渉外係が障害になってはいけないだろという話

某ソフトの延期のニュースより学ぶ「渉外係」の資質についての考察。要するに「渉外係は事態を悪くしちゃダメ」というだけ話です。
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Nobuyuki Kobayashi @nyaa_toraneko

某ソフトの延期記事ネタをじっくり読んでみたんですが、渉外係が一番の障害を引き起こしていることに気がつきました。コレ、実はよくある話なんだよね。特に法務を名乗るヤツが、ホームラン級のバカだとどうしようもなくなります。『ネゴシエイターには、中立的かつ利にさとい人物を選びましょう』

2010-11-27 05:51:29
Nobuyuki Kobayashi @nyaa_toraneko

渉外係が身内を守る事だけに注力すると、大抵事態は解決不能になります。揉めている時には、当然身内の中にも嘘を言っているヤツがいる可能性を頭のどこかに置いておいて、その上でお互いの主張の正当性を判断できるようでないとダメ。そして最終的にどこで手を打つかの利が計算できる頭でないとね。

2010-11-27 05:56:42
Nobuyuki Kobayashi @nyaa_toraneko

そういえば某エロゲー会社の法務を名乗る男が、2ちゃんレベルの法律談義をしてきて喧嘩売ってきたことがあったなぁ…そいつ、契約書の読み方も知らなかったので無視してやりましたが、僕の知っている法務担当者でも最低レベルのバカでした。あんなの連れて来なければ、少しは話を聞いてあげたのにね。

2010-11-27 06:00:08
Nobuyuki Kobayashi @nyaa_toraneko

そういう意味では、「揉めている時の渉外」というのは、戦争に似ています。戦争は、本来外交手段のひとつで、重要なのは「いつどのように止めるか」を常に考えながら続けるということです。だから交渉できる窓口も確保しながらやるものです。本来、そういうシビアな取引なんですよね。

2010-11-27 06:09:10
Nobuyuki Kobayashi @nyaa_toraneko

最後に昔著作権専門のお偉い弁護士の先生に伺った話ですが、裁判というのは、一番とっちらかった事態の収拾の仕方だということを知っておいたほうがよいとのことです。つまり、裁判よりもマシな解決方法があるならそれを選んだほうが大抵よいですよということ。やはり偉い先生は違うなと思いました。

2010-11-27 06:14:12
Nobuyuki Kobayashi @nyaa_toraneko

もちろんだからといって泣き寝入りをしろという話でもありませんので…その辺りは、普段から親しい信頼のできる弁護士の先生を作っておくしかないのかな。アメリカとかはそうらしいから、日本もそうなっていくのかもしれませんね。

2010-11-27 06:16:56