ヨコスカ・アサイラムVSラブホテル鎮守府 ~チキチキ ポロリもあるよ! ドキドキ合同演習 in なんばパークス~ Part0
達人の中の達人の領域にまで達しているであろうその者は、今何が起きたのかを理解するのに時間を要しているらしい。そのままの状態で、首だけをこちらに向け「――どうして避けられたのかしら」若い女の声。それも、何処かで聞いた事がある声。 #変態不知火さん
2014-09-26 14:34:04「おっかしいなぁ。今、確実にあなたのωを狙えたと思ったのに」またも同じく、音もなくベッドから右腕を抜き、その右手をわきわきと動かして、正面に立つ。ああ、悪い予感は当たるものだ。もしかすると、これまでで最凶の相手かも、しれない。 #変態不知火さん
2014-09-26 14:36:46俺は彼女を知っている。最早その名を知らぬ者は居ないであろう、その艦娘。狂気に身に染めた者でもなく、心から〝楽しんで〟狩りをするモノ。獲物を狩り、その感触に酔う。男性として生まれた者ならわかる、その恐ろしい艦娘の名は。まさか、お前は……そう言うと彼女は笑った。 #変態不知火さん
2014-09-26 14:39:48鳥の羽で出来たピーピー鳴るオモチャを加賀の部屋に放り込んだらめっちゃプピィとかピィとか鳴いてるので、エンジョイしてるらしい。よかったよかった。数秒で細切れになった羽根が中から放り出されてきたけど。 #加賀さん観察日記
2014-09-26 14:40:25「ふふ、宜しくね」可憐に微笑む足柄。あぁ、きっと彼女は街の店先に並んであるお洒落な服を着こなせば、それだけできっと栄えるであろうに、その手にあるものは、ω。それを見た瞬間、確信した。彼女は行脚をしていたのだ。 #変態不知火さん
2014-09-26 14:44:01ゴールのこの鎮守府を目指しながらも、道中で遭遇した男性のωというωをその手でちぎり、去勢したのだろう。お遍路さんならぬ、おωさん。ならば到達点である筈の俺が…………八十八個目のωとなるのか。今は無事な俺のアレが、きゅっと縮こまったような気がした。 #変態不知火さん
2014-09-26 14:47:55不意を突いた足柄の一撃は偶然の回避で避けられた。……が、彼女がそのたった一撃で大人しく諦めるようなタマではない。ωだけに。いや、彼女にωはないのだが。――雑念。それは死を意味する。世にも恐ろしい怪物が、俺の目の前に居る。それが問題なのだ。 #変態不知火さん
2014-09-26 14:51:04すごい怖いシーンなんだけど、どうしても足柄がωを持って提督のωを狙ってる無差別大量ω強奪事件だったって考えるとなんか笑いがこみ上げてくる #変ぬい
2014-09-26 14:51:47