年上彼氏 (｀д´)

きらりん@エイト妄想垢 @akr_087

(｀д´)*0 「安田さん。これ、お願いします。」 「は〜い。」 目の前にいるのは私の上司… ピロン 「あれ？メール？」 そして、 【今日は一緒に帰ろう？】 私の彼氏です。 《 年上彼氏 》

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(｀д´)*1 「おはようございます〜」 あれ？なんかいつもと様子違うなぁ〜。 【 どうしたん？なんかあったん？ 】 送信っと！！！ ピロン あ。返事きた。 【 大丈夫だよ！！】 って返ってきた。 けどさぁ〜。 明らかに様子がおかしい。

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(｀д´)*2 【 今日、一緒に帰ろう！】 【今日は、一人で帰るね。】 らしくない返事。 仕事のちょっとしたミス。 絶対おかしい。 なんかある。 あ。給湯室行った。 よし。行こう。 バタン

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(｀д´)*3 「あ。安田さんもコーヒーですか？」 ぐい 「え？」 気づけば彼の腕の中で、 朝から頭がぼーっとしてたのに、 余計にぼーっとする。 頭が回らない。 「章ちゃん・・・」 ここが会社の給湯室で いつ、誰が入ってきてもおかしくない。 だけど・・・

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(｀д´)*4 ギュッ 章ちゃんの温もりが心地いいの。 「体調悪いやろ。」 「悪くないよ！大丈夫！」 って、いつも通りの予想通りの強がり。 「あと少しだけ仕事頑張れる？」 頑固やから帰れって言っても聞かへんのはお見通し。 「大丈夫。」 「今日、一緒に帰るから。」

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(｀д´)*5 あいつの返事なんか知らん。 嫌って言っても連れて帰ったる。 「お疲れ様ですー！」 みんなが帰ってから2人でオフィスを出る。 いつものおきまりのパターン。 「歩ける？」 「大丈夫だよ！」 笑って見せてるけど、 笑顔が辛そうで。

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(｀д´)*6 家に入ってすぐに体温を測る。 ピピピピ 音のない部屋に響く体温計の音。 38.8 「今日、大分無理したやろ？」 「・・・大丈夫。」 「大丈夫なわけないやん！」 いつもより、声をあげてしまう。 せやけど、お前が悪いねん。 強がるから。。。

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(｀д´)*7 ギュッ 「怒鳴ってごめん。」 「びっくりしただけやから。」 「せやけどな、俺にだって心配させて？」 だって、俺の大事な人の心配出来ひんなんて悲しいから。 ギュッ さっきよりも強く、抱きしめる。 「好きな人には笑顔でいてほしいから。」 end