土肥主査 : ここが一番議論が集中し、またそのことに異論も出ていなかったので、小委としては承認されているものと理解している。「検討することとされた」という部分は表現を変更したいが、それ以外の部分については維持したいと思う。
2014-12-25 19:49:5818:14 / 丸橋委員 : ヒアリングに応じた事業者が「著作権上適法である」と主張した、あるいは「著作権法上適法である」と思い込んでいたことによって、現段階で制度改定を行う具体的な立法事実は認められなかったとするのは間違いでは。
2014-12-25 19:52:5218:16 / 土肥主査 : 30 ページの記述は「ヒアリングに応じた事業者の主張からは」また「現時点では」という二つの縛りがある。本小委に示された意見で丸橋委員としてはどのような立法事実があると考えているか。
2014-12-25 19:54:4818:16 / 丸橋委員 : 先程も発言した通り、評判分析・論文作成支援、いずれもグレーな部分をリスクを取って行っている事業だと評価している。それは、グレーな部分があるという立法事実だと考えている。
2014-12-25 19:56:2718:18 / 榊原委員 : 立法事実の捉え方について、事業者が自ら運営しているサービスについて「適法である」と言えば立法事実はないのかというのが疑問。以前 JEITA から芦部先生の見解を紹介したが、先ほどの丸橋委員の意見に賛成。
2014-12-25 20:01:56榊原委員 : サービスを運営している人が適法であると言ったとしても現行法の権利制限規定の枠に押し込められていて、そこから発展するサービスを行おうとするとすぐにはみ出してしまう。それは立法事実であると考えている。
2014-12-25 20:02:04榊原委員 : 今あるサービスがグレーに思えるという指摘が複数の委員からあり、また「適法と考えている」という意見があり、両論ある以上はきちんと両論併記していただきたい。
2014-12-25 20:03:5118:19 / 土肥主査 : グレーな部分はあるが、「明確な」立法事実はなかったということだと思う。本小委員会に提示された意見において現段階では明確な立法事実はなかったというようなまとめにさせていただきたい。
2014-12-25 20:05:4718:20 / 椎名委員 : 33ページ、一番最後の段落。先程18ページの文言修正が主査に一任されたが、文脈上の前段が変更されることになるので、ここの部分もそれに合わせて変更してほしい。
2014-12-25 20:07:0618:21 / 河村委員 : 報告書はヒアリング対象者の発言だけがまとめられており、それに対する委員の発言・コメントがない。一致した結論でなくとも意見が出た以上はきちんと記載してほしい。
2014-12-25 20:10:1918:22 / 土肥主査 : 議事録を精査の上で、反映できるところは反映したいと思う。しかしながら今すぐ議事録を確認してというわけにはいかないので、一任いただければと思う。
2014-12-25 20:12:1418:23 / 榊原委員 : 議事録確認いただけるということだが、両論あるところは併記でなければ報告書に賛同できない。柔軟性のある規定について、必要性を認める意見が少なくとも 5 名の委員から出ていた。
2014-12-25 20:18:22榊原委員 : それにも関わらず、柔軟性のある規定は必要性は少ないとする意見が多数を占めたという記述になっているので、こちらも両論併記としてほしい。
2014-12-25 20:19:2218:24 / 土肥主査 : 「多数を占めた」ということは「少数の意見もあった」ということなのだが……議事録を全て記載する訳にもいかないので、報告書を書く際にはやはり多数意見を中心に記述することになる。
2014-12-25 20:22:1818:26 / 土肥主査 : 一任なので、この報告書に関してはここで一度閉じることになる。今後はクリエイターへの対価還元をこの小委で議論することになる。
2014-12-25 20:25:5718:27 / 榊原委員 : 報告書案は前日配布、JEITA 会員社には検討の時間もない。それで一任しろというのは無茶ではないか。この小委が継続するのであれば、次回以降に意見を言わせていただきたい。
2014-12-25 20:28:0118:28 / 土肥主査 : この問題についてはこの報告書を持って、新たに立法事実が明確なものが出るまではこれ以上の検討をせず、この小委ではクリエイターへの適切な対価の還元についての検討をするということで、如何でしょうか。(一部委員は沈黙するものの、他の委員より異議なしとの声)
2014-12-25 20:31:2018:30 / 土肥主査 : 次回もあるのですね。この小委でクリエイターへの対価還元についての議論を行い、最終的な報告書まで作るということですね。
2014-12-25 20:34:37