- misonikomioden
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■堀浩哉展 起源
多摩美術大学美術館
2014年10月18日~11月9日
http://www.tamabi.ac.jp/museum/exhibition.htm
堀浩哉展、明日は14時から椹木さんと堀さんの対談「47年目の〈今、ここ〉から」があります。tamabi.ac.jp/museum/exhibit…
2014-11-08 14:20:38堀浩哉展、感想言ってませんでしたがやはり堀氏はパフォーマンスの作品が優れた作家だと思いました。多摩美美術館1Fのインスタレーション・記録映像は香港の状況なども想起させ喚起的でしたが、絵画はまったく評価できないと思います。ほかに見るべきは美共闘時代の資料ですね。
2014-11-08 15:18:56そういう意味では美共闘に関しては、それを専門に扱う独立した展覧会が必要ではないかと感じました。今のうちに資料の保全などもしないと、そろそろ危ないのではないかな。多摩美美術館はそれこそそういう企画を立てて資料収集と保管をしてもいいのでは。
2014-11-08 15:21:11堀さんの絵画作品を軽視しちゃいけませんよ。いわゆる和製フォーマリズムの言説や作品が好きな人はそうやって一刀両断するだろうけど、言うまでもなく抽象絵画の可能性はそれ以外にもあるわけで。
2014-11-08 15:39:15ぼくなんかはしょせん90年代に入って後追いでフォーマリズムを勉強した世代なわけで、そんな世代が60年代からずっと前衛をやってる堀さんの抽象の試みに込められたコンテクストを軽視するなんてありえない、と思いますけどね。
2014-11-08 15:44:38うーん、堀浩哉氏の絵画に関しては、一部に関しては評価したこともあってですね。昔の記事ですが→ブラックホールからの脱出軌道 - paint/note (id:eyck / @nagasek) d.hatena.ne.jp/eyck/20040823#…
2014-11-08 17:26:14↓RTの、永瀬さんの堀浩哉の「絵画は全く評価できない」とは、永瀬さんに限らずよく聞く話だが、それは藤枝晃雄から続く和製モダニズム絵画の基準で考えるから「読めない」だけなのではないかと思うのだけど。
2014-11-08 17:27:57もう10年前の記事ですが、ここで航空母艦からの離陸(の失敗)、という比喩を使っているように、基本的にはアメリカとの関係で見て、かつ、そこから反復脅迫的なものを見ていたわけです>堀浩哉氏の絵画
2014-11-08 17:28:35それから、多摩美の美術館なんて言うサステナビリティが保障されているかどうかも分からない施設が「美共闘」の資料を抱えたとしても活用の可能性なんて怪しいわけで、「資料の保全」という点では東近美とか国立新美がやろうとしているから、全く合理性がないと思うんだけど。
2014-11-08 17:30:03まぁ、こんなこと言っても意味ないんでしょうが、その後の経過をみつつ、今回の展示を見たときに最終的にその絵画の着艦の在り方をポジティブには見られなかった、ということですね。
2014-11-08 17:31:33あと、美共闘の活動の記録なんて、関わったほとんどの方がご存命なんだから、単にそれが重要だと思うんだったら本人たちに聞けばいいんだよ。堀浩哉展のカタログでの畠中さんと私のインタビューはそういうことで、重要だと思ったから我々は手弁当でやってます。多摩美からは一銭もいただいておりません
2014-11-08 17:33:07美術館のことに関しては、これを機会に体制を整えたらと考えてました。美共闘の資料保全がほかの館で進んでいるのであれば、それは良かったです(これは知らなかったので、失礼しました)。カタログのインタビューは無論読んでいて、貴重なお仕事と思ってます。
2014-11-08 17:41:31私が堀浩哉さんの作品に興味を持ったのは、まずは美術史的関心(つまり美共闘の人)というところから入って、ギャラリー山口とかの個展で作品を見初めて、2000年ぐらいの頃なんですね。作品を拝見していて、美術史的な関心とは別に思ったのは、「うわー、すごい絵じゃん」という感想で。
2014-11-08 18:06:19もちろんその時点ではアメリカンフォーマリズムの読解方法はインストールされていたから、その理屈でもその頃の堀さんの作品は、レイヤーが構成する奥行と、一番表面に来るうねうね動く太い線が無理なく統合されていて、素朴に、「ああ、こんな面白い空間描ける画家さんなんだ」と感動。
2014-11-08 18:09:27