連城三紀彦・全作品紹介

『処刑までの十章』刊行記念、『小さな異邦人』までの連城三紀彦の小説作品全60作の簡単な紹介。 独断と偏見によるオススメ度つきですので、連城作品何から読めば? 未読が色々あるけど面白いのある? という方のひとつの指標になれば幸いです。 2015/10/20:『処刑までの十章』『女王』の紹介と、各作品の評価の修正版を追加しました。
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浅木原忍@31日西う25ab @asagihara_s

『一夜の櫛』★★☆ 『夢ごころ』★★★ 『黄昏のベルリン★★★★ 『あじさい前線』★★ 『飾り火』★★★★ 『たそがれ色の微笑』★★★☆ 萩の雨★★ 『どこまでも殺されて』★★★☆ 夜のない窓』★★★☆ 『褐色の祭り』★★★★

2015-10-20 23:15:24
浅木原忍@31日西う25ab @asagihara_s

『ため息の時間』個人的には★★★★☆ 客観的には★★☆ 『新・恋愛小説館』★★ 『美の神たちの叛乱』★★★★☆ 『愛情の限界』★★☆ 『落日の門』★★★★☆ 『明日という過去に』★★★★ 『顔のない肖像画』★★★☆ 『背中合わせ』★★ 『牡牛の柔らかな肉』★★★☆

2015-10-20 23:17:15
浅木原忍@31日西う25ab @asagihara_s

『終章からの女』★★★★☆ 『花塵★★★ 『紫の傷』★★★ 前夜祭』★★★☆ 『恋』★★ 『誰かヒロイン』★★ 『隠れ菊』★★★☆ 『虹の八番目の色』★★☆ 『美女』★★★★ 『年上の女』★★★ 『火恋』★★☆ 『秘花』★★☆ 『ゆきずりの唇』★★★☆

2015-10-20 23:20:00
浅木原忍@31日西う25ab @asagihara_s

『夏の最後の薔薇(嘘は罪)』★★☆ 『白光』★★★★☆ 『人間動物園』★★ 『さざなみの家★★☆ 『流れ星と遊んだころ』★★★★☆ 『造花の蜜』★★★★☆ 『小さな異邦人』★★★★ ~以下追加~ 『処刑までの十章』★★★ 『女王』★★★☆

2015-10-20 23:22:13
浅木原忍@31日西う25ab @asagihara_s

とりあえず以上。前回 togetter.com/li/729362 と比べて大幅に上下したものはないですが序列的にはだいぶ変動しました(『どこまでも殺されて』はまあ水準作だろうとか『運命の八分休符』が再読してみたらベスト級の傑作だったとか)

2015-10-20 23:25:37
浅木原忍@31日西う25ab @asagihara_s

というわけで以下『処刑までの十章』と『女王』の追加分書きます

2015-10-20 23:26:46
浅木原忍@31日西う25ab @asagihara_s

61【処刑までの十章】(光文社単行本)★★★ 平凡な会社員・西村靖彦が失踪した。「五時七十一分」という謎の時刻が、彼の失踪と土佐清水の放火殺人事件を結ぶ。弟・直行は靖彦の妻・純子とともに兄の行方を追うが……。 amazon.co.jp/dp/4334929729 #連城三紀彦全作品紹介

2015-10-20 23:30:28
浅木原忍@31日西う25ab @asagihara_s

果てしない疑心暗鬼と推理のスクラップ&ビルドの迷宮に読者を誘う遺作長編。どこを切っても連城印だが、ひたすら霧の中を彷徨うように読み進めた先、突然現れる真相は唐突だし、いくつも謎が放置されるのでスッキリはしない。真相直前の推理の方が魅力的なところが実に連城。 #連城三紀彦全作品紹介

2015-10-20 23:34:30
浅木原忍@31日西う25ab @asagihara_s

62【女王】(講談社単行本)★★★☆ 昭和24年生まれの荻葉史郎には、東京大空襲の記憶があった。史郎は自分の記憶と祖父の死の謎を追う。邪馬台国研究者だった祖父はなぜ吉野に向かい、若狭で死んだのか……? amazon.co.jp/dp/4062095645/ #連城三紀彦全作品紹介

2015-10-20 23:37:04
浅木原忍@31日西う25ab @asagihara_s

「水行十日、陸行一月」の解読を軸に邪馬台国の謎を追う歴史ミステリにして、邪馬台国に取り憑かれた者たちの愛憎のドラマが繰り広げられる、疑似歴史小説路線を軸にした連城ミステリの集大成。濃厚すぎて連城マニア向け。魏志倭人伝をホワイから読み解くのは連城ぐらいでは。 #連城三紀彦全作品紹介

2015-10-20 23:43:04
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