@nichmosa 「白龍!」 呆れたような馬鹿にしたような白龍の言葉に、堪えきれなくなったアリババは白龍の襟首を掴むとそのまま勢い良く頭突きした。ガツンという衝撃が頭に響き、一瞬視界がくらりと回る。 予想外の反撃に瞠目する白龍の瞳を間近で覗き込みながら、アリババは口を開いた。
2014-10-10 01:29:07@nichmosa 「お前っ…なんでこんな事すんだよ。こんな事するのがお前の目的っつう訳じゃねえだろ」 怒りと悲しみと困惑の入り混じった顔で見上げてくるアリババは、組み敷かれた状況だというのに白龍を心配しているようだった。
2014-10-10 01:30:16@nichmosa 何の理由もなく、共に冒険した仲間である筈の白龍がこんな事をする筈がないと思い込んでいるのだろう。 アリババのその信頼が愛おしくて、憎かった。 「…アリババ殿には分からないでしょうね」 ぽつりと呟いた言葉は思いの外よく響き、その声の冷たさにアリババは息を呑んだ。
2014-10-10 01:31:21@nichmosa 「俺と貴方は違うから」 だからきっと、この気持ちは一生分かち合う事など出来ないのだろう。 それでも構わない。 アリババの命運は、己が握っているのだから。 長い上にエロ皆無!!大変失礼致しましたああああ・*・:≡( ε:)
2014-10-10 01:33:00@nichmosa 長々書くの素晴らしいよおおおもっとくらさい!!。゚(゚^ω^゚)゚。ヤンデレ龍アリ美味しい!!。゚(゚^ω^゚)゚。
2014-10-10 01:34:11@kitsuka_02 ふぉあああああああっ・*・:≡( ε:) きっしゃんすごい仕事した…エロかなって思ってたらエロじゃなかったけどめちゃくちゃ興奮した…した…_(-ω-`_)⌒)_ きっしゃんの文才すごいぜ語彙力半端ねぇっ!!見習いたい…くぅっ!!
2014-10-10 06:30:05@kitsuka_02 それに、理解されることなど最初から望んでない。期待すらしていなかった。 襟首を掴んでいるアリババの手を払い、その肩に手をかけると強く寝台に押し付けた。ぎしりと音を立ててアリババの身体が寝台に沈み込む。
2014-10-10 07:08:56@kitsuka_02 未だにアリババの瞳に強く映る怒りと悲しみ。その色に憎しみが混ざらないのならば到底理解などしあえないのに。 「俺に逆らうことは許さない。次に俺を拒んだら…わかりますよね」
2014-10-10 07:47:18@kitsuka_02 短くてごめんよぉおおおっ・*・:≡( ε:) 本当は唇に血が滲んだアリババ君に触れてまるで女性の紅みたいだ。とか言う白龍さんを続けて書きたかった…!!!
