放射能対策【空気清浄機のメンテナンス】

cmk2wl @cmk2wl

1. 室内用の #空気清浄機（メーカー品）から瘴気が漂ってきたので、分解してみました。分解清掃とインプレッションを連投します。

cmk2wl @cmk2wl

2. N95マスク。これがあっても高濃度の汚染地域で使用された #空気清浄機 は分解しないほうがいいです（命がけの作業になる）。基本的な作業はすべて屋外で。 コンセントを抜いて、HEPAフィルター類を取り出し、水が使える場所に。 pic.twitter.com/zkxEVirQ1B

拡大

cmk2wl @cmk2wl

3. #空気清浄機　外せるパーツは全部外し、電動ドライバーでネジを抜きながら、掘り進んで行きます。ホコリが付着した部分に遭遇したら、その都度、その部分を、水とブラシでホコリが舞い上がらないように洗っていきます。 pic.twitter.com/EGyju6TeNm

拡大

cmk2wl @cmk2wl

4. 家電製品で水を使うタイプのものは、それなりに水濡れに強い仕様になっています。この #空気清浄機 は加湿機能付きなので本体にも水をかけて洗います。 すべては自己責任。おすすめはしません。 pic.twitter.com/V7jHpfghiU

拡大

cmk2wl @cmk2wl

5. こういった部分に、わざわざ水をかけるようなことはしません。歯ブラシ、よく絞った雑巾、紙タオルで適宜清掃しながら進んでいきます。#空気清浄機 pic.twitter.com/c0D1F1Foop

拡大

cmk2wl @cmk2wl

6. 機械ものを分解したことがない人が、無理して作業すると組み立てられなくなったり、壊してしまうことも。#空気清浄機 は単純な構造ですが、途中で懸念を感じたら、そこまでにしておいたほうがいいです。 コネクタ類を外してバラバラに。 pic.twitter.com/LkM56No993

拡大

cmk2wl @cmk2wl

7. 核心の部分、ブロアーファン内のモーターファン部分まで掘り進みました。 運転音にムラがあったのは、ファンに汚れが付着していたから。大量の水をかけながら、ブラシで丁寧に洗います。#空気清浄機 は殆どがこのブロアーファンタイプです。 pic.twitter.com/kWrDzhwMO6

拡大

cmk2wl @cmk2wl

8. HEPAフィルターで濾過された空気の筈なのに、ブロアーファンの内部は汚れています。部品同士のつなぎ目や、ごく僅かな隙間から侵入した空気にもよるものです。#空気清浄機 ではあっても、このような汚染環境下での仕様ではありません。 pic.twitter.com/OH1tYQohI2

拡大

cmk2wl @cmk2wl

9. ブロアーファンの中まで汚れているのは、他にも理由がありました。この #空気清浄機 は水を入れて、加湿が出来るタイプ（使ってない）。水を入れたときに、何らかの理由でオーバーフローした時の水が、下部から外に抜ける道（アカ道）があるのですが、その隙間がホコリの侵入口に。

cmk2wl @cmk2wl

10. あろうことか、その隙間は外とツウツウで、 #空気清浄機 をひっくりかえしてみたところ、ホコリがその部分に固まって付着している。付着したホコリが湿気と一体となって、瘴気を作り出していた！「まるでそびえ立つクソだ！」。 pic.twitter.com/mcrDyNm9vP

拡大

cmk2wl @cmk2wl

11. ひとしきり #空気清浄機 に罵声を浴びせた後、そのアカ道をアルミテープで塞ぐことに。馬鹿げた仕様に技術的センスを疑う。日本の家電製品はくだらない付加価値をつけるだけで、基本的なことがなおざりにされてしまっている。後発メーカーに抜かれて当然。

cmk2wl @cmk2wl

12. 放射性物質対策で #空気清浄機 を買うなら、余計な機能がついたものはいらない。HEPAが入っていて、気密性が高くて、流量が十分ならOK。 写真はテープで塞いだアカ道。空気清浄機のメンテナンスをするなら、底部に注目。 pic.twitter.com/M4rXkvYuAg

拡大

cmk2wl @cmk2wl

13. 件の加湿器の部分。オモチャな機能の為に #空気清浄機 としての機能の一部に抜けが…。もちろん大量の空気が入っていたわけではないし、数年かけてホコリがそこに付着したのは理解できるけど、これからは通用しない。実用一点張りがいい。 pic.twitter.com/1IHzJw13Ss

