C.T.T.sendai 月いちワークショップ2014年11月 広田淳一さん『自分の機能に気づく!~カラダとコトバのワークショップin仙台~』三日目まとめ

C.T.T.sendai 月いちワークショップ2014年11月 広田淳一さん『自分の機能に気づく!~カラダとコトバのワークショップin仙台~』三日目まとめです。 ふりかえりなどにご利用ください。
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【月いち】 音声は「聞こえる」「聞こえない」の単純な物じゃないと広田さん。確かに目に見えるものではないはずなのに「細い」「地を這う」「広がってる」と色々な表現が挙がります。 目には見えないけど、確かに声にはフォーカスがあり、そのフォーカスを感じる能力は一人一人持っている。(白石)

2014-11-08 19:44:38
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【月いち】 人に当たる声、何かを伝える声として理想と言われているものの例をふたつ。 ひとつめは赤ちゃんが泣くときの、なんの遠慮もない声。 ふたつめは、わが子が道を歩いていて車が来た時などの「危ない!」という声。 絶対に届けなきゃという意識がグンとはねあがっている声。(白石)

2014-11-08 19:46:19
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【月いち】 日本人は文化的に、人にまっすぐ声をぶつけるのを嫌う民族だそうです。広田さんが韓国で滞在製作をしたときは、あまりにもまっすぐぶつけてくる人々に驚いたそう。 人見知りの人は、座組の人と仲良くなる努力をしないと、演技では声に現れてしまうことが多いらしい。ふむふむ。(白石)

2014-11-08 19:49:13
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【月いち】 『信用=私は変じゃない』を段々と『信頼』に変えていかなければならない。 信用の段階では簡単に縁が切れてしまう。 出会いが増えて出会いの価値が下がっている現代では、信用に対して臆病になっている。信用を勝ち取ることも難しくなっている。 しかし本当に大切なのは信頼。(白石)

2014-11-08 19:55:21
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【月いち】 『信用』を『信頼』にすることはとても時間がかかること。でも演劇をやるうえで『信頼』を得るまでの時間をどれだけ短くするかはとても重要。 稽古の期間が2カ月だったとしても、10年の歴史がある間柄を演じなければならない。 pic.twitter.com/htN1utnJ9L

2014-11-08 20:00:27
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【月いち】 『信用』を『信頼=なにがあっても大丈夫』にするために、『信頼』の状態を知っておくことは大切。 日常から、その状態のときの開かれた自分のことを意識しておくと良い。(白石)

2014-11-08 20:03:18
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【月いち】 そんなレクチャーを挟んでの発表2チーム目。時間があいたらセリフを忘れてしまった様子。それはそれで本人の人柄がにじみでていて面白かったです。 セリフの入れ直しも含め、約10分間の休憩タイムに入りました。 pic.twitter.com/BVKOBt2CUT

2014-11-08 20:10:48
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【月いち】 休憩終了して再び発表。 セリフにいっぱいいっぱいにならずに、相手にひっかけることを意識してほしいと広田さん。 それから役者のクセについて注意が。指さしや腰に手を当てるなど、やってしまいがちだけれどよくないクセ。(白石) pic.twitter.com/ukihAOgQhh

2014-11-08 20:24:46
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「演技や演出、自分の表現を発表し、検証したい」 「簡単な申し込みで、すぐに、頻繁に発表できる場がほしい」 「お客さんと意見交換をしたい」 という方のために、C.T.T.sendaiでは試演会を行います。 詳細はこちらから rb2.pw/TRDfU

2014-11-08 20:39:48
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【月いち】 発表3チーム目。 早いテンポで会話をする役者に、「イイネ」と広田さん。会話をキャッチボールにするな。キャッチして勢いをゼロにするのではなく、相手のボールの勢いを活かして返してほしい。卓球のようにテンポよく。(白石) pic.twitter.com/a9wGjXZ086

2014-11-08 20:41:41
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【月いち】 間を取るときは、度胸を持って取る。 特に緊張していて鼓動が早くなっているときは間を取れているつもりになっていても短くなりがち。 怒りがこもったセリフはあえてかわいく言ってみるなどしたほうがやりすぎにならずに良い場合もある。(白石)

2014-11-08 20:45:03
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【月いち】 今回のように、セリフを覚えたてで舞台に立つ場合、セリフを忘れてしまっても当然。 舞台上で起こっていることに(今回ならば舞台上で起きているケンカに)夢中になってセリフを忘れてしまうことは、むしろいいこと。舞台上の出来事に、相手に、動かされたということ。(白石)

2014-11-08 20:49:39
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発表4チーム目。 演技をするときのクセについて広田さんからレクチャー。 普段と何が違い、なぜ普段と違う行動をしてしまうのか。クセを出さないように気をつけるより、原因を探り根本を断つ。逃がそうとしている何かに別の方法で対処する。(白石) pic.twitter.com/Rx97Mi7h1M

2014-11-08 21:00:06
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【月いち】 自分の演技に対して相手がどう受け止め、どう反応するのかを考えてほしい。 「他人の」「言葉」という二重に大変な「戯曲」を使って相手とコミュニケーションをとることがどういうことかに重点を置いている今回のワークショップ。(白石) pic.twitter.com/85mseYaU2k

2014-11-08 21:06:17
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【月いち】 セリフにもいろいろな種類がある。モノローグ、ダイアログ、傍白(相手役には聞こえず観客だけに知らせる形でしゃべる台詞)。 日常つかう言葉じゃない台詞(例えば書き言葉を喋るときなど)は、日常の身体や日常の言語をもって発さなくてもよいのではないか。(白石)

2014-11-08 21:12:08
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【月いち】 演劇において言葉は魔法だ、という広田さんの言葉が印象的でした。 「夜」と言えば夜になるし、「三年後」と言えば三年後になる。現実では絶対に起こらないことが演劇では可能になる。 日常でないセリフを話す時、空間の使い方なども日常のものでなくていい。なんでも許される。(白石)

2014-11-08 21:16:26
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【月いち】 発表5チーム目。 役者が度胸を持って「なにもしない」ことでグンとよくなることがある。 自分の中できちんと一本筋が通っていればあえて表現しなくても伝わってくる。「こう進むはずだ」と思い描くシーンに自分のパフォーマンスが追いつかない時、やめてしまったほうがいい。(白石)

2014-11-08 21:27:24
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【月いち】 「思い描いたシーン」のための「あるべき身体」はあまり強度がない。それを追い求めるよりも、「なにしていいかわかんなくなっちゃった身体」のほうが見ている側からすれば強度があって面白い、と広田さんからのレクチャー。(白石) pic.twitter.com/KflyT1wFry

2014-11-08 21:29:31
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【月いち】 作品のなかで、100になる瞬間があるとおもしろい。あと1で死んじゃうという本気の瞬間があるからおもしろい。F1などがおもしろいのもそれと一緒。 というレクチャーで、今日のワークショップは終了しました。 明日はいよいよ最終日です。19:00から発表があります!(白石)

2014-11-08 21:34:37
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【月いち】 広田淳一さんによる11月の月いちワークショップ発表会の詳細です。 日時:11/9(日)19:00~ 会場:10-BOX box-2 料金:無料(カンパ大歓迎) 出演:梶原千江里/加藤隆/朽木雄介/工藤麻美子/近藤崇之/柴田久嗣/松井歩/三浦貴恵/村岡佳奈/渡辺時生

2014-11-08 23:48:18