サイエンスアゴラ2014・本音で語る研究倫理問題リターンズ
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取り組むべき課題: 研究予算配分のあり方科学技術政策、歪んだ競争評価、歪んだ科学技術コミュニケーション #phdjp #sciagora14 #rire14
2014-11-09 13:18:35→これまでの流れ。研究不正をめぐる政策動向。2006年、不正行為山盛りだったのでガイドラインが策定された。不正行為への対応体制が整備される。告発受付窓口設置、調査体制、不正やらかした人への罰(資金打ち切り・申請制限とか)。#rire14
2014-11-09 13:19:31日本では2006年に研究不正に対するガイドラインが策定 不正行為があったときどうするかの対応体制はできていた #phdjp #sciagora14 #rire14
2014-11-09 13:19:35→でも引き続き問題が起きる。2014年、ガイドライン見直される。文科省(2013年タスクフォース・2014年ガイドライン見直し協力者会議)、総合科学技術・イノベーション会議も。そういうところに関わってきた。#rire14
2014-11-09 13:20:382014年ガイドライン 大学等の研究機関組織としての管理責任、配分機関についても #phdjp #sciagora14 #rire14
2014-11-09 13:21:49→文部科学大臣決定「ガイドライン」本年8/26。大学等の「組織としての」管理責任。罰、間接経費の削減。配分機関(JST+JSPS)、研究倫理教育の実施を確認。#rire14
2014-11-09 13:21:56→ガイドラインへのパブコメ。2006年、26通。2014年、445件。研究者の関心が高まったのはいいこと。#rire14
2014-11-09 13:22:36ガイドラインに対するパブリックコメント 2006年26通、2014年445件 注目は高まった #phdjp #sciagora14 #rire14
2014-11-09 13:22:43→では研究不正行為とは? 捏造・改ざん・盗用。他にもいろいろ。二重投稿とか変なオーサーシップとか。そこがわかりにくかった。そこで米国で定義が行われた。不正行為=Misconduct=特定研究不正行為。捏造・改ざん・盗用=FFP。だいたいこれが研究業界の国際標準化。#rire14
2014-11-09 13:24:32あっ、呟き忘れてたけど、 このセッションでは批判と悪口は区別して進めていきますよ^^ #phdjp #sciagora14 #rire14
2014-11-09 13:24:59→国・大学・研究機関が独自により厳しい基準を設定していたり。デンマーク、統計誤用を追加とか。背景。米国も研究不正いろいろ。1980年代から政府でも議論。でも「不正行為」で割れていた。米国科学アカデミー+実験生物学会連合は「FFP」に限定。NIH、NSFは #rire14
2014-11-09 13:26:18研究不正行為をめぐる政治と行政: 何を研究不正とするか? (米国際科学アカデミーなど)FFP←→(NIH,NSF)重大な逸脱行為 #phdjp #sciagora14 #rire14
2014-11-09 13:27:11→「重大な逸脱行為」を含めたい。「新しい研究手法が「不正」あつかいとか過度な拡大解釈などを恐れて科学界反発。最終的には2000年、不正行為はFFPに限定された。研究活動を萎縮させたくないという点からの判断。#rire14
2014-11-09 13:27:29→ではFFP意外はどうすればいいのか。1992年、”Responsible Science"。科学アカデミーによる「懸念ある研究行為」への対応。でも研究コミュニティのピアレビュー、評価システム、教育プログラムで対応することに。#rire14
2014-11-09 13:28:40研究を妨げないように、責任ある科学研究(responsible research)にするには →懸念ある研究行為 #phdjp #sciagora14 #rire14
2014-11-09 13:28:56→2つのアプローチ。コンプライアンス型と価値共有型。いずれにしても、研究不正(FFP)の周辺に不適切な研究行為というものがあり、そこはコミュニティとして対応していくという考え方。米国も国際的にもそうなっていると思う。#rire14
2014-11-09 13:29:50変化するアプローチ 研究不正 責任ある研究活動(RCR)〜不適切な研究行為〜研究不正#phdjp #sciagora14 #rire14
2014-11-09 13:30:46→アプローチが変化してきた。研究不正への対応から、責任ある研究活動(RCR)の構築へ。研究不正→不適切な研究行為→責任ある研究活動 を人つながりの概念として考る。コンプライアンス型は研究不正への対応、不適切な研究行為には価値共有型でという感じ。#rire14
2014-11-09 13:30:53→で、ボトムアップ。現場でのいろんな問題を通して、あるべき科学の姿を考えていく。重要なのは、現場の研究者のコミットメント。では、いろいろ歪んでしまったものはどうすればいいのか。#rire14
2014-11-09 13:32:35→理研の研究員数の推移。1986年以後、定年制は500人以下。現在3000人近い研究員のほとんどが任期つき。5年とか。そういう人からの「ボトムアップ」は難しい。さらに研究予算の問題。プロジェクト型の予算の受け皿になってきたのが理研。任期付きにならざるをえない構造。#rire14
2014-11-09 13:34:17理研問題 90年代から任期付きが増えている(現在は9割が任期付)、各プロジェクト研究センターの設置←研究予算のプロジェクト志向化(科学技術基本法)の受け皿 #phdjp #sciagora14 #rire14
2014-11-09 13:34:28→歪んだ競争評価 インパクトファクター偏重(本質的な競争にならない)、大学改革(スーパーグローバル構想)、短期的な成果しか見てない(中長期なヴィジョンの欠如) #phdjp #sciagora14 #rire14
2014-11-09 13:36:08