忠義 禁断の恋

教師と生徒の禁断の恋
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クラゲ @04kurage

#86 from忠義 ① まだ暑さの残る新学期 体育祭前ということで 何処か校内も活気に満ちている中 俺は全く関係の無い国語教師 そう言うことに真剣になるのも億劫で 担任も顧問も持たへん ちょっと変わった教師であんまり人気も無い 授業やって淡々と進めるから大半の生徒が寝てる

2014-09-07 22:09:15
クラゲ @04kurage

#86 ② 適当に教科書を読みながら 窓際から歩く 慌てて起きる者 寝続ける者 そんな生徒に興味があるわけやない 教科書を読みながら意識はグランドに “さすが陸上部足早過ぎやろ” とリレーの練習中の女子生徒を見る 今体育なら教室に戻るルートは… と頭を巡らせる俺

2014-09-07 22:12:25
クラゲ @04kurage

#86 ③ チャイムが鳴ったと同時に 「終わり。因みに今日の所テスト出すから」 何て言って教室を出る “マジかよ…あの鬼畜教師” 何て言葉を無視して廊下を歩く 少しボサボサ頭にメガネの俺 彼女から言わすと 「オタクっぽい」 格好で過ごす 『大倉先生こんにちは』

2014-09-07 22:16:49
クラゲ @04kurage

#86 ④ ほらやっぱり合ってた 何食わぬ顔で挨拶して行く彼女 体育祭の練習があるためこの時期だけ体操着で授業を受けることを許されているためか体操着で横切る彼女 ん? 少しの違和感を覚える俺 昼休み 中庭で過ごす彼女を図書準備室から見下ろす “あ、やっぱり…あいつ”

2014-09-07 22:20:44
クラゲ @04kurage

#86 ⑤ しかも近くにおる男子も見とるやんけ 俺は彼女にLINEをする 放課後部活終わりの彼女が現れる 『先生!昼休みの時間にLINEしたらバレるじゃん!』 入ってくるなり大きな声でそういった彼女 全然気付いて無い様子 ちょっとわからしたるわ そう思って彼女に近づく

2014-09-07 22:24:46
クラゲ @04kurage

#86 ⑥ 『何?』 「お前今日ブラ水色?」 そっと耳元で言うと 『え?はぁ⁈あっー!』 「お前うるさい」 と口を塞ぐ 白い体操着の下に何も着てなかったから下着が丸見えな彼女 ガサゴソとカバンから今更取り出した変えのキャミ サッとそれを取り上げると慌ててる彼女

2014-09-07 22:28:17
クラゲ @04kurage

#86 ⑦ 『先生返して!』 何て言うけど 「あかん。お前男子に結構見られてたで。どういうつもり?見せたかったん?」 『ちっ違う!』 「やっぱり同じ位の年齢の子がええやろ?」 『え?何で?』 「俺よりそっちがええで見せてたんとちゃうの?」 『違うもん!』 涙目の彼女

2014-09-07 22:31:35
クラゲ @04kurage

#86 ⑧ ついつい虐めてしまう俺 「ほな俺にも見せてや?」 そう言ってソファに座って膝を叩く ゆっくり近づいてくる彼女 『汗いっぱいかいたんだけど…』 「ええよ」 彼女の腕を引き膝に座らす 「跨って?」 向かい合わせると顔の高さに彼女の胸 「こんなに透けさして…」

2014-09-07 22:34:41
クラゲ @04kurage

#86 ⑨ そっと下着をなぞる 「えらいおとなしいやん?」 『だって…』 顔を真っ赤にしている彼女 こう言う所はまだまだ幼いって思った きっかけはテスト前 図書館でずっと勉強してた彼女 受付で座ってたら 『大倉先生…あの…ここ教えてください』 って出された教科書

2014-09-07 22:37:42
クラゲ @04kurage

#86 ①⓪ 担当してたわけやないのに俺の名前何て良く知ってたなって思って驚いた それからちょくちょく勉強教える様になって ある日 『先生ってメガネとったらすごくイケメンですよね?』 何て真横で言う 「どうだってええやろ」 『外して見てよ!』 とサッとメガネを取った彼女

