KoSAC「画像の問題系 演算性の美学」合評会
- misonikomioden
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ここからgnckによる発表
gnckが美大に行った理由。 高校の時に初めて美術に触れた。インターネットは小さいころから。小中学生の頃からはイラスト、ゲームの素材サイトを手繰った。 で、始めた見た美術で驚く。これを見て分からないといけないのか、、、と。大学ではその分からない美術を勉強するというのが目的
2014-12-20 16:20:01そこではアンチ美術館なのでインターネットで全て扱えるもので、アートフェアで「キャラ絵」が出てきてたが、自分の触れてきたものと比較しても批評的でなかったので、キャラを扱うにあたりどう表現あるか。
2014-12-20 16:21:40そこから卒業論文「想像の欲望を巡って」。 カオスラウンジについても記述をした サブタイトルが「キャラ・画像・インターネット」。自分の関心領域がそこ。「画像」とはここでは「デジタル画像」
2014-12-20 16:22:54キャラ・画像・インターネットを使い、JNTと梅ラボ作品をどう養護できるか、それが動機。 その中の画像という動機でまとめたのが、今回の美術手帖「画像の問題系、演算の美学」
2014-12-20 16:23:41梅ラボとは梅沢和木のこと。 彼はファインアートとして評価されるよう表現してるのでgnckがどうこういうものではないが、JNTはインターネットで画像として発表してるだけで、これが美術としてどうか、と当時は思われて無く、今どうかな、と
2014-12-20 16:24:33デジタル画像の表現様式。 ドット絵。 これ自体が美的な評論対象となるはず。 何が芸術かどうか、それは批評性あることであり、批評を軸に擁護することにした。
2014-12-20 16:26:08せいまんぬのgifまんぬについて。 ドット絵のようだが、口のところが0.5ピクセルしかない。 いわゆるズルで、高解像度でかけばいいのではと思うが、タイル上に並んだ美学もあり、それでも細かく描きたいとしたもの
2014-12-20 16:28:491対1のピクセルが並んでるもの、それがドット絵。 ドット絵なんだけどそうでないものが出されるとものを見る目が揺さぶられる。デザインとしてもかっこいい
2014-12-20 16:29:27論文ではビットマップとベクターの問題。中ザワヒデキと都築潤の対立だが、論文では主に中ザワから。 線でマス目で区切り色で塗る=ビットマップ。 線と点の座標、点の始まりと終わりの座標を数字で指定し重ねる=ベクター。
2014-12-20 16:31:49ベクターでは線の良さ(掠れ、書き損じ)がない。 そこで画面のありがたみをどう表現するか、という問題意識で作品を作っているのが都築潤
2014-12-20 16:33:09中ザワヒデキは早い時期からバカCGとして作品発表。 彼にある種影響を受けているのが二艘木洋行。 二艘木はお絵かき掲示板で活躍。
2014-12-20 16:34:39お絵かき掲示板は中学生でも高いソフト無くともパソコンさえあればかける。そこで交流もあった。JNTのイラストサイトなども。このあたりは卒業論文で触れた。
2014-12-20 16:35:43二艘木洋行はそのお絵かき掲示板やイラストサイトの内容と一線をかくす。つまりそこではキャラ絵が多い。しかし二艘木は人物画を描くがふざけたわけのわからないものを描く。最初は直線ばかりとかもっとヤバイものも
2014-12-20 16:36:53