キャラクター論とは何か 鳳凰篇

1
It happens sometimes @ElementaryGard

今や懐かしの存在。モナーといいます。2000年に2ちゃんねるに登場したAA。 pic.twitter.com/gEJHi3PcOX

2014-10-11 09:32:41
拡大
It happens sometimes @ElementaryGard

ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2… わけのわかんない系統図。これらは「2ちゃんねらー」という共犯意識的同族感覚の上に成立している。

2014-10-11 09:35:39
It happens sometimes @ElementaryGard

デ・ジ・キャラットはもともとはブロッコリー社によるキャラクターショップのポストカードやイラストPOPとして登場。

2014-10-11 09:43:35
It happens sometimes @ElementaryGard

1998年かそれより前?それがこげどんぼの四コマまんがに登場。 pic.twitter.com/F7uOYABsJK

2014-10-11 09:45:37
拡大
It happens sometimes @ElementaryGard

インターネットの急速拡大期と重なりますね。つまり仮想共同体的共犯意識的同族感覚がマターリと広がっていった時期。

2014-10-11 09:48:27
It happens sometimes @ElementaryGard

昨日お見せした「アンクル・サム」のコミックブック。1940年連載開始。アメリカは当時参戦してませんが大西洋の向こう側では大戦が勃発していました。戦争の危機となればいやでもナショナリズムが盛り上がる。つまり国内で仲間意識が強まる。 pic.twitter.com/YJmeOol8Lx

2014-10-11 09:50:26
拡大
It happens sometimes @ElementaryGard

戦争という大仰な設定を持ち出さずとも、インターネットによってごく日常的環境と地続きの同族感覚を演出できる時代がやってきたのが20世紀の末でした。

2014-10-11 09:52:00
It happens sometimes @ElementaryGard

モナーは2ちゃんねらーの海に漂う存在でしたが、でじこは違った。記号的存在と当時東や大塚が論評したのとは裏腹に、実はこげどんぼというしたたかなまんが家の手のひらの上にあった。後ろにしっかり「作者」はいたわけです。

2014-10-11 09:53:39
It happens sometimes @ElementaryGard

1997年にホリプロが放ったバーチャル・アイドル「伊達杏子」は、共犯意識的同族感覚を刺激するには至らなかった。仮想共同体に支えられることも、開拓することもなかった。 pic.twitter.com/XVEhEGipn5

2014-10-11 09:58:32
拡大
It happens sometimes @ElementaryGard

データベース消費 ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87… 懐かしいですね。ここには仮想共同体という視点がない。それから論者は男ばっかりですね。

2014-10-11 10:05:03
It happens sometimes @ElementaryGard

ちょっと話題はずれるのですが、スーパーマンの映画やドラマの新作をタイムワーナーが定期的に繰り出してくるのは、スーパーマンを知らない世代が生まれてしまうのを避けるため。NHKでやってた『ヤング・スーパーマン』はまさにそう。今制作中の新作映画も。

2014-10-11 10:09:01
It happens sometimes @ElementaryGard

日本だと東映がそういうの自覚的にやってる。往年のヒーロー(女性も含む)を再登場させて世代を超えさせる。

2014-10-11 10:10:08
It happens sometimes @ElementaryGard

仮想共同体を企業側がしっかりプロデュースしているわけです。

2014-10-11 10:11:46
It happens sometimes @ElementaryGard

ところがミクさんの場合は、ニコニコ動画という双方向メディアがプラットフォームとなって仮想共同体をプロデュースしてきました。

2014-10-11 10:13:42
It happens sometimes @ElementaryGard

キティはどうか。1975年にキティ商品が登場。親から買って「もらう」、友だちに「あげる」といった双方向性のコミュニケーションの司祭としてキティは今も存在しています。

2014-10-11 10:15:50
It happens sometimes @ElementaryGard

「もらう」「あげる」という、おそらくこの世でもっとも素朴なメディアをプラットフォームに成り立っているのがキティ。本来ただのデザインでしかなかったものが「キャラクター」となったのです。

2014-10-11 10:16:59
It happens sometimes @ElementaryGard

そうか「キャラクター」の後ろにはコミュニケーションという裏機能があるんだ!

2014-10-11 10:21:02
It happens sometimes @ElementaryGard

スーパーマンの絵を見れば「ああ、赤いマントで空飛ぶひとでしょ」とか「飛行機が墜ちそうになるとよいしょって持ち上げてたね」とか、活躍してる姿がイメージされます。映画やアニメやドラマの場面の断片ですが。

2014-10-11 10:32:19
It happens sometimes @ElementaryGard

で、この「ああ○○○なひとでしょ」と呟く(呟かせる)のが「キャラクター」によるコミュニケーション。ただ呟く内容は映画やドラマに基づく。キャラクターの背後に強力なプロデューサー(企業というべきか)が存在する。

2014-10-11 10:34:59
It happens sometimes @ElementaryGard

モナーはちょっと違った。背後にあるのは2ちゃんねるというプラットフォームと、2ちゃんねらーというマス。

2014-10-11 10:36:06
It happens sometimes @ElementaryGard

キティは背後にサンリオという強力なプロデューサーがいるけれど、もらう/あげるという行為はごく個人的な関係。それらが網の目となって大きな網で世界が包み込まれる。

2014-10-11 10:39:16
It happens sometimes @ElementaryGard

ミクもどこかキティの「もらう/あげる」に似ている。ニコニコで「みせる/みる」の関係。デジタル技術の上にあるものの、すごく素朴な対人コミュニケーション。

2014-10-11 10:47:36
It happens sometimes @ElementaryGard

お守りをひとにあげたりもらったりする関係に通じるのかもしれない。

2014-10-11 10:52:02