警察庁CSECセミナー

日本と東南アジアの児童買春・児童ポルノ問題への取り組みを共有した国際会議ノート
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NPO法人ライトハウス @lhjapan

ちなみにこの警察庁主催の児童の商業的性的搾取に関するセミナーは、一般の方にも公開されているものだそうです。さっき受付で聞きましたが、警察庁のHPから申し込みができたようです。毎年のものなので皆さんぜひ来年は参加してください!長丁場ですが内容濃いです。

2010-11-25 15:48:25
NPO法人ライトハウス @lhjapan

次はフィリピンの警察関係者からです。司法省捜査局児童女性虐待対策課長。フィリピンの人身売買被害の摘発の現状は日本よりは数が多いけど、なんだか少ない感じがする・・2009年は被害者数113人。しかし被害者の半分は未成年という現実。

2010-11-25 15:55:02
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フィリピン司法省から:Human Touch Spaというマッサージ屋での人身売買事例。被害者は全員男性(男児も?)16人の被害者が男性相手に悔悛されていた。全員保護。9人の加害者逮捕、4人の客も逮捕。

2010-11-25 16:02:44
NPO法人ライトハウス @lhjapan

フィリピン司法省から:事例。3人の児童が良い仕事をオファーされた後人身取引被害に。一人の子が逃げ出し警察に通報したことでほかの子も保護に。なんて勇気のある行動だ・・レアなケースだと思います。

2010-11-25 16:04:21
NPO法人ライトハウス @lhjapan

フィリピン司法省から: なんと5個の事例のうち、4つは被害者は全員男性の売春宿。マッサージ屋をうたい、被害者は男性客との性的行為を強要される。加害者はフェイスブックを使っても店の広告をしていたとか!

2010-11-25 16:06:53
NPO法人ライトハウス @lhjapan

フィリピン司法省から:対策として、今後主要ターミナルやバス乗り場で「反人身売買デスク」を設置し、被害者の移動の際の発見・介入に努めたい。<素晴らしい!

2010-11-25 16:09:59
NPO法人ライトハウス @lhjapan

フィリピン司法省から:フィリピンのベストプラクティスとして、人身売買のオンライン通報システム、大統領主導の女性警官による機関が全国に配置されたこと。

2010-11-25 16:15:54
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最後の外国警察の発表はタイ警察から。ミャンマー人2人の女児がタイ人トラフィッカー(人身売買人)にレストランの仕事を約束されてタイに。しかし連れてかれたのは売春宿で、6か月間、昼2時から11時まで売春させられた。報酬は一つもなかった。摘発ではなく、自ら逃げ出した。

2010-11-25 16:23:45
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タイ警察:先ほどのケースはミャンマーに住む有名なタイ人ブローカーによる犯行の一つだった。被害者はやっと勇気を出して情報をだしてくれ、そのブローカーは捕まったが、ミャンマーからの移動の際は細心の注意を払った。彼はボディーガードも付く有名なギャングメンバー。移動はすべて飛行機にした。

2010-11-25 16:26:21
NPO法人ライトハウス @lhjapan

タイ警察:事例の紹介。裕福なタイ人男性が3人の少年と性交渉をしたことで逮捕。バンコクに4つも家を持つ尊敬されたビジネスマンである彼は、捜査の際に「性的に男性に興味があるわけではない。ただ、男児とセックスをしてみたかった」という。警察当局も大変ショックを受けた供述だった。

2010-11-25 16:32:37
NPO法人ライトハウス @lhjapan

休憩中です・・質疑応答はほぼ日本の警察関係者からの質問でした。同じ事例にたいしてそれぞれどのように取り組んでいるかは、現場の警察だからこそ知りたいし共有できる・・・そのための素晴らしいセミナーかと思います。

2010-11-25 16:44:11
NPO法人ライトハウス @lhjapan

最後は各国NGOからの発言です;カンボジアNGO APLEから。アップルとよむそう。アップルはカンボジア主要3都市にオフィスを構える。カンボジアの現状として、2万人のストリートチルドレン、5.5万人の児童買春被害児童を抱える。

