- dai_xperia
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●不透明パーツを透明に見せるペイント:宝石塗り ヘヴィメタルチームが90年代初頭に完成させたお家芸「宝石塗り」。名前の通り、元々はミニチュアが身につける宝石をリアルに表現するテクだった。最近はモニターやガラス表現にも応用される。126 pic.twitter.com/0oDd2Jw0Gk
2014-12-31 15:12:17●宝石塗りステージ1 OK。まずはウィンドウ部分を、Abaddon BlackとKantor Blueを同量ずつ混ぜたやつでフラットペイントしてくれ。使う筆はシタデル ベースコートブラシ。127 pic.twitter.com/CEf1rJp2bf
2014-12-31 15:19:26●宝石塗りステージ2 次に、Kantor Blue単色を、窓の下半分のフチにそって太めにレイヤリング。乾いたら、Lahmian Medium様をひとすくい足して薄め、下半分にかぶせる。筆は同じくシタデル ベースコートブラシ。128 pic.twitter.com/My2iqyLzok
2014-12-31 15:30:28●宝石塗りステージ3 続いてシタデルカラー:ベース Caledor Skyで、窓の下フチをレイヤリング。さきほどのブルーを全部塗りつぶさないように。使う筆はシタデル ディティールブラシ。129 pic.twitter.com/g80l00i28X
2014-12-31 15:40:21●宝石塗りステージ4 筆をシタデル ファインディティールブラシに持ち替えてくれ。シタデルカラー:レイヤー Teclis Blueで、さらに細く、下半分のフチをレイヤリング。とにかく、前に塗った色を少し残してやるのがコツ。130 pic.twitter.com/SAx6M7ndA2
2014-12-31 15:44:47●宝石塗りステージ5 シタデルカラー:レイヤー Temple Guard Blueで、さらに細くレイヤリング。集中力と、リラックスした姿勢で「スッ」と筆を動かすのがうまくやるコツ。筆を持つ指に力を入れすぎないように。131 pic.twitter.com/Pk3mhXBWys
2014-12-31 15:49:05●宝石塗りステージ6 シタデルカラー:エッジ Blue Horrorで、最後のハイライトと、窓上面にキャッチライトの「点」を入れる。シタデルカラー:エッジ各色は、エッジングやファイナルハイライト用カラー。店頭取寄で入手できるよ。132 pic.twitter.com/YLWlU8TdRf
2014-12-31 15:56:34●宝石塗り最終ステージ さあ仕上げよう。シタデルカラー:グレイズGuilliman BlueにLahmian Medium様をひとすくい加えたものを、全体にかぶせてくれ(グレイジング)。全体のトーンが調和され、幸福が訪れる。133 pic.twitter.com/m8laoV3Sa7
2014-12-31 16:03:38●宝石塗りのあ・と・し・ま・つ さて、窓の宝石塗りに必死こいていたため、窓フチにカラーがハミ出しまくっている。だが安心せい。塗り直せばよいのだ。シタデルカラー:ドライ Golden Griffonをハミ出し部分にペイント。解決。134 pic.twitter.com/8wmld4OzMi
2014-12-31 16:09:20●黄金トリムにもう一手間 これでレンズと窓もペイントできたけど、ちょっと気づいた。黄金トリム、カッコいいけどなんか新品ぽいのだ。もうちょっと落ち着きというか、年月の重みが欲しい。そんな時、シタデルカラー:テクニカルのスペシャルエフェクトカラーが目に入ったんだ。 135
2014-12-31 16:26:15●ほどほどの青サビ シタデルカラー:スペシャルエフェクト Nihilakh Oxideを水道水で3倍にうすめ、黄金トリムの凹部に溜まり込ませる。うすくコートするくらいの気持ちで。写真のようにたまりすぎたら筆で吸い取ってね。136 pic.twitter.com/IS5UtwnEi9
2014-12-31 16:48:15写真で気づいた人もいると思うけど、青サビを入れたのは、ベースが完成して眺めていた時のこと。作品を眺めるのを、ただのウットリタイムにするのもよいけど、冷静にミニチュアを眺めて、修正すべきポイントを探すジャッジメントタイムを取るのも、上達のコツだよ。137
