【水銀燈がベタだけど面白い映画を紹介するようです】 #6

ベタな映画を紹介する水銀燈 @betagintou

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天使にラブ・ソングを…（1992・米） youtu.be/B0zDrYhVywo

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これぞベタ中のベタでしょ？私基本的に続編は好きじゃないけれどこれは2も面白かったわぁ……。

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あらすじを紹介するわぁ。デロリスはカトリック系の学校に通うお転婆少女だった。担任のシスターが危惧する通り大人になったデロリスはネバダ州リノの場末のクラブで細々と歌手活動を続けながらギャングのボス、ヴィンスの愛人として暮らしていた。

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何度も結婚を申し入れても煮え切らないヴィンスの態度に業を煮やしたデロリスが怒鳴り込むと丁度ヴィンスは裏切者を処刑する真っ最中。デロリスはネバダのギャングに追われ、命からがら警察に救われる。

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警察に保護されたデロリスが身を隠す場所に指定されたのは何と修道院！ それまで堕落の極みのような生活をしていたデロリスには「シスター・メアリー・クラレンス」の名前が与えられ、規則に縛られた堅苦しい生活が始まる。

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今までと180度違う生活に、最初は戸惑いと息苦しさを感じていたデロリスだが次第に仲間の修道女達とも打ち解けてゆく。 一方、この修道院の聖歌隊はお世辞にも上手いとは言えないレベル。そんな聖歌隊を、ひょんな事からデロリスが指揮する事になり、短期間で自己流に鍛えなおしてゆく。

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デロリスがアレンジを効かせた聖歌は堅苦しい院長から目の敵にされるものの次第に周囲の人間を虜にし、いつの間にやら話題となり修道院は有名になる……までは良かったものの、その様子がヴィンスにバレてしまい、再びデロリスは追われる。ローマ法王が訪れるコンサート目前に、果たして……

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……と言う物語よぉ。いや、もう本当にストーリーはベタもベタだけど純粋に楽しめるわぁ。

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まずねぇ、ギャングのボス、ヴィンスの二面性ねぇ。始めはデロリスに対してだらだらした関係を引きずるダメ男、かと思いきや直後に裏切者を容赦なく惨殺するって二面性が恐ろしいのよ。

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そこから、派手な格好のデロリスが修道女の衣装に着替えるぎこちなさ。これだけで十分ギャグになってるのは凄いわぁ。

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あとね、修道院長は厳格で俗世間なんて知った事なんて感じの人だけどぉ、それよりも上の立場の人達は寄付金が欲しくて仕方ない人。 要するに上の立場と下の立場は俗世間に触れるけれど中間の人間は外と触れ合う事が無いから綺麗事が言えるって言う、一種のブラックジョークでもあるわねぇ。

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それから語っておかなきゃならないのは、メインヒロイン（？）のシスター・メアリー・ロバートよねぇ。 pic.twitter.com/w0BFtU37Qg

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とにかく可愛らしいと言うか、二次元の守ってあげたい系ヒロインをそのまま三次元にしました、的な。こーゆー女性好きでしょ、ｦﾀは。

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大体、なんでこっちの記事だけあるのよぉ！？ 『天使にラブ・ソングを…』本編の記事は無いのに！ シスター・メアリー・ロバート - ニコ百 dic.nicovideo.jp/id/5018200 #nicopedia

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驚くべきことに、このシスター・メアリー・ロバートを演じたウェンディ・マッケナは当時30代だったって事よねぇ……。 あ、でも今人気のアイドル声優も大半は30d(ry dic.nicovideo.jp/id/5017740 #nicopedia

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映画本編に話を戻すと、前半はイライラさせて、後半に一気に爆発させて畳みかけると言うのがセオリーなんだけれどぉ、その前半のイライラが我慢出来ないって人が最近は多いみたいねぇ。

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デロリスの修道院でのイライラはそのまま観客のイライラともシンクロする訳よねぇ。だからこそ、後半で聖歌隊が覚醒すると「来たぞーっ！」ってなって観客も楽しくなる、これが本来の映画の楽しみ方だと思うわぁ……。

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あと終盤の修道女がカジノに押し掛けるシーンは本当にシュールで笑えるわぁ。日本で例えるならお坊さんがパチンコ屋に集団で押し掛ける様な物よねぇ。

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あと最後、デロリスがヴィンスに投げかける捨て台詞は「もうアンタらとは違うのよ」って言う意味も含まれてるかも知れないわぁ。

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もうじきクリスマス。これは続編の「天使にラブ・ソングを2」も含めて見てほしい映画よぉ……。

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あ、ちなみに「天使にラブ・ソングを2」で監督を務めたビル・デュークはコマンドーのクックとプレデターのマックを演じた人よ。