スポーツを教える本質とは@sk8uhouho

インラインスケート愛好家であり、ノンプロのインストラクターuhouhoがスポーツを教えるという行為の本質について垂れ流したまとめ。 後でブログ記事として編集する参考にするためにまとめてみました。
1
uhouho(インラインスケート愛好家) @sk8uhouho

先日、教える事の本質とは何なのかを考えさせられるキッカケがあり、色々考えてみた。 勉学についてはあまり教えた経験がないので、スポーツに限った自らの経験からの考えをまとめてみたいと思う。

2014-10-28 12:17:04
uhouho(インラインスケート愛好家) @sk8uhouho

まず、下記記事が参考になると思う。 武井壮が語った「スポーツが短期間で上達するコツ」 logmi.jp/5734

2014-10-28 12:17:09
uhouho(インラインスケート愛好家) @sk8uhouho

この中で「頭で思っていることと、実際やっていることがずれていると、なかなかうまくいかない」という発言があるが、これがほとんど全てを語っているように思う。 正解があるとして、それと違う点を修正の仕方を伝えるのがスポーツにおいての教え方ということになると思う。

2014-10-28 12:19:35
uhouho(インラインスケート愛好家) @sk8uhouho

となると、必要条件は 1.正解の姿を知っている。 2.正解とのズレを認識できる。 3.ズレを直すための伝達する方法(言葉だけのときもあれば、道具を使う方法もありますね)を持っている。 ということになります。

2014-10-28 12:21:08
uhouho(インラインスケート愛好家) @sk8uhouho

で、僕が思うに、1.が物凄く重要で、基盤なのだと考えています。 インラインスケートを例に出すと、滑れるようになった人って、ストライド1とかAフレームターンとかできなくなってしまう。 これはなぜか?考えてみたことありますか?

2014-10-28 12:22:13
uhouho(インラインスケート愛好家) @sk8uhouho

僕の考える結論は、それぞれの技術の段階における正解の姿を認識していないまま上達し、上級技しか使えなくなっているからです。 先述のストライド1、Aフレームターンはインエッジしか使わないというお約束です。 初心者はセンターに乗るのが怖いので、勝手にインエッジに乗っています。

2014-10-28 12:23:38
uhouho(インラインスケート愛好家) @sk8uhouho

ところが、上手くなってアウト。センター・インのエッジを使えるようになると、それが普通になってしまい、かなり意識しないと、自分の楽な動きをしてしまう。 これが、1.正解の姿を知っている。の重要さです。 名選手が名監督とは限らないとはこういうことなのだと思います。

2014-10-28 12:25:25
uhouho(インラインスケート愛好家) @sk8uhouho

2.正解とのズレを認識できる。 というのは、意外と簡単のようでそうでもありません。 「なんか違う」というレベルでは大抵の人は出来るのですが、「こことこことここが違う」と理解できる人はかなり教え慣れている人です。

2014-10-28 12:26:45
uhouho(インラインスケート愛好家) @sk8uhouho

で、ズレを認識しても、ズレている箇所が数カ所の及ぶと一度に言われても、受講者には理解しきれない(同時に修正できない)のが普通です。 3.伝達する方法 につながってきますが、どのズレを先に直すと、次のズレが直りやすいのかというのは、受講者によってかなり違います。

2014-10-28 12:28:26
uhouho(インラインスケート愛好家) @sk8uhouho

だから、一概に「教え方を教える」というのは、かなり難しいことだと考えています。 もちろん、傾向として「こんな例が多いから、こう伝えると直ることが多いですよ」という、「教え方のコツ全集」みたいなのは作れると思いますし、教えられるでしょう。

2014-10-28 12:29:57
uhouho(インラインスケート愛好家) @sk8uhouho

でも、本当に教え方を教えるというのは、正解を知り、ズレを伝えることができるようにすることだと考えています。 正解を細かに知るというのは、相当に地味な内容です。 多分、本当に知りたい人手なければ、聞いていて退屈です。

2014-10-28 12:31:22
uhouho(インラインスケート愛好家) @sk8uhouho

そして問題なのは、正解が時代を越えて正解で在り続けるか否かが不明瞭なことです。 他スポーツで聞くところだと、例えばスキーの技術の常識も、ある時点で変化しているとか。 ITほどのスピードではないにしても、正解は変わり続ける可能性があります。

2014-10-28 12:33:33
uhouho(インラインスケート愛好家) @sk8uhouho

「変わり続けるのは何故か?」は道具の変化であったり、それまでの考え方が間違っていたり(レベルが低いものだと、練習途中に水を飲むなとか…)色々あるとは思います。 最終定期には「教える」前に「正解を知る」という意識が必要だと考えます。

2014-10-28 12:35:41
uhouho(インラインスケート愛好家) @sk8uhouho

だから、JISSAでインストラクターになってもらう方々には「まず、見本を見せられるようになってください。」とだけお願いしています。 自らの体で見本が見せられないことを、教えるのは相当に高いレベルです。トリプルアクセルができない監督が選手に教えるようなものです。

2014-10-28 12:36:55
uhouho(インラインスケート愛好家) @sk8uhouho

そのレベルの監督は理論と、細かい箇所の指導(体軸、視線、首の返すタイミング、腰の返し、股・ヒザ・足首・趾・エッジの角度、微妙なターンの弧の形状)など多岐に渡るでしょう。 それこそ、本質に近い部分の知識と、正解とのズレを見つけられる目が必要です。

2014-10-28 12:39:12
uhouho(インラインスケート愛好家) @sk8uhouho

なので、僕は「よくあるアドバイス全集」は気楽に読んでもらえるかも知れないですが、本当に「教え方を知りたい」という人は稀有なんじゃないかと思います。 これがこの数日考えた結論です。 まぁ、本当は合計5時間くらいかな?

2014-10-28 12:40:50
まてを @Kusakariki_Mate

@sk8uhouho そうですね。だからレシピ本であり、COOKPADなんですよね。 みんな欲しいのは。 で、料理を教えるといっても手順通りに教えるだけが大半で、なぜそうなのか、どうしてそうなのかまで追い求める人は、少ないですよね。

2014-10-28 15:19:22
uhouho(インラインスケート愛好家) @sk8uhouho

@Kusakariki_Mate なるほど、レシピ本とは言い得て妙だね。 気付かなかったよ。 ありものの材料で何となくそれっぽい料理が作れるようになるのは、レシピの応用だよね。 レシピ本にも追求させる前段階としての意味は出せるかもしれない。 例えそういう人が少ないとしても

2014-10-28 16:10:30