- eighter_rieko83
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249 目が覚めると、目の前に大好きな彼の寝顔。 寝顔見るの2回目だけど…やっぱりかわいいな、とか男性には失礼? ずっと見てたいし、キスしたいけど、起こしたくないし、朝ごはん用意してあげたい。 そっと布団から出た…あ、何も着てない! そのまま寝ちゃったんだった…。
2014-10-09 08:11:36250 なんか急に恥ずかしくなって、しゃがんで服を着ながらチラリと彼の寝顔を確認。 良かった…起きてない。 朝ごはんを用意して、ベランダのとこのカーテンと窓を開けた。 すごくいい天気。 独り占めしたくて、出かけたくないとか言ったけど、こんないいお天気に出かけないとか、
2014-10-09 08:11:46251 アウトドア好きな彼には酷だったかな? そう思いながら窓のとこに体育座り座りで、空を見上げた。 安田「○○~?」 私 「ここだよ~!」 寝ぼけ眼の彼が私を後ろから抱きしめながら座った。 安田「おはよぉ。」 そう言いながら、ほっぺにチュッ。 私 「…おはよ。」
2014-10-09 08:11:58252 安田「起きたらおらんから 帰ったんか思ったわー。」 私 「そんなわけないでしょ。」 安田「ふふ…早いなぁ、起きんの。 きのう一緒にいーっぱい 夜更かししたのにぃ~。」 耳元でイタズラな声。 私 「も、もぉ…。」 安田「天気えぇなぁ~。」
2014-10-09 08:12:10253 私 「…しょーちゃぁん?」 安田「んー?」 私 「お出かけしたい?」 安田「なんでぇ?今日はここで ゆっくりすんねやろ?」 私 「うん…でも天気いいよ?」 安田「天気なんか関係ないやん。 2人きりでおりたいんやろ?」 私 「ん…でも…、」
2014-10-09 08:12:20254 安田「でもちゃうわぁ。俺も今日は いちゃいちゃしたいねん。」 私 「しょーちゃ…、」 安田「ホンマは朝からシよか 思っとったのにぃ…。」 そう言って耳裏にチュッ。 安田「起きたらもぉおらんから ガッカリしてんでぇ?」 さらに首にチュッ。
2014-10-09 08:12:32255 安田「それからさぁ、さっきから また“しょーちゃん”て 呼んでるで?」 今度は肩に唇つけて、きつく吸われた。 小さな痛み。 安田「ふふ、俺のモンてしるし。 これ、呼び方間違った罰な?」 ほっぺたくっつけてギュッとされる。 私 「…あ、のさぁ?」
2014-10-09 08:12:49256 安田「なにぃ?」 私 「呼び方すぐ変えなきゃダメ?」 安田「なんでぇ?」 私 「ずっと呼んでたから… すぐ変えるの難しいよ…。」 安田「えぇ~?きのう、あんな 呼んでくれたやぁん?」 私 「えっ…だ、だって…!」 安田「あん時は別なぁん?」
2014-10-09 08:13:01257 私 「えっ…そ、」 安田「ふははははは!」 私 「もぉー、からかってるぅ!」 安田「んーだってぇ、 かわえぇんやもーん♪」 私 「…もぉ…。」 安田「ごめんてぇ。ふふ。 な、こっち向いてぇ?」 言われてゆっくり振り向いたら、優しく唇が重なった。
2014-10-09 08:13:09258 きのう、いっぱいキスしたのに、明るいからかな? なんだかすごく恥ずかしくて、それを隠すように口を開いた。 私 「あ、朝ごはん作ったんだよ? 食べる?」 安田「ん、食べる!」 くしゃって笑ってくれる。 そして私の身体を抱きかかえて立ち上がり、手を繋いで歩く。
2014-10-09 22:24:56259 向かい合って幸せな朝食。 そしてきのうと同じように、また並んでお片付け。 幸せすぎてクラクラしちゃうな…。 安田「コーヒー飲むぅ?」 私 「飲む!じゃ、私つく、」 安田「俺が作る!朝食 作ってくれたから!」 「僕の番~♪」って楽しそうに作ってくれた。
2014-10-09 22:25:14260 ソファーに身体をくっつけて座る。 私 「△△、どうだったかなぁ…。」 安田「なー?しぶやん本気 っぽかったけどなぁ…。」 私 「ホント?」 安田「うん…俺の勘やけど。 なんか、みーんな幸せに なったらええな?」 私 「うん、そうだね。」
