メリークリスマス　×　錦戸亮

りえこ @eighter_rieko83

錦戸亮 １ テレビ局の年末年始なんて、戦争みたいなもんや。 俺やって一応芸能人や…彼女にクリスマスやとか、正月とかないんは分かってる。 そんでも付き合ってから初めてのクリスマスやで？ ちょっとでも一緒に居てやって…いや、俺が…居りたいやん。 仕事終って23時半…。

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錦戸亮 ２ 彼女がおるテレビ局に呼ばれてもないのにお邪魔する。 どこおんのかなってメールしたら、“今から仮眠室で仮眠とるよ”って返信。 ２人きりになれる絶好のチャンスやん！ 軽い足取りで彼女がおるってゆー仮眠室へ♪ そーっとゆっくりドアを開ける。 グオーッグオーッ…。

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錦戸亮 ３ す、すごいイビキ…。 え、これ彼女のイビキなん？！ ちょ、すごいショックやねんけど…。 やって、完全におっさんのイビキやん…。 泣きそうになって少しだけドア開けたまま固まる。 ＠＠「もしかして、亮くん…？」 相変わらず聞こえるイビキ…とは別の愛しい声。

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錦戸亮 ４ 暗闇に慣れてきて、よく見ると二段ベッドの下に彼女がおるのんがわかった。 イビキは二段ベッドの上。 良かったぁ、彼女やなかった…。 え！でも２人きりやないってこと？！ 「入って！」って小さくした声で俺を呼ぶ。 そっとドアを閉めてベッドに座ってる彼女の隣へ。

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錦戸亮 ５ 錦戸「おっさんと 同じ部屋で寝るん？」 ＠＠「女性だよ、亮くん！」 錦戸「えっ？！ホンマにぃ？！」 ＠＠「しぃっ！…何しに来たの？」 錦戸「何って…クリスマスやん…。」 「はい」ってプレゼントを渡す。 すると泣きそうな顔の彼女。

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錦戸亮 ６ 「私用意…」してるわけないよな？ 俺が仕事場まで押しかけてくるなんて思ってなかったもんな？ 錦戸「気にすんなやぁ。ごめんな？ 勝手に会いに来て。」 そうして抱きしめる。 「亮くん…」てかわいい声が耳元で聞こえて、腕の力を抜いた。

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錦戸亮 ７ すぐ近くの彼女の顔を見ると上目遣いがかわいくて、ちょっと焦る。 そしたら彼女の方からちゅっとキスしてきた。 錦戸「ぅえっ？！」 ＠＠「しぃっ！！」 思わず出た変な声に、上を気にしながら俺の唇を手で抑える。 もぉ…たまらんやん…。 そっと彼女の手を唇から離す。

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錦戸亮 ８ そして、ゆっくりと唇重ねて、そのまま押し倒す。 やっと彼女になったのに、前にも増して忙しくなった彼女。 こうやって家にも帰らんかったりするし。 こんなふうに押し倒して彼女の体を触るんも初めて…。 どんどん深くなるキスを止める自信ないわ…。 上からはやっぱりイビキ。

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錦戸亮 ９ 長く激しいキスが苦しいのか、ちょっと隙間があく。 迷わずにそこへ舌を入れたら、遠慮がちやけどそれに応えるから、ますます止まらへん。 キスしたまま手を洋服に忍ばせて、柔らかい胸に辿り着いたら優しく撫でた。 「んっ…。」 「んーっっっ！！」

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錦戸亮 １０ 彼女のかわいい声に別の声が重なった。 その声は真上から。 ピタッと止まる俺と彼女の動き。 さっきまでの凄いイビキが止まり、小さな仮眠室が急に静かになる。 大きく開いた彼女の目を見つめながら息を殺すように身を潜めた。 グオーッグオーッ…。 イビキ復活…。

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錦戸亮 １１ 静かに２人で笑い合って、それから彼女の耳元で囁いた。 錦戸「続きは邪魔入らんとこでな♡」 ＠＠「あ、プレゼント…何？」 渡したプレゼントに目を移す彼女。 錦戸「ここ暗いし、 明日起きてから見て？」 ＠＠「ん、わかった…。」

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錦戸亮 １２ 錦戸「ほな、行くわ、ゆっくり 寝てな？」 もう一度優しくキスをする。 ………MerryX'mas…………♡