11/29(月)第三回MCDN勉強会「音声ガイド ~解説と感動の関係性」まとめ

第三回MCDN定期勉強会 「音声ガイド ~解説と感動の関係性」 講師:瀬川律子さん(株式会社アートアンドパート代表取締役) 第三回MCDN定期勉強会 続きを読む
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satokom @satokom

先生が子供に絵を見せる→感動したか聞いても子供はわからないという→作家(ゴッホとかモディリアニとか)の悲惨な人生を語る→なのにすごい作品!で感動という情緒的な流れで教えることが多い #MCDN

2010-11-30 01:59:37
satokom @satokom

日本ではプラネタリウムに入るとギリシャ神話の説明ばかりでサイエンスの観点が少なく外国人から驚かれる。情緒的な側面から説明することが多い国民性なのか #MCDN

2010-11-30 01:57:15
『NY午前0時 美術館は眠らない』配信開始!/岩渕潤子 @tawarayasotatsu

プラネタリウムの話は笑えましたね。欧米ではサイエンスを学ぶ所だというのに、なんで神話なのだと… RT @satokom 日本ではプラネタリウムに入るとギリシャ神話の説明ばかりでサイエンスの観点が少なく外国人から驚かれる。情緒的な側面から説明することが多い国民性なのか #MCDN

2010-11-30 02:02:54
Junko @junkoy

日本は情緒に訴えることが「心が動く」ことにつながりやすいところがある+「自由な見方をしなければならない」という呪縛。たとえば、日本のプラネタリウムでは天文学ではなくギリシャ神話が語られるのは、とてもと特殊だが、そういうところにも現れているのではないか。 #MCDN

2010-11-29 21:01:42
satokom @satokom

情緒的な側面のアプローチを強くしたい!で音声ガイドにタレント起用して物語性を作るだけにとどまってしまうとそこから次に進めない #MCDN

2010-11-30 02:01:11
Junko @junkoy

今は日本の音声ガイドの売りが「人気のあるタレントによる声の出演」だったりする。ある意味テレビ番組化している。本当はそういったマスメディアにアンチの立場をとるぐらいが美術館の役割だと思うので、あまりよくない傾向だと思っている。 #MCDN

2010-11-29 21:05:04
apam @y_apam

@junkoy: 今は日本の音声ガイドの売りが「人気のあるタレントによる声の出演」だったりする。ある意味テレビ番組化している。 #MCDN …その最先端がこれですね⇨http://bit.ly/fQwA9l

2010-11-29 21:41:40
satokom @satokom

視聴者目線での美術の専門家ではないタレント起用ばかりしてはいけない。内容を理解して喋る一流の声優を起用できない時もあり忸怩たる思いがある。声優自体の質が日本全体で落ちてきてしまっており、美術館画質に拘らなくなってしまっては終わりではないかと思っている #MCDN

2010-11-30 02:02:53
Junko @junkoy

先週のワークショップ・レクチャーに続き、やはり「日本での特殊な発達」の話になっている。面白いなあ。。絵画の受容についても。瀬川さんは世界No.1 の音声ガイド企業であるアンテナ・オーディオの日本法人をずっとやっていただけあって各国の事情を知っていて説得力がある。 #MCDN

2010-11-29 21:09:08
Junko @junkoy

沢村一樹が音声ガイドの声優をしたときは、「隠しチャンネル」を見つけると沢村氏の「この作品のここがエロい」が聴けたらしい(笑) なるほど、テレビ番組化ね。。。欧米は逆に学芸にかえす方向にあるし、70年代ぐらいに俳優が話したけどその流行はもう終わっている。 #MCDN

2010-11-29 21:16:54
Junko @junkoy

ま、逆に欧米では、UGCツールの導入や人々の参加を誘発するのに必死になることによる「ミュージアムのリアリティTV化」が問題…という議論もきいたことがあるので、まあどこにも問題はあると思うが。しかし隠しチャンネル→エロ、はなかなかすごいと思う。。 #MCDN

2010-11-29 21:22:39
satokom @satokom

世界の音声ガイド事情:ルーヴルは作りこみすぎて移動された作品がなかったりして分かりづらく失敗と言われている。大英博物館は画像表示タイプだけど作りこみすぎておらず評価が高い。シテ音楽美術館はガイド代が入場料に含まれており(規模小さめの館の方がやりやすい)評価が高い #MCDN

2010-11-30 02:05:34
satokom @satokom

日本における音声ガイドの歴史:’66年にミロ展で原稿を書いたとの証言が瀬川さんの師匠からあったけれども現物は確認できず。その後30年間日本では音声ガイドなし。やはり情緒的な説明が好きな国民性だから? #MCDN