2014-12-31 17:05:42シタデルミニチュアには、戦車などの一部をのぞいてベースがついてくる。これは、ゲームに使うためだけじゃない。ミニチュアについているベースをデコパージュに見立て、そこにドラマあふれるミニサイズのジオラマを展開することができるんだ。138 pic.twitter.com/8x7ohceCzN
2014-12-31 17:11:05●ベースデコレート伝説 インペリアルナイトのベースは大きいから、色々な要素を入れられる。今回は、シタデル情景モデルシリーズ「帝国の市街」から様々なパーツを持ってきて、戦場となった軍事施設を作ってみることにした。139 pic.twitter.com/zA5XmBE9ff
2014-12-31 17:20:11時々ミニチュアをのせて、地形とのアタリをよく見ながらパーツを配置していこう。注意すべきは、ミニチュアを食ってしまうベースを作らないこと。お寿司とステーキを同時に食べても、それぞれの良さは引き立たない。主役はあくまでミニチュア。140 pic.twitter.com/jH7ozfoVhv
2014-12-31 17:24:13●テクスチャーヨーグルトで地面を作ろう おっと、これは食べ物じゃない。シタデル木工用ボンドにシタデル サンド&シタデル グラスを混ぜ合わせて作る、秘伝の地面表現素材だ。写真右がシタデル サンド。左がシタデル グラス。141 pic.twitter.com/AdSy4qgbGz
2014-12-31 17:27:00シタデル 木工用ボンドは、サンドやタフト、グラスパウダーの固着など、プラ、メタル、レジン以外の接着に大活躍のボンド。ただのボンドじゃないぜ。コイツの最強ラブリーポイントは、乾くとツヤ消しになること。3時間もあれば完全乾燥。142 pic.twitter.com/7k1Z6RaCdC
2014-12-31 17:29:27●練れば練るほど… シタデル サンドとシタデル グラスを8:2の割合で混ぜ、そこにシタデル木工用ボンドをムチューっと。水道水を少し加えて、マドラーか竹ひごでグチャグチャと混ぜる。いくら混ぜても色は変わりません。143 pic.twitter.com/5mIJqBlNR5
2014-12-31 17:33:16●テーレッテレー♪ このまま放置してしまうとボンドが乾きだしてホントに色が変わってしまうので、マドラーでテクスチャーヨーグルトをすくい、ベースに盛りつけていこう。144 pic.twitter.com/qTGCGsMOEm
2014-12-31 17:35:14水分が後で飛ぶことを考えて、気持ち多めに盛り上げていく。全体をコートしたら、すかさず上からシタデル サンドをパラパラとまいてやろう。シタデル サンドは吸水性が高いから、テキスチャーヨーグルトの水分を吸ってちゃんと固まる。145 pic.twitter.com/g2caWR8YYJ
2014-12-31 17:37:49ボンドが乾くまえに、再度ミニチュアを載せて「足跡」をつけておこう。これでミニチュアの安定性がよくなるし、「ベースに載っている」のではなく、「地面に立っている」重量感と説得力が出る。ミニチュアの足下が地面と接触する場所は、すこし埋まるように土を盛り上げるとベター。146
2014-12-31 17:40:47●エッチングパーツで精密さを演出 ボンドが乾くまで時間がある。マドラーで地面の所々に凹凸をつけ、俺は「ウォーハンマー40,000 ベースデコレートセット」付属エッチングシートを取り出した。そう、シタデルはここまで作っているのだ。147 pic.twitter.com/sHcphaeVbJ
2014-12-31 17:43:57選んだのは、貫通した弾痕も生々しい薄板。コイツを指でグニッとひしゃげさせて、テクスチャーヨーグルトにグイッと仕込んでみた。ミニチュアをベース載せると、こんな感じだ。エッチングも、控えめに使うのがコツ。これで完全乾燥まで放置。148 pic.twitter.com/9ocvupZ6Y8
2014-12-31 17:48:21シタデルカラー:アンダーコートスプレー Chaos Blackでベースをビャー。プラも真鍮もサンドも関係ない、完璧な下地ができる。次にシタデルカラー:ベースXV88をシタデル ラージドライブラシに取り、全体をフラットペイント。149 pic.twitter.com/gFeqb5fLET
2014-12-31 17:57:41このキットを製作した時はまだなかったけど、今だったら、シタデルカラー:ベースコートスプレー Zandri DustかMournfang Brown を絶対使ったな。一発でベースコートがすむから、近頃は手放せないよ。150 pic.twitter.com/31V1GKOIon
2014-12-31 18:01:36