ニボシさんの『UBW』(『Fate/stay night [Unlimited Blade Works] 』)鑑賞記&イラスト記
マネして描いてるだけだけど、自分で描いたロリっ子がけっこうかわいくてヨッシャ!ってなってる。 pic.twitter.com/U8J433XvO9
2014-11-23 02:27:15FateUBW05の絵描いたよ。遠坂凛、10年の孤独。UBWでは活躍シーンの少ないライダーを描こうかとも思ったけど、こっちを取った。10年間、ずっと一人でこんなことやってたんだよなあ。 #fate05 #fate_sn_anime pic.twitter.com/G84ZpeqezZ
2014-12-02 13:55:17このあと、FateUBW05の最後のシーン(士郎と凛が家系と魔術師の心構えにについて話してるシーン)に関して長く書きます。UBWだけではなく、Fate桜ルート、Fate/zeroのネタバレを含みます。
2014-12-02 14:01:56士郎が凛に「強化しか使えないよ」って言ったら「なんでそんなことまで私に喋るのよ!」と怒られる。「魔術師なら自分の魔術は隠し通すべきものよ」「魔術は必死になって隠すことじゃないって親父は言ってたし」「本気でそんなこと言ってたの?」 1
2014-12-02 14:07:01「魔術なんて覚えないほうがいいし、止めたければいつでも止めろって口癖だったぞ」 ここで凛が激昂する。「ふざけないで! 貴方の父親は魔術師じゃないわ! そんな奴に鍛えられた貴方も、魔術師だって認めないから!」 士郎は性格からいって平気だけど、けっこうひどいこと言われてるなあ。
2014-12-02 14:10:39凜は10年前、小学生の頃から、「父が最後に何を遺したかで自分の道を決める」と決めていた(どんな小学生だ)。父の時臣が「聖杯を手に入れるのは遠坂の義務であり、魔術師であろうとするのなら、避けては通れない道だ」と、魔術師としての言葉を遺したので、立派な魔術師になることを決めた。 3
2014-12-02 14:15:30で、時臣が死んで、母親の葵が狂って要介護になって、桜が間桐に行っちゃって。それから10年間、ずっと一人で身の回りのことをして、学校通って、帰ってきたら広い家で魔術の勉強をひたすらしてきたのである。父との永訣のときに、もう、一生を決めたから。 4
2014-12-02 14:21:03時臣と最後に会った時のことは、stay nightのプロローグに出てくるけど、凛は「これが最後になる」と直感して「泣きそうだった」のを必死にこらえていた、とある。zeroでは時臣視点でこのシーンが描かれるが、 5
2014-12-02 14:25:11凜の目は「黒く澄んだ瞳で揺るぎなく」「不安も、戸惑いも、微塵もない」とある。この親父、娘が泣きそうなのに気づいてねぇー! さらに、時臣は家督を継ぐときに父親から「継ぐの?」って聞かれて「はい」って答えて、その選択したことが、自分の選んだ道であることが 6
2014-12-02 14:27:25揺るぎない誇りの源になっている、というようなことを言っている。対して凛は才能がありすぎて魔術師を継ぐ他ないから、選択の余地を与えられなかったことが心苦しい、みたいに書かれている。しかし、凛はこの時に選択していたのだ。そのことに気づいてねぇー! 7
2014-12-02 14:30:00時臣はとにかく人格者だったらしいけど、やっぱり自分の世界の外のことを察せない人なんだよなあ。だから桜が間桐に…。しかし、この時に凛の頭を初めて撫でて、「父親として接した」思い出も遺したのはファインプレーだったといえるかもしれない。 8
2014-12-02 14:32:48しかし、凛は、時臣が父親として最後に何か遺していたら、魔術をやめて普通の人間になることを選んだのだろうか。想像もつかないけど。 9
2014-12-02 14:34:00えーと、話が逸れたけど。凛は10年前に、心の中で立派な魔術師になることを誓い、家系を継いだ。それからずっと努力してきた。学校行って家事して勉強して筋トレして魔術やってたら、友達と遊ぶ時間なんてないはずである。その割に蒔寺と遊んでいる描写や、10
2014-12-02 14:42:50中学のときに生徒会活動?していたような描写があったような気がするけど・・なにこの超人。友達がいなさそうなのは、10年前に琴音を失ったことも関係していたりするのかな。 11
2014-12-02 14:43:47凜は魔術や、魔術師の最終目的である根源を目指すことに、「たいした意味はない」と解っている。魔術にできることなんて大抵機械で代替可能な現代だし、なおさらだ。それでも辛くて痛い魔術に精進してきた。代々伝えられてきたものを次に繋ぐために。そう誓ったというだけで。13
2014-12-02 14:51:04