゜*｡　」 田中がすごい顔で睨んでくる。 礼希「う (´дﾟ｀ll)　で、でも、」

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礼希「み、この本を見つけたのは田中だからさ～(￣▽￣;)　なー」 田中「お、(*￣0￣)/ ｵｩｯ!!　」 えみり「すごーい(☆∀☆)　どこにあったの？」 田中「ち、地下かな～(；´∀｀)　」 えみり「そこって、入っちゃいけないとこじゃ？････(￣д￣)････」 田中「う！」

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田中「き、気を取り直して、お城に行こうよ～"ｧ '`,､'`,､(´▽`) '`,､'`"」 えみり「そうだね(´∀｀*)　」 田中「ヤバイ…かわいい…」 礼希「ウザ！」 マスターシーン 不良A「ねーちゃんさ～俺達とイイコトしようぜー」 なつみ「や、やめてください！」

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不良B「いいじゃねーかよ～（・∀・）ﾆﾔﾆﾔ　」 なつみ「キャーーーーーー(´>ω<｀)　」 不良A「(ﾟωﾟ;)｡o○（やべ!?）　」 不良達はなつみの足を角材で殴りつける。 なつみ「\( 'ω')/ｲﾔｱｱｧｧｧｧｱｱｱｧｧｧｧｱｱｱ!!!!」 そこに登場するアウルと律

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律「なっちゃんに…何をする━━━━!!( ﾟдﾟ)ｳﾞｫｹ!!　」とドロップキックをかます。 アウル「いたいけな女子たいしてなんて不埒な！」と腹パン。 不良達「に、逃げろ～！ヾ(・ω・`;)ﾉぁゎゎ」 律・アウル「逃がさん!!!!」異能を使い拘束。 不良達「た、助けてくれ～」

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不良達「た、頼まれたんだよ～」 律「へぇ～誰に？( (≪●≫) ）Д（ (≪●≫) )　」 なっちゃん「あ、足が…い、痛い(>_<)　」 アウル「とりあえず、手当だ。病院だな…」と言うとなつみを抱きかかえて如月病院に。 治療後 律パパ「う～んすぐには完治は無理だな…」

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律「なら、神楽は？」 律パパ「とりあえず、安静だな」 律「そっか…」 病室にて 高橋琢磨「大丈夫か!?なつみ!!」 なつみ「おにーちゃん。うん、骨は大丈夫みたいだけど…」 琢磨「くそーいったい誰がこんなことを!!ヽ(`Д´)ﾉ」 陽子「あ、あたしの育てた…」