私家版刑事弁護ビギナーズ補足 (2ページ目)

【私家版刑事弁護ビギナーズ補足】証拠開示においては、検察官は原則として「ウソにならない範囲で最大限曖昧」に回答すると思っておいた方がいい。１３１頁の例以外にも「不見当」があると思うが、例示されていないというのは、最近は使われることが少なくなったという趣旨かなぁ。 #けいべん！

2014-11-24 21:44:09

【私家版刑事弁護ビギナーズ補足】期日間整理手続の申立て（１３９頁）は、同書中では５行しかないが非常に大事。特に、必要的公判前整理でない事件で検察官が任意開示を渋る場合には、公判で期日間整理手続を申立てると、それだけで裁判官が検察官に任意開示を促すことが少なくない。 #けいべん！

2014-11-24 21:44:24

【私家版刑事弁護ビギナーズ補足】罪証隠滅関係（１４５頁以下）辺りは、最決平成２６年１１月１８日を参照して議論を組み立てるとより説得的になる気がする。「現実的でない罪証隠滅のおそれ」に言及したことの解釈は分かれ得るが、できるだけ弁護側に有利に解釈しよう！ #けいべん！

2014-11-24 21:44:38

【私家版刑事弁護ビギナーズ補足】警察・検察官に対する反対尋問（１６３頁）のコツは、「事前に濃密な準備をして検察側のケースセオリーべったりの証言をする」ということをどう「活かす」かだろう。うまく「乗せて」防衛ラインを「上げ」させて後で「落とす」とか。 #けいべん！

2014-11-24 21:44:47

【私家版刑事弁護ビギナーズ補足】鑑定人との論争は避けるべき（１６３頁）だが、警察官と同じように平気で非科学的なことをいう鑑定人（特に警察付属機関）もいるので、その場合には、きちんとその結論の根拠となる理論と事実を具体的に明らかにさせて、別途崩す感じか。 #けいべん！

2014-11-24 21:44:51

【私家版刑事弁護ビギナーズ補足】尋問における異議（１６６頁）は、「必殺異議マニュアル」と通称される『実践！刑事弁護異議マニュアル』も参照しよう。 #けいべん！

2014-11-24 21:44:57

【私家版刑事弁護ビギナーズ補足】被害弁償に応じてもらえない場合（１７８頁）の理論上の選択肢の１つに被害者に対する調停申立てもあるが、結構被害者の感情を抉るので、きっとそこを踏まえて「あえて」掲載していないのだろうな。 #けいべん！

2014-11-24 21:45:05

【私家版刑事弁護ビギナーズ補足】証人に印鑑を持ってきてもらう（１８２頁）というのは、就業先の社長等特に社会的身分の高い方（との意識をご自身がお持ちの方）程大事。持ってこないと「指印」になるので、弁護人が社長等に怒られる事もあり得る。 #けいべん！

2014-11-24 21:45:14

【私家版刑事弁護ビギナーズ補足】弁当持ちの要急事件（２０３頁）処理の話は基本的だが、特に１度上訴審をやってその時間感覚を身につけたと勘違いしてしまうとミスが出る可能性があるので注意が必要。簡単には切らせてもらえない。 #けいべん！

2014-11-24 21:45:18

【私家版刑事弁護ビギナーズ補足】２１１頁で取り上げられているガンダム事件は、d.hatena.ne.jp/ronnor/2014072…でも取り上げました。 #けいべん！

2014-11-24 21:45:28