拡大

cmk2wl @cmk2wl

14. ということで、無事に組み終わり、外で乾燥させ、試運転をして、瘴気もなくなって、今も部屋の片隅で稼働している #空気清浄機 。あるのとないのとでは人生に大きく関係してくる。 付加価値によってメンテナンスしにくい機種は本当にやっかい。 買うのならシンプルなものを。END

cmk2wl @cmk2wl

15. 前回分解清掃した #空気清浄機 　4ヶ月使用して外観をみたところ、下部の電源部の通気口や、ホコリセンサー部分。フィルターを取り付けるカバーのノッチ部分などが小さな開口部になっていて、他を塞ぐとそこが侵入口になってしまう。 pic.twitter.com/Z4g5e38rgd

拡大

cmk2wl @cmk2wl

16. 下部の電源部の通気口はサージカルマスク。小さな穴にはアルミテープとグルーガンで。筐体のつなぎ目も見てくれにかまわずシーリング（後で剥がせる）内部にたまったホコリがゴソッと出て来たら最悪。#空気清浄機 はメンテナンスが必要。 pic.twitter.com/LqFM4H6dB4

拡大

cmk2wl @cmk2wl

17. #空気清浄機 。隙間やホコリ検出口などの開口部を塞いだら、今度はモナカ（部品張り合わせの意）のつなぎ目からも空気（ホコリ）が入るように…。陰圧が強くなればなるほど、微細なだけにどこからでも侵入可能。 pic.twitter.com/obSgnbVIuZ

拡大

cmk2wl @cmk2wl

18. #空気清浄機 モナカの部分はすべてシーリング。カバー等のノッチの部分はツメをカッターで削って、グルーガンでやはりシーリング。乱流がなくなって、吸気音が劇的に静かに。 pic.twitter.com/wfNcWEylY4

拡大

cmk2wl @cmk2wl

19. 市販の #空気清浄機 には限界がある。隙間を全部埋めても分解清掃は絶対に必要だし、埋めれば分解しにくい。でも内部の汚れを放置すれば被曝に直結する。そもそも外部からの空気で電源を冷やす方式のメーカー品は、どうしても汚染物の侵入を許してしまう。

cmk2wl @cmk2wl

#空気清浄機 の分解清掃したときに感じたけど、常に大量の空気が出入りしているからフィルター部分以外もホコリを集め易い。 空気清浄機の周辺はよく掃除をした方がいい。壁にもホコリが付着している。

cmk2wl @cmk2wl

#空気清浄機 のプレフィルターになるものを探していて、100円均一で発見。 手芸用のフェルト。それなりに厚みがあるし、わりと細かい。 同じく不織布の衣装カバー。サイズをあわせてハサミでカット。電源ONのまま、きっちり隙間なく。 pic.twitter.com/GvskqprsP2

拡大

拡大

拡大

拡大

cmk2wl @cmk2wl

作業時間10分。HEPAの次にフェルト、不織布×２枚、メーカー純正プレフィルターを被せて作業終了。風が通るなら、含まれる微粒子は衝突したものに付着する。層が多いほど効果は大きい。仮にプレフィルターを通過しても、HEPAが控えている。 pic.twitter.com/SMZYiXOwXx

拡大

cmk2wl @cmk2wl

環境によっては数ヶ月でHEPAは寿命。安いプレフィルターが多ければ長持ちさせることができるし、微粒子の捕獲能力も上がる。風量が大きい空気清浄機なら、風量が落ちるまでフィルターをかませてやればいい（筐体に不備な隙間、埃の侵入口がないという前提）

cmk2wl @cmk2wl

極端に風量が落ちた場合の問題は、吐出する空気で部屋の空気が撹乱されないことにある。つまり埃が室内を循環しないから、空気清浄機の吸い込み口に集まってこない。そんな時はサーキュレーターや扇風機を回してやればいい。 空気を遮断しすぎて空気清浄機のモーターが焼けないよう注意。自己責任で。

cmk2wl @cmk2wl

プレフィルターにはどの程度の効果があるか？ これほどに→ twitter.com/cmk2wl/status/… やってみる価値はおおいにあるし、いまやらなければ手遅れになりかねない。 大惨事が起こる。暗黒の時代が来る。

cmk2wl @cmk2wl

いつも空気清浄機の HEPAフィルターの手前に、サージカルマスクを分解したフィルターをくっつけているんだけど、かなり汚れる。黄色い土埃のようなものが一週間でびっしり。季節によって埃の質が変わる。 pic.twitter.com/E3nTPr7eYj

2014-12-19 16:32:06