4月18日 ピリオドと四菱と狭間

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HOOD @hood_xxxx

《 2014年 4月18日 18時58分 》 HOOD アジトにて ポーン…ポーン…ポーンポーン…… 響き渡る電子音とキーボードをたたく音。 四菱】「……ねぇーピリオド〜。」 ピリオド】「ん?何だい?… twishort.com/yynhc

2014-12-25 20:07:09
HOOD @hood_xxxx

《 2014年 4月18日 21時頃》 洋食屋FriendKiss にて

2014-12-27 10:06:55
HOOD @hood_xxxx

四菱】「ゴチでーす!」 ピリオド】「召し上がれ。」 イチゴの乗った豪華なパフェをルンルン気分で頬張る彼女を見ながら、ある人物を待つ。客は自分達以外誰もいない。

2014-12-27 10:14:43
HOOD @hood_xxxx

ピリオド】ソファ使用の椅子にもたれかかりポケットに手を入れる。 ( ……さて……彼はちゃんと来るのかな? ) 口元をニッとしてしまう。それだけピリオドには興味のある人物なのだ。色んな意味で。

2014-12-27 10:20:51
狭間 駿 @c_yu_n

【 4月18日、21時頃 】

2014-12-27 10:16:47
狭間 駿 @c_yu_n

狭間】あの相手と別れてすぐに送った、とある組織への依頼メール。その返信は、迅速に返ってきた。 「……、」 それから二時間後。指定されたその時刻、指定されたその店の扉の前に立つ。洋食屋、FriendKiss。なんとなく見上げた扉には、closeの札が掛かっている…が、

2014-12-27 10:24:28
狭間 駿 @c_yu_n

@hood_xxxx 狭間】(……、) 意を決するための間を置いて、ドアノブに手をのばす。きい、と、かすかに軋むような音を、聞いた気がする。慎重な、どこか警戒するような心地で、その扉を開けよう。そろり、と、店内を覗き込む…closeの表示通り、店内には人気がない…いや、

2014-12-27 10:27:17
HOOD @hood_xxxx

四菱】「…でもさ、ちゃんと来るのかなぁ?」 パフェを食べながら隣の彼に訊ねる。 ピリオド】「さぁ?彼からの申し出だからね。来てくれないと、僕はただ君にパフェを奢りに来ただけになっちゃうよ。」 四菱】「ははは、本当だね!ウケるー!」

2014-12-27 10:26:36
狭間 駿 @c_yu_n

@hood_xxxx 狭間】聞き覚えのある、自分の気分とは掛け離れたくらいに明るい女性の声と、それに答える男性の声。女性の声は陽気で、男性の声は落ち着いている。他の場所で聞いたら、きっとそれは、何の違和感もない会話だろう。口調から、以前に一度、会ったことのある相手たちだと考える。

2014-12-27 10:30:46
狭間 駿 @c_yu_n

@hood_xxxx 狭間】この店にドアベルはあっただろうか。路地に人目がないことは確かめている。ゆっくりと扉を開き、中に滑り込む。声をかけるには、まだ遠いだろうか。軽く握った杖を片手に、奥のテーブルに向かって近づいてゆきたい。

2014-12-27 10:32:34
HOOD @hood_xxxx

ピリオド】「……来たみたいだね。」 四菱にパフェを横に移動させ、ノートパソコンを引っ張り出させる。彼が席に着くまでは声を掛けず、その容姿、態度、雰囲気などを観察しよう。 @c_yu_n

2014-12-27 10:36:40
狭間 駿 @c_yu_n

@hood_xxxx 狭間】情報屋として依頼をしにきた。ために、今は情報屋としてのカオを作っている。無表情ではなく少し笑うような微妙に驚いたような、やや弛緩した表情。前回対峙したときも、この表情で向き合ったと思う。このカオなら、内心の揺れが表に響きにくい。足取りは落ち着いている。

2014-12-27 10:40:27
狭間 駿 @c_yu_n

@hood_xxxx 狭間】大きなパフェを横に置き、ノートパソコンを広げた席の、横手まで、心がけてゆったりと歩く。先客たちが会話をやめているなら、杖の音が、こつ、こつと響くだろう。目深にフードをかぶった人物たちの横に立って、立ち止まる。

2014-12-27 10:43:18
HOOD @hood_xxxx

ピリオド】(……ふーん。雰囲気が少し変わったか……なかなか…僕より若いのに、沢山何かを経験したのか……実に興味深い。) ポケットから手を入れたまま、表情も変えずにただ彼が近づくのを見る。 @c_yu_n

2014-12-27 10:45:31
狭間 駿 @c_yu_n

@hood_xxxx 狭間】「……。…こんばんは、」 少し考えて、まずはそう、口にする。席の様子、彼らが腰掛けている位置取りを見る。自分はどの位置に座るべきだろうか。

2014-12-27 10:44:21
HOOD @hood_xxxx

ピリオド】声を掛けてきたので普通に返す。 「こんばんは。」 席に着かずに立つ少年に、自分の前の席に座るよう、ポケットから手を出して促す。 「…どうぞ?」 @c_yu_n

2014-12-27 10:49:33
狭間 駿 @c_yu_n

@hood_xxxx 狭間】「どうも、」 交渉の思考に入る。ぺこ、と頭を下げて、するりと示された席に座る。できるだけ自然に。目の前には、顔を隠した男女が隣り合っている形になるだろうか。綺麗に食べかけられたパフェのクリームが、電燈の灯りの下に妙にくっきり白く光って見える。

2014-12-27 10:52:59
狭間 駿 @c_yu_n

狭間】《HOOD》。名の通り、構成員のかぶるフードが唯一のトレードマークである、異能組織。彼らについて、深い情報は掴めていない。組織力の高さは、今回の自分の依頼への、この迅速な対応からも分かる。…ここに依頼すれば、かなりのことは、叶う。

2014-12-27 10:50:27
狭間 駿 @c_yu_n

狭間】巧みに目元は見えないようにしている目の前の二人の慣れと、それぞれ整っているその口元に余裕の笑みの気配が浮かんでいる気がして、 (……) 気を張っている所は見せまいと、自然体に見える動きを心がける。以前の会話を思い出す。この組織は、戦闘から…他人の殺害までも、手広く手がける。

2014-12-27 10:57:01
HOOD @hood_xxxx

ピリオド】目の前に座る少年の顔には、柔らかな表情で覆った、とても良い緊張感を感じ取れる。 「…久しぶりだね。何か食べる?ここのビーフシチューは三ツ星級だよ?」 メニューをさっと取って、対面する彼に差しだそう。 @c_yu_n

2014-12-27 10:58:19
狭間 駿 @c_yu_n

狭間】「そうですね、せっかくだし…そしたら、それをいただこう、かな」 メニューを受け取り、首を傾げる。料理が出てくる、ということは、今も店員はいるのだろうか。…本当のところ、今は食欲がない。今日は色々なことがあった。けれど、それは表に出さないように努める。 @hood_xxxx

2014-12-27 11:01:45
狭間 駿 @c_yu_n

@hood_xxxx 狭間】「…っと、こんなに早く、時間を取っていただいて、光栄です、」 座ってから、ごく普通の声音でまずはそう言って、再び頭を下げてみせる。

2014-12-27 10:57:59
HOOD @hood_xxxx

ピリオド】「あはは。僕も君に会いたかったんだよ。依頼してくれてありがとう。嬉しいよ。」 ニコッと頭を下げる彼に言う。 @c_yu_n

2014-12-27 11:00:25
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