鬼薬ネタや夢内容などの防備録

自分用に残しておく防備録です。
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はりゅ@限りなくアウェー @harukanoketu

昨夜から死ネタがおさまらなくてなー頭の中ぐーるぐーる

2014-09-16 17:20:02
はりゅ@限りなくアウェー @harukanoketu

お薬の場合ってば死んだ後常世に来るんじゃなくて消滅だからなー。消えたら二度と会うことなんてないしなー痕跡すらなくなりそうで、しかも記憶まで消されそうじゃない?

2014-09-16 17:23:14
はりゅ@限りなくアウェー @harukanoketu

忘れたはずなのに、何かが胸の奥で引っかかってるんだよ。ふとした瞬間に匂いとか感触とか、シルエットとか、チラつくんだよ。でも誰だかわかんないんだよ。

2014-09-16 17:24:17
はりゅ@限りなくアウェー @harukanoketu

白澤さんは知識の神だから流石に記憶を消すことは出来ないんだけど、お薬に事前に何かあった時は誰にも何も話さないでほしいとか言われてて、多分白澤さんだけが記憶残ってるのな

2014-09-16 17:42:14
はりゅ@限りなくアウェー @harukanoketu

んで最近鬼灯様変なんだよねってシロさん辺りから情報入って、あいつ記憶消されたはずなのにってチッってするんだよ。でも約束だし苦しんでるなら苦しめばいいさって教えない。

2014-09-16 17:43:47
はりゅ@限りなくアウェー @harukanoketu

仕事で極楽満月に来た時に、鬼灯さんがふと零す。「……以前、ここで誰かと会ったような気がします」って。でも思い出せないのだと。「ふーん、勘違いじゃない?」って白澤さんにべもない。

2014-09-16 17:49:05
はりゅ@限りなくアウェー @harukanoketu

「薬に、何か関係しているような」って茫然と呟く鬼灯さんに「まあ、そえが商売だったからねえ」ってつい口を滑らしちゃう白澤さん。ベタすぎる。

2014-09-16 17:52:31
はりゅ@限りなくアウェー @harukanoketu

「あっ」って口を押さえるんだけどもう遅い。「あなた何を知ってるんですか」ってマッハで迫る鬼灯さんが白澤さんの首を絞め上げればいいと思うよ。「さぁ吐きなさい!」って「ごんなんで吐けるか……」って半死状態の白澤さん乙。

2014-09-16 17:53:44
はりゅ@限りなくアウェー @harukanoketu

どうせ記憶無いんだし言ったところでわからないんだからってさらっと白状しちゃう。あんたの約束ってそんなもんなんですかってお薬(イメージ)が突っ込んでればいいですね!

2014-09-16 17:57:22
はりゅ@限りなくアウェー @harukanoketu

「薬売りクンっていたんだよ。退魔の剣持って、モノノ怪斬ってた怪しい薬売りの商人。よくうちに買い物に来てたよ。忘れてるだろうけど、お前とも仲良かったしな」ってゲホゲホしつつ。でもそう言われてもピンとこない。「薬売り……? 退魔の剣……?」って首を傾げてる。

2014-09-16 17:59:41
はりゅ@限りなくアウェー @harukanoketu

「じゃあ僕が薬売りクンの絵を描いてやろう!」って筆と紙を取り出した白澤さんに「どんな人を描くか知りませんが止めた方がいいと本能が告げるので断固拒否します」って金棒投げつけてればいい。「オゥフ!」って壁にのめり込んで筆と紙を手離す白澤さん、一見落着(違

2014-09-16 18:01:40
はりゅ@限りなくアウェー @harukanoketu

しかしどんなに思い返してもわからない。薬売りの商人で、退魔の剣とやらを持って、モノノ怪を退治している人物。よく極楽満月に来てるっていうなら漢方を扱っていたのだろうか。しかしそれは鬼なのだろうか?それとも天上の人間なのだろうか?

