【興冷め】英会話スクールの無料体験レビュー

じょうぞう @jouzou

…いま思い出しててふと思ったけど、あの講師が看板娘で、実際に入学したら変な講師しか受けさせてもらえないなんてことが起きたら怖いな。

じょうぞう @jouzou

レッスンが終わると、講師は退出し入れ替わりでスタッフが入ってくる。この時点で僕はかなり疲れている。しかもテンションもだいぶ上がっている。なぜなら講師が特大の笑顔の連発でこちらの心を開いてきて、不慣れな英語でいっぱいいっぱいになってるから。この精神状態がすごく大事。

じょうぞう @jouzou

スタッフはいまの講師からの評価を携えており、こういうところに課題があるから、それをクリアするには、このクラスから始めるといいんじゃないか、という今回の診断結果から入る。課題点と解決策の提示がされる。

じょうぞう @jouzou

この間絶対にお金の話はしない。お金の匂いを感じさせない。安いとか高いといった話も絶対に出さない。とにかく価値のある上質なサービスで、僕の課題点や解決したい点をクリアできることを、丁寧に説明してくれる。

じょうぞう @jouzou

ここからがすごい。まず、ひとつのクラスで終える人はいないということを説明される。２～３クラス受講するのが当たり前だという前提で話が進み、とうとう待ってました金額の話が出る。

じょうぞう @jouzou

…ふと思ったんだけど、英会話スクールって実は初級から上級まで用意されてるけど、実際には初級クラスしか動いていないんじゃないのか？ネイティブレベルの人がわざわざ上級クラスを取るのか？…急な出張とか、会社でお金を負担してくれるとかだったらありうるか。

じょうぞう @jouzou

それからタイムテーブルを出され、何曜日のどの時間帯に来られそうか聞かれる。話は常に、受講している最中のような具体的なスケジュールの設定を要求される。この具体的に答えさせるテクニックはとても大事だ。商品はお客様の口から選んでもらうことで、ちょっとずつ購入に近づくのだ。

じょうぞう @jouzou

ここまでくると、あとはクロージングに近づく。まず総額を提示される。入会金、教材費、受講料など一式でいくらかかるか。正直、こんな金額払えるわけがないってレベルの額。給料何ヶ月だよって感じ。ムリムリ絶対無理。

じょうぞう @jouzou

そこでお試しレッスンが提示される。これは安い。といってもそれでも高い。コントラスト効果で安く見える。カードで払おうと思えば、サクっと払える額。

じょうぞう @jouzou

どのクラスを選択するか、どのスケジュールで通うかを決めた後は、クロージングもクライマックスに入る。まず、入会金を割引できるということ。そして割引が効くための入会の締切り日を提示され、逆に入会を決めるのに何日かかるか聞かれる。もう入会前提で話が進む。

じょうぞう @jouzou

システマチックに営業フローが組まれていて、なにも知らなかったらスイスイと入会しちゃいそうな雰囲気が演出され続ける。DRMの事例としてかなりすごいという印象。

じょうぞう @jouzou

このあとメールと電話がガンガン来るんじゃないかと勝手に想像していたけど、お礼のメールが来ただけでおしまい。セオリーどおりなら年間200回は顧客と接触することになっている。

じょうぞう @jouzou

金額はたしかに高額なんだけど、英会話という商材においてはすごく真っ当だと思った。海外旅行と「同じくらいの金額」で「非常に長い時間」を「ネイティブとの対話」に費やせる。しかもフィードバックももらえる。こんな機会を海外で作るのはまず無理だ。日本にいながらできるのは、かなりメリット。

じょうぞう @jouzou

スクールで大事なのは、ダメなときにダメと、良いときに良いとコーチングしてくれる人がいることだ。英語のしゃべれない僕を日常的に英会話コーチングをしてくれるネイティブなんているわけない。だから、英会話をスラスラできるようになりたいなら、何十万円も払い英会話スクールに足を運ぶしかない。

じょうぞう @jouzou

ちなみに入会して受講料とか払うと、やっぱ途中で辞めたいと思ってもお金は返ってこないこともあるので、かなり注意が必要。悪質な業者に口車に乗せられたりしたらすごく危険だと思った。それぐらい周到かつ巧妙に、心理学の要素も入念に散りばめて営業フローが組まれている。

じょうぞう @jouzou

高額商材のダイレクトレスポンスマーケティングの世界、恐るべし。もう英会話とかどうでもいいでしょ？これからは勉強するならDRMで決まり。