【福島県県民調査の甲状腺検査について問う】

島薗進 @Shimazono

１【福島県県民調査の甲状腺検査について問う】美浜の会ニュース132号（14年12月22日）jca.apc.org/mihama/　「さまざまな文献や学者の論文などでは、甲状腺ガンの発生と放射線被曝の関係が非常に濃厚であることが記載されている。実際チェルノブイリ原発事故後の」

島薗進 @Shimazono

２【福島県県民調査の甲状腺検査について問う】「子どもたちの甲状腺ガンの多発は被曝によるものだと、ネイチャー誌や日本癌治療学会のガイドラインにも明記されている。しかし、何故か、日本で起こった福島原発事故後の福島の子どもたちの甲状腺ガンの多発に関しては」

島薗進 @Shimazono

３【福島県県民調査の甲状腺検査に…問う】「スクリーニング効果（それまで検査をしていなかった方々に対して一気に幅広く検査を行うと、無症状で無自覚な病気や正常とは異なる検査結果が高い頻度で見つかる事）だとして、原発事故との関係を頭から否定しようとする見解が、臆面も無く主張されている」

島薗進 @Shimazono

４【福島県県民調査の甲状腺検査に…問う】「一方、発生数の多さだけではなく、悪性度についても注目しなければならないと考える。福島の子どもたちの甲状腺ガンは、チェルノブイリの時よりも、さらにもっと悪性度が高いのではないかと感じるのだ。10 ミリを超えていたとさらりと公表されているが」

島薗進 @Shimazono

５【福島県県民調査の甲状腺検査について問う】「小さな子どもの頸部に10 ミリ以上の異物があることを想像してみてほしい。その患者の最大の腫瘍径は、40 ミリを超えている。ビックリする大きさである。さらには、最少年齢で6 歳（事故当時）である。10 歳以下の子どもでは」

島薗進 @Shimazono

６【福島県県民調査の甲状腺がんについて問う】「それ以上の年齢の子どもと比べても、より悪性の症例が多い。「子どもの甲状腺ガンは大人に比べてアグレッシブであり、亡くならなくてもQOL（生活の質）低下の可能性がある」と、日本医大の清水教授も「専門家会議」で発言している。」

島薗進 @Shimazono

７【福島県県民調査の甲状腺検査…問う】「また手術を受けた58 名のうち、良性結節1 名、乳頭ガン55 名、低分化ガン2 名との公表もあった。ここでも驚くのは、「低分化ガン」という、未分化ガンと乳頭ガンの中間的な形態とされている悪性度の高いガンが、2 名も診断されている事実である」

島薗進 @Shimazono

８【福島県県民調査の甲状腺検査について問う】「1995 年WHO 主催『チェルノブイリおよびそのほかの放射線事故の健康影響に関する国際会議』は、「ウクライナ、ベラルーシ、ロシアの3 国で、事故が起きた1986 年から1994 年までに計556 人の子供が甲状腺ガンになった。」

島薗進 @Shimazono

９【福島県県民調査の甲状腺検査に…問う】「その95％以上は転移しやすい悪性のタイプで、ベラルーシの汚染地域では発病率が事故前の約100 倍に達している」と発表し、日本の新聞も1995 年には、この内容を記事に取り上げている。福島原発事故が原因ではないのなら、一体何が原因なのか」

島薗進 @Shimazono

１０【福島県県民調査の甲状腺検査について問う】「スクリーニング効果は300 倍も出るものなのか。スクリーニング効果で、これほどまでの悪性度の高い状況が何例も見つかるのか。真実を説明してほしいと思う。チェルノブイリ後には、はっきり被曝の影響だと報じられていたことも」

島薗進 @Shimazono

１１【福島県県民調査の甲状腺検査について問う】「福島事故後には全く違ったニュアンスでマスコミが報道していたり隠蔽されているのではないかと懸念されることさえ多い。何が本当なのかは自分の頭で考え抜かなければならない」美浜の会ニュース132号jca.apc.org/mihama/