2014-09-16 18:03:41
はりゅ@限りなくアウェー @harukanoketu

「まあ、思い出せないなら仕方ないだろ。僕もそれ以上言うつもりないし。用が済んだらさっさと仕事戻れよ」って追い出すのね。こいつが戸惑う姿を眺めているのも悪くはないけど、一応言うなと言われてることだし、それにこれ以上物理で問い詰められても身が持たないから

2014-09-16 18:05:50
はりゅ@限りなくアウェー @harukanoketu

取り合えず仕事があるし、帰路につく鬼灯さんなんだけど、さっきから白澤さんの言葉が頭から離れない。思い出そうとするのに記憶の一部分が白く塗り潰されたように、何かが抜け落ちてる気がするのに、それが何かわからない。歩いている足が徐に止まって、立ち尽くす。

2014-09-16 18:08:01
はりゅ@限りなくアウェー @harukanoketu

「誰なんですか」ってぽつりと呟く。知らない誰かなのに、体が覚えてる誰か。姿形を思い浮かべることも出来ないのに、触れた感触だけが覚えてる。さらりとした手触りは長い髪だろうか。細く長い華奢な指先、幽かに香る漢方薬の中に、どこか香木を感じさせる匂い。

2014-09-16 18:12:05
はりゅ@限りなくアウェー @harukanoketu

いつも、待っていた。 (誰を?) いつ戻るかわからなくて。 (どこから?) 無事を案じてばかりいた。 (何に?) できることなら、傍にいたかった。 (あなたは誰だ――?) 覚えてるのに覚えていない。思い出したいのに思い出せない。 身体の中から何かが抜け落ちた感覚。

2014-09-16 18:15:13
はりゅ@限りなくアウェー @harukanoketu

足元の地ががらりと崩れていくような、酷く危うげな記憶。 どうしてこんなにも、わからない人が気になるのだろうか。何故自分は思い出せないことに衝撃を受けているのだろう。

2014-09-16 18:17:14
はりゅ@限りなくアウェー @harukanoketu

唐突にザアと温い風が吹く。地面の落ち葉を舞いこんで吹き上がる風がひゅうと高い音を奏でて耳に残していく。んで、はっと顔を上げるんです。 「声が」一瞬。誰かの声が、聞こえたような気がする。

2014-09-16 18:19:06
はりゅ@限りなくアウェー @harukanoketu

声かどうかわからないけれど、確かに名を呼ばれたような気がする。『鬼灯様』と。 慌てて周りを見回すんだけど、やっぱり何もない。誰もいないし、風もすぐに止んでしまった。 でも知っている。聞いたことがある。静かで、落ち着いた、耳に心地いい声が、確かに。

2014-09-16 18:21:33
はりゅ@限りなくアウェー @harukanoketu

きっとわからない誰かを、自分は確かに知っていた。だけど何かがあって、思い出すことが出来ない。記憶が消されている。思い出そうとしても見えない強い力で封印されているような、そんな感じだ。

2014-09-16 18:23:20
はりゅ@限りなくアウェー @harukanoketu

しかもその思い出せない誰かは、とても近しい存在だったのだろう。体に刻まれた記憶は鮮明で、忘れることが出来ないほど覚えている。そして思い出せないことに、これ程までにショックを受けているのだから、どれだけの思い入れがあったのか。

2014-09-16 18:24:38
はりゅ@限りなくアウェー @harukanoketu

「誰なんですか」 ぽつり、と。 「どうして消えてしまったのですか」 揺れる視界、落としそうになる水滴を堪えるのに上げた顔。 「……どうして思い出させてくれないのですか」 こんなにも焦がれる思いだけを残して。 何も出来ないことが、辛いのだと。

2014-09-16 18:27:16
はりゅ@限りなくアウェー @harukanoketu

うおおおおおお暗いし辛いしやっぱ死ネタはあかーーーーーーん!!!!

2014-09-16 18:27:32
はりゅ@限りなくアウェー @harukanoketu

思い出せない日々が続いてねー、切なさともどうにか折り合い付けて、それにも慣れてきた時にね、不意に鈴の音が聞こえるんですね。どこかで聞いた音色だなって。でもきっとこれもいつものことだって思うんですけどね。でも白澤さんから聞き出した言葉は忘れてないんですよ。

2014-09-17 00:50:36
はりゅ@限りなくアウェー @harukanoketu

一字一句漏らさず覚えてる。だからね、私の鬼薬話をベースにするとね、金木犀の香をね嗅いで、ぱっと思い出すんですよ。風の音とか、明かりに照らされた誰かの横顔とか、一つ一つのパーツが断片的に思い浮かんで、ぱっぱっぱって走馬灯みたいに。

2014-09-17 00:52:40
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