2010-11-30 02:08:45
satokom @satokom

’90年代前半に機器メーカーが中心となりコンテンツも提供して音声ガイドが使われるようになった。当時の原稿はキャプションと同じものを使っていた #MCDN

2010-11-30 02:09:41
satokom @satokom

’96年頃より企画展を中心に導入。’00年代より急激に導入企画展が増える。日本ならではのガラパゴス的な展開として収益・話題性の重視がみられる。タレント重用など。世界ではタレント重視はだいぶ前に終わっている #MCDN

2010-11-30 02:11:20
satokom @satokom

ミュージアム・サービスとして質重視のプライヴェートミュージアムはとことん内容にこだわり、一流の声優起用をしたりキュレーターのインタビューを使ったり「キュレーターがつくっている」ということを伝えるよう努力している #MCDN

2010-11-30 02:12:32
satokom @satokom

マルチメディア機器も効果的に使うのではなく偏重するのは疑問。触ると絵が出る、最新の機器だけ導入したいというのは?である。また、音声ガイドは様々な会社が新規参入してきやすくノウハウが無いまま無理やり作ってその後潰れてしまったということが少なくない #MCDN

2010-11-30 02:14:28
Junko @junkoy

iPod(やiPhone)によるガイドは、やはり汎用端末であることによりインターフェースのわかりにくさ、故障の多さがネック。(あと、収益をあげるときはアップルの取り分の問題などもあるでしょう)最近、ミュージアムのiPhoneアプリは国内外で流行ってるけど研究必要だね #MCDN

2010-11-29 21:32:49
Junko @junkoy

反面、来館者がつくる音声ガイドの試みが始まっている。MoMAでも学生が作ってネットにあげたりしている。バスキアの絵を監視しているおばさんが毎日絵を見ながら何を感じたかをインタビューした解説はとても感動的。 #MCDN

2010-11-29 22:05:15
Sou watanabe @mannenhitsu

これは体系化されるの?ならばすごい。RT @junkoy 反面、来館者がつくる音声ガイドの試みが始まっている。MoMAでも学生が作ってネットにあげたりしている。バスキアの絵を監視しているおばさんが毎日絵を見ながら何を感じたかをインタビューした解説はとても感動的。 #MCDN

2010-11-29 22:16:56
Junko @junkoy

試みは始まったばかりでまだ体系化までいってないみたいです。でも広がるにつれネット上にまとまっていくでしょうねRT @mannenhitsu: これは体系化されるの?ならばすごい。RT @junkoy 反面、来館者がつくる音声ガイドの試みが始まっている。MoMAでも~ #MCDN

2010-11-29 23:07:43
『NY午前0時 美術館は眠らない』配信開始!/岩渕潤子 @tawarayasotatsu

MoMAのってArt Mobs→http://bit.ly/XdnWs だと思うけど、2006年ぐらいの話。ポンピドゥーのプロジェクトもだいたい同じ頃から始まった。 @mannenhitsu @junkoy 来館者がつくる音声ガイドの試みが始まっている。MoMAでも~ #MCDN

2010-11-30 02:22:32
『NY午前0時 美術館は眠らない』配信開始!/岩渕潤子 @tawarayasotatsu

来館者がつくる音声ガイドの試みというのはWeb2.0で出てきた話で、ちょうどiPodの黎明期の2005〜6年あたりが議論としてはピークだったような気がします。今はそれがソーシャル・メディア系プロジェクトに流れている。MoMAのArt Mobsは大学の先生の提案だった。 #MCDN

2010-11-30 02:25:52
『NY午前0時 美術館は眠らない』配信開始!/岩渕潤子 @tawarayasotatsu

MoMAのArt Mobsは基本的に来館者が自分が思った通りに音声ガイドを作り、それをポッドキャスティングで第三者が個々勝手にダウンロードできるというプロジェクト。MCDNのインタヴューを置いているサイト、OPERAも同じような目的で2006年にリリースしたわけです。 #MCDN

2010-11-30 02:29:23
『NY午前0時 美術館は眠らない』配信開始!/岩渕潤子 @tawarayasotatsu

アメリカの美術館はもっぱら既存技術で安くやろうとポッドキャスティングだったけど、ポンピドゥーセンターIRI研究所は自前のエンジニアにLignes de tempsという動画のアノテーション・サイト→http://bit.ly/db46zZを開発させていました。 #MCDN

2010-11-30 02:33:26