前葉とミナイと姫～きょうきなトリオのお出掛け編①～

フォロワー記憶飛ばしいろは酢 @roha_86th

@hnmt_zng @elicalies @Hi_Say_Kill_Me 「安心院大尉が好きな文体で書いたら、ここの本全部童話になっちゃいますね」と言い放ち異国の本の背表紙を眺める。　一方この店の中年店主は大将の要望に慌ててタブレット端末を置き、コピー用紙と鉛筆を差し出した。

しゃん@どうやらお疲れの模様 @Hi_Say_Kill_Me

@hnmt_zng @elicalies @roha_86th 「…場所、借りるぞ」 適当な場所に胡座を掻いて陣取り、眼下にコピー用紙を触手で配置。一本の触手は鉛筆を持ち、もう一本の触手は画集の一ページを開いて置いている。どうやら模写をするつもりのようだ

いお @to238san

@hnmt_zng @Hi_Say_Kill_Me @roha_86th 「全部おとぎ話でいいのにね」と誰に言うでもなく小さく呟く。鉛筆を動かす前葉くんの方を見てここにある本よりも面白そうだと思ったのか近寄っていく。模写されていく様をじっと覗きこんでいる。

しゃん@どうやらお疲れの模様 @Hi_Say_Kill_Me

@hnmt_zng @roha_86th @elicalies 近くに来た姫ちゃんには目もくれず、精密に模写をしている。開かれたページには昔昔に実在したと言う大きな塔が描かれていた。

フォロワー記憶飛ばしいろは酢 @roha_86th

@hnmt_zng @Hi_Say_Kill_Me @elicalies ミナイも選んだ医学書を持ってカウンターへ、店主に声をかけ勘定を済ませると、前葉の模写をそっと見遣る。意外な特技に思わず目を見張った。

いお @to238san

@hnmt_zng @roha_86th @Hi_Say_Kill_Me ちょっかいかけるでもなく何かを言うでもなくただ大人しく模写されていく様を見ている。

しゃん@どうやらお疲れの模様 @Hi_Say_Kill_Me

@hnmt_zng @roha_86th @elicalies コピー用紙が緻密な線で埋まっていく。(消しゴムは使われていなかった)そして紙が埋まり、鉛筆が『がりっ』と嫌な音を立てた。コピー用紙をはみ出して、床に当たってしまったようだ。 「ちっ…。…なんだお前ら」やっと気づく。

いお @to238san

@hnmt_zng @Hi_Say_Kill_Me @roha_86th コピー用紙が埋まったのを見てようやく紙から目を上げる 「さっくんは絵を描くのが上手なんだねぇ♡」

フォロワー記憶飛ばしいろは酢 @roha_86th

@hnmt_zng @elicalies @Hi_Say_Kