研究紹介26 行為の悪さが重要?真実と嘘に対する子どもの初期の理解に行為の悪さが与える影響(Journal of Experimental Child Psychology, 2012)

研究紹介です。子どもの嘘や真実の理解に関する研究です。
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欺瞞的コミュニケーション研究会(考え中) @D_research_team

小学校に入る前くらいの子どもは、悪い行為(こっそりお菓子を食べるなど)をすること=嘘と認識しやすい傾向があるそうです。つまり、こっそりお菓子を食べたあとに正直にお菓子を食べたことを認めても“嘘”をついていると思ってしまうようです(goo.gl/CrAUZq)。

2014-10-24 18:17:54
欺瞞的コミュニケーション研究会(考え中) @D_research_team

詳しく知りたい方は下記をご覧ください。 【研究紹介26】行為の悪さが重要?真実と嘘に対する子どもの初期の理解に行為の悪さが与える影響(Journal of Experimental Child Psychology, 2012) goo.gl/CrAUZq

2014-10-24 18:19:06
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得られた研究結果から、著者たちは子どもの嘘や真実の理解についてシナリオを用いて検討する場合には、シナリオの登場人物が悪い行為をしていないものを使うことを推奨しています。

2014-10-24 18:19:36
欺瞞的コミュニケーション研究会(考え中) @D_research_team

論文では質問法(本当と聞くか、嘘と聞くか)や性差の影響が示唆されていますが、考察では一切触れられていません…。とくに質問法の影響は面白いと思うので、興味がある方はぜひ本文をお読みください。

2014-10-24 18:19:47
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子どもの嘘に関しては古くはPiaget先生のときから研究が行われています。最近は司法場面における子どもの証言の信頼性の評価のために、子どもの嘘や真実の理解についての研究が盛んに行われているようです。

2014-10-24 18:20:07
欺瞞的コミュニケーション研究会(考え中) @D_research_team

何回も宣伝していて申し訳ありませんが、司法場面における子どもの嘘については嘘の心理学の「第8章 嘘と司法」(上宮先生著)が詳しいです! 嘘の心理学 【ナカニシヤ出版】goo.gl/tZhxAL 【Amazon】goo.gl/bnQJRj

2014-10-24 18:21:16