尚均さん:規制の類型を分ける必要がある。公道でのデモ、歴史的事実の否定、過去の正当化。これがごっちゃにされている。各国ではユダヤ人、アボリジニ、性、性的指向を被害客体に含みつつある。
2014-11-29 02:08:37尚均さん:それは各国の地域性、歴史性によることになるだろう。スイス刑法では戦争、迫害の否定を構成要件としている。カンボジアでの迫害まで規制の対象になる。
2014-11-29 02:09:10師岡さん:(弁護士が、立法化以前に今すぐできることは?との質問に)弁護士が立法化に向けた努力を後に置くことはできない。
2014-11-29 02:09:39師岡さん:その次にできるのが、地方自治体が果たすべき義務を果たすよう促すこと。大阪市でも2月までにHS対策に提言を出すため動きがある。
2014-11-29 02:10:09師岡さん:更に公共施設利用について。山形、門真での拒否、取り消しの事例がある。自治体は貸さなくて良いのかと弁護士に相談するが、相談された弁護士は理解なく許可に手を貸してしまう。
2014-11-29 02:10:47中村さん:(HSする側の分析。どんな人たちなの?右翼側にも批判があるのか?HSの動機に愛国心があるのか?との質問に)私の取材動機は被害実態を明らかにすること。
2014-11-29 02:12:13中村さん:目の前でのたうってる人がいる。傷害罪ではないか。けど加害者分析について問われる。ヘイトスピーチをする人もいるというのが私がいる社会。だから私の友人たちを加害者にしたくない。
2014-11-29 02:12:44中村さん:(愛国心について)デモで日の丸をマントにしている人に象徴されていると思う。正義を身に纏っているよ感じてるのだろう。
2014-11-29 02:13:07中村さん:その感覚を後押ししているのが、政治家との関係。橋下が在留資格特別永住者」見直し発言をしている。次世代の党は生活保護で外国人排除を公約にしている。
2014-11-29 02:13:34以上でディスカッションは終了、最後に一言ずつ。 市川さん:実態への無理解という批判があるだろう。それは辛い。 →その通りだと思いますが。
2014-11-29 02:13:58市川さん:日本が本当に表現の自由が保障されてるのか。その社会でヘイトスピーチ規制をする問題について想像力を持つべきだろう。←もういいって...。何が何でも規制したくないんやな。
2014-11-29 02:14:21市川さん:社会、政府の差別構造。だからヘイトスピーチが実質上公認され安心している。政府のメッセージとしての、基本法が必要だ
2014-11-29 02:14:50尚均さん:個人への名誉毀損、侮辱とヘイトスピーチは違う。憲法でいうと13条と14条の違い。鶴橋ではダメだが中之島ではいいの?中之島でHS差別の扇動、ジェノサイドにつながる。罪も重い。
2014-11-29 02:15:16師岡さん:大阪の朝鮮学校在籍女子生徒の半数がHS、ヘイトクライムの被害を受けていた。それでも弁護士会が動かない。そして悪化した。
2014-11-29 02:15:55中村:師岡さんから休憩中、レジュメをもっとしっかり紹介せよと叱責を受けた。レジュメ2.の2)を紹介する。 以上です。
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