2014-09-07 22:40:19
クラゲ @04kurage

#86 ①① 「おい!返せって!」 『やだねー!ほらかっこいい!』 何て言って図書準備室で追いかけっこ 何かの拍子にソファに押し倒した形になって 目の前に顔を真っ赤にした彼女がいて 『先生やっぱりかっこいいね』 何て微笑んだから思わずキスしてしまった

2014-09-07 22:43:48
クラゲ @04kurage

#86 ①② そしたら 『先生…好き…』 何て言うからそのまま行為に及んだ それから始まった秘密の関係 「体育祭で浮かれ過ぎやて」 『ゴメンなさい…』 「ちょっとお仕置きやな」 プチンとブラのフックを外す 服の中に手を忍ばせるとビクッと跳ねた身体 ゆっくり胸を揉んで行く

2014-09-07 22:46:56
クラゲ @04kurage

#86 ①③ 裾をめくり胸に舌を這わすと 『んっ…』 と息が漏れる 「声我慢しいや?」 何ていいつつ下に手を伸ばす 下着越しにこするとすぐに濡れてくる 「エロなったなー」 『先生のっ…せいっ…あっ…』 自分の指咥えて必死な顔で見下ろしてる彼女 少しズラして直接触れる

2014-09-07 22:51:57
クラゲ @04kurage

#86 ①④ 『先生…んっ…声我慢できないっ…』 「しゃーないな」 キスで口を塞ぎながら中へと指を入れていく 俺の肩に手を乗せて力を入れて握る たまらんくなって攻め立ててしまう そろそろ限界って所で指を抜くと もの足りん顔で見つめてる彼女 「もう帰らんとあかんのちゃう?」

2014-09-07 22:54:21
クラゲ @04kurage

#86 ①⑤ 何て意地悪を言うと 『ヤダぁ…』 何て言う 「何?」 『先生の意地悪…』 そう言って俺のメガネを取ってキスしてくる 「そんなん何処で覚えてくるん?俺しか知らんはずよな?」 彼女をソファに沈めて自分のをあてがう 「俺のしかここに入ったらあかんのやけど?」

2014-09-07 22:57:12
クラゲ @04kurage

#86 ①⑥ 『先生だけだよ…?』 ほらまた煽る様な目線 「ほな受け入れや」 始めから激しく動く俺 キスで口塞いでも漏れてしまう位で 必死になって付いてくる彼女 最後は意識を飛ばした ソファで眠る彼女にジャケットをかける そっと頭を撫でてみる

2014-09-07 23:00:09
クラゲ @04kurage

#86 ①⑦ きっと彼女よりも俺の方が先に好きやと思った あの日図書館で話しかけられるよりも先に ずっと勉強してた彼女を見た時から 「俺はあかん教師やなー」 そっと呟く 『ダメじゃないよ?』 驚いて見ると目を開けてる彼女 『先生本当は熱心何でしょ?めんどくさがりなだけで』

2014-09-07 23:03:29
クラゲ @04kurage

#86 ①⑧ 何て微笑んでる彼女 『先生の教え方すごくわかりやすいのに』 「お前やからやで?」 『そうなの?』 「あぁ」 『でも絶対容姿は変えちゃダメ!』 そう言う所は高校生なんだと思った 彼女しか知らない秘密の俺と 俺しか知らない彼女への秘密

2014-09-07 23:07:06
クラゲ @04kurage

#86 ①⑨ 「この前テスト前出すって言った所、入試でも結構出てるからもう一回やるぞー。今日は寝るなよ」 キョトンとする教室の生徒を他所に授業する俺 例のごとく体育で走るグランドの彼女 授業終わりにすれ違う 真っ黒なキャミを密かにアピールしてきた彼女

2014-09-07 23:11:27
クラゲ @04kurage

#86 ②⓪ 相変わらずのボサボサ頭にメガネやけど ほんの少しだけ彼女のお陰で変わった気がした これからも続く秘密の恋愛 pic.twitter.com/724hdFrTrE

2014-09-07 23:13:05
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