2014-10-10 10:33:08@kitsuka_02 先程噛み付いたからだろう。アリババの唇に血が滲んで、ランプに照らされてゆらゆらと艶やかに濡れている。 触れた親指を横に滑らせれば、アリババの唇が朱で彩られる。 「まるで紅のようだ」
2014-10-10 12:22:10@kitsuka_02 ってとこまで書きたかったの!!!ヾ(⌒(ノシ'ω')ノシ ヤンデレ龍さん楽しい!!!ヾ(⌒(ノシ'ω')ノシ
2014-10-10 12:41:10@kitsuka_02 この頃辺りオルバ達は別のところに投獄されてて、その様子を見に来たジュダルに「てめぇっ!!アリババさんをどこに連れてったんだ!!!」とか突っかかるんだけど、ジュダルはオルバの目に映る憎しみの色を見て、「お前いい目してんなぁ」って笑った後に
2014-10-10 19:08:44@kitsuka_02 「アリババクンなら白龍のところだ。今頃お前らの命乞いか…我が王のご寵愛を受けてることだろうよ」とか言ってくれると嬉しいなって思ってる( 'ω' 三 'ω' ) 「アリババさんに何かしてみろ…てめえらぜってー許さねぇ…」鉄格子にしがみつきながら今にも
2014-10-10 19:12:37@kitsuka_02 噛み付きそうな勢いのオルバに楽しそうに口元を歪めるジュダル。 「残念だけどそれを決めるのは俺じゃねぇ。我が王だ」 正面からオルバを覗き込んでニヤリと笑う。 「もう手遅れかもしんねぇなぁ…。でもお前みたいなのは好きだぜ。いつでも殺しに来い」
2014-10-10 19:17:13@kitsuka_02 それだけ言ってジュダルは愉しそうにその場を去って行く。 その後ろ姿を睨みつけながら、何度もちくしょう…ちくしょう…って床を叩くオルバとかみたいな!!( 'ω' 三 'ω' )
2014-10-10 19:23:21@kitsuka_02 (´-`).。oO(興奮のあまり外側とか買いちゃったらかなり長いリプになっちまってただ…オルバ君とか…ツボでな…一人一人別の部屋に分けて投獄されてるといいなって思う…( 'ω' 三 'ω' ))
2014-10-10 19:28:40@nichmosa アーッ!!良い!!それ良い!!んで大聖母組が自分達の無力さを噛み締めて打ちひしがれてるところにトトちゃんが『何俯いてる!アリババを助けるのがトト達の役目だ!!』ってオルバ達を一喝して脱獄しようとするって展開まで空目した.˚‧º·(´∩ω∩`)‧º·˚
2014-10-10 19:30:15@nichmosa って続いてた!!一人一人別々がいい!!声は聞こえるけど顔は見えない感じでヾ('ω'ヾ) 三 (ノ゙'ω')ノ゙
2014-10-10 19:31:43@kitsuka_02 一方その頃のアリババは…。゚(゚´ω`゚)゚。 って感じでヤられちゃってる訳だね!!我が王のご寵愛を受けてるのだよ!!( `•ω•´ )
2014-10-10 19:32:29@nichmosa 我が王の寵愛。゚(゚^ω^゚)゚。やばい愛が重いよ白龍さあああん!!だがそこがいい!!てか会社やら電車の中やらでにやけまくりそうになったマスクプリーズ!!ちもたんのが文章力あるよおおお滾るよおおお((└(:3」┌)┘))
2014-10-10 21:59:25@nichmosa そうして、アリババが再び口を開く前にその唇を塞いだ。 びくりと肩を揺らしたアリババは反射的にぐっと歯を食いしばる。けれどそれを咎めるように、組み伏せた手に力を込めるとそこは観念したようにゆるゆると開かれていった。 あとはもう、白龍の為すがままだ。
2014-10-10 22:00:13@nichmosa 微かに開かれた隙間に強引に舌を捻じ込ませ、その奥で縮こまっていたアリババの舌を掬い取るように絡ませる。触れ合った熱い体温に驚いたアリババは、慌てて逃げるように舌を引っ込ませようとしたが、その前に白龍が強くそれを吸い上げた。 「……っ!」
2014-10-10 22:01:14@nichmosa 痺れる程強く吸われ、アリババはその初めて感じる刺激にびくびくと身体を震わせた。すると白龍は満足気に目を細め、ゆっくりとアリババの上顎を擦り上げていく。溶けてしまいそうに熱くなった体温に煽られながら、白龍はアリババの口腔を貪った。
2014-10-10 22:02:06@nichmosa アリババの反応はお世辞にも慣れているとは言えない。むしろ始めての生娘のような反応で、本当にこの人は一体今までどんな生き方をしてきたのかと思った。 どうしてこんなにも穢れを知らないのか。 どうしてこんなにも、柔らかな存在のままで生きてこられたのか。
2014-10-10 22:04:13