『サウンド・オブ・ミュージック』にみる「神」の傲慢

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It happens sometimes @ElementaryGard

『トラップ一家物語』のアニメで、修道女マリアが子どもたちに「誰でも自分の考えをもつべきです」と諭すシーンがあって、それが何というか、ずっと違和感のもとでした。

2014-12-25 20:05:52
It happens sometimes @ElementaryGard

なぜかというと「自分の考えを持つべき」と強制されて自分の考えを持つのだとしたら、それはもう自分の考えとは呼べないのではないか、ということです。

2014-12-25 20:06:45
It happens sometimes @ElementaryGard

ね、これ対角線論法の有名なパラドクス。ここを乗り越えるために西洋人が発明したのが「神」。何かパラドクスがあるとすぐ神を持ち出す。

2014-12-25 20:07:47
It happens sometimes @ElementaryGard

このパラドクスがまわりまわってハローキティ攻撃に進化してしまう。口がないのは自己主張しない、自己を去勢された状態であり、男尊女卑、アジア系女性の蔑視である、等。

2014-12-25 20:09:25
It happens sometimes @ElementaryGard

「自分の考えを持つべきだ」という理屈が現実社会で正しいと認識されるのは、相手もまたそう教育されているから、自分も同じように理論武装していないとやられるということでしかない。「銃規制すべきではない、なぜなら相手も銃を持っているからだ」と。

2014-12-25 20:10:51
It happens sometimes @ElementaryGard

『トラップ』の脚本はどなたの仕事?自分ならマリアに「自分の考えを持つべきだとひとから考えを押し付けられるのってどうなの」とつっこむお茶目さんを劇中にひとり用意してユーモアで処理するところです。

2014-12-25 20:14:00