2014-10-09 22:26:05261 安田「俺は今、めーっちゃ 幸せやけど!」 肩をツンツンされて、照れちゃって何も言えないでいると、不服そうな顔。 安田「俺だけぇ?」 私 「え、ううん…!私も…。」 安田「もー、 また恥ずかしいんー?」 答える代わりに彼の肩に頭を乗せた。
2014-10-09 22:26:49262 安田「…お!ふふ…。もぉ、 コーヒー零すやんかぁ。」 私 「へへ…。」 安田「DVDでも見る? あ、なんか見たいって 言ってたんあったやん!」 そういえばそんな話、したっけ。 彼が好きだって言ってた映画。 見るって返事したら、すぐ用意してくれた。
2014-10-09 22:27:05263 ちょっと切ないラブストーリー。 思わずエンディングで泣いちゃったら、彼が微笑みながら肩ギュッとして涙拭ってくれた。 私 「しょぉちゃん、泣いてない…。」 安田「俺泣かんよ。」 涙もろいくせにぃって見ると、くしゃっと笑った。 安田「何回か見たしぃ…、」
2014-10-09 22:27:32264 安田「今日は ○○の顔見とったから~。」 私 「えっっっ!!」 安田「あはは!」 身体ごと私の方向いて、両手両足で…ギュッと挟まれた?! 安田「いくら見とっても 飽きんわぁ~俺の彼女!」 そう言って更に強く抱きしめてから、そのままゴロンと横になる。
2014-10-09 22:29:05265 “俺の彼女”って…なんかうれしいな…。 安田「あんなぁ、またちょっと仕事 忙しくなりそぉやねん…。」 彼の寂しそうな声が耳のすぐ後ろから聞こえた。 私 「うん…。」 安田「こんなゆっくりはしばらく できんかも…。」 私 「うん…そっか…。」
2014-10-10 20:43:31266 安田「寂しいのん俺だけぇ?」 私 「そんなわけないでしょ…。」 巻きついた彼の腕をギュッとした。 私 「でも、お仕事だもん。」 もう我が儘言うようなお年頃じゃない。 安田「…ちょっとでも時間あったら 会いに行ってもえぇ?」 我が儘は言えないけど…、
2014-10-10 20:43:38267 彼の我が儘ならいくらでも。 そんなの我が儘とも思えないけど。 私 「うん…会いに来て? 呼び出してもいーよ?」 安田「ふふ、ホンマぁ?」 私 「うん…!お仕事がんばって。」 安田「でも、充電しとかんと、 がんばれんかも…。」 私 「…充電?」
2014-10-10 20:43:43268 安田「うん…シよ?」 私 「えっ?!」 服の中に入ってくる手。 私 「わ、しょーちゃん?」 安田「きのうのじゃ、足らんし。」 もう片方の手が短パンの中に。 私 「えっ、わ、」 安田「きのうので満足したん?」 私 「えっ?そ、」 安田「まだ時間あんで?」
2014-10-10 20:43:47269 上も下も下着の上からゆっくりと感じる彼の温かさ。 私 「ん…しょ、」 安田「すぐその気にさせたるって… な…?」 そして、両手が同時に下着の中へ。 私 「んっ…。」 焦らすようにゆっくり触れられて、逆に感じる。 耳に舌の刺激が加わって、また声が漏れる。
2014-10-10 20:43:52270 安田「もぉその気なったん?早い やん…エロいなぁ…もぉ。」 私 「…だ、だって…。」 安田「“だって、俺のせい?”」 イジワルな声。 私 「ちが…、だって…、 章大がスキ、だから…。」 恥ずかしいけど、素直に…。 安田「…もぉ、なんなぁん…?」
2014-10-10 20:44:07271 安田「その、たまに素直に言うて くれるやつ…、 たまらんのやけど…。」 そう呟くように言って…指が中に。 唇はいつの間にか胸を吸ったり舐めたりしていて。 頭がまた痺れる…。 だんだん何も考えられなくなる…。 とにかく彼の指や唇や愛を感じるだけ……………。
2014-10-10 20:44:43272 ーーーーー 結局、お昼ごはんも食べずに愛し合って、車で家まで送ってくれた。 家に△△はいなくて…買い物にでも出かけたのかな? オナカが空いたから、あるものを適当に食べて、お風呂に入った。 お風呂出て部屋に戻った所で△△が帰宅。 見ると、きのう出て行った時と同じ格好。
2014-10-11 08:36:07273 私 「…えっと…まさか今まで すばるくんと一緒だったの?」 △△「えと…はい…。」 私 「・・・・。」 △△「あの…目剥いて驚いてるとこ 悪いんだけど、ご報告が…。」 それから、東京で仕事を探すこと、なんとすばるくんと暮らすこと…驚いて倒れそう。
2014-10-11 08:36:16