2010-11-25 17:42:32
NPO法人ライトハウス @lhjapan

カンボジアNGOから:識字率は35%、貧困率も90%と高く、人身売買の送り出し国、中継国、そして受け入れ国として”機能”している。2百万人以上の旅行客を抱えるが、多くが買春者という実態。

2010-11-25 17:43:15
NPO法人ライトハウス @lhjapan

カンボジアNGOから:アップルの取り組みとして、積極的な買春旅行者のモニタリング。証拠事実の収集データ化。潜在的な人身売買被害者へのインタビューにより、虐待を見極める。そして、すべての情報を当局に届ける。

2010-11-25 17:43:28
NPO法人ライトハウス @lhjapan

カンボジアNGOから:アップルの法的支援として、買春被害児童に彼らがもつ権利を伝えること、法廷での被害者の協力に同行し、被害者がカンボジア裁判所もしくは外国の裁判所によってしっかり補償を受けることを徹底している。

2010-11-25 17:43:40
NPO法人ライトハウス @lhjapan

カンボジアNGOから:ショッキングな事実。買春児童は欧米の買春者によって長期間にわたり利用され、“洗脳”される。アジアの買春者は、子どもとの買春を特に好む。買春者の中には、子どもに近づくために自らNGOや学校を建てるものも・・・!

2010-11-25 17:43:56
NPO法人ライトハウス @lhjapan

日本警察からの質問:被害児童の数は? どれくらいの支援を受けるのか。・・しかし翻訳がうまくいかない・・答えが返ってこない。はは。。。

2010-11-25 17:44:11
NPO法人ライトハウス @lhjapan

ポラリス船戸から質問:潜在的な被害者へのインタビューはどのようにやっているのか。またそのような対象者にどうアプローチしているのか 回答:警察署ですでに売春で捕まっている潜在的な被害者にインタビューをしている。<このようなアクセスがあるカンボジアがうらやましい!日本は難しい。

2010-11-25 17:45:37
NPO法人ライトハウス @lhjapan

次はECPATフィリピンの事務局長ドロレスさん。フィリピンでは、有名なツーリストスポットが児童買春と人身売買の受入地となっている。

2010-11-25 17:46:27
NPO法人ライトハウス @lhjapan

フィリピンNGO:16歳少女の例。ダバオからエンターテイナーとして日本行きを勧められ、身分証明書を偽造されマニラに移動。日本に発つ前に、マニラで日本人買春客が集う店でも買春させられる・・・ひどすぎる。

2010-11-25 17:47:17
NPO法人ライトハウス @lhjapan

フィリピンNGO:フィリピンは児童の商業的搾取をなくすために3つの法律がある。児童保護の法と、反人身売買法、そして児童ポルノ禁止法。法がありながら、被害者のための保護は十分ではない。やはり対策としては、被害者を生みださないための予防と早期介入。

2010-11-25 17:47:48
NPO法人ライトハウス @lhjapan

フィリピンNGO:ECPATの支援活動としては、被害者がさらなる被害に巻き込まれないための保護、被害者が法に訴えられる環境を作ること、情報や通報をしっかり漏洩から守ることなど

2010-11-25 17:48:03
NPO法人ライトハウス @lhjapan

フィリピンNGO:米国人とドイツ人加害者によって虐待されていた少女二人を救った。これも、ほか児童支援グループと地域の人々が自治体を巻き込んで協力した結果。その後ほかの子どもたちも保護された!

2010-11-25 17:48:34
NPO法人ライトハウス @lhjapan

ポラリスがかかわった事例も、被害者を母国に帰し家に帰してもまた取り引きされる危険もあり(家族が問題、加害者が近くにいる等)、その後も被害者の安心した生活を保障する支援がまさに必要

2010-11-25 17:48:51
NPO法人ライトハウス @lhjapan

タイNGOの報告CPDPという団体です。ペドファイル(児童虐待者)に虐待された子どもたちの写真が映されてます・・・虐待され、ストリートで暮らすことになり買春されるために取引されたり・・・

2010-11-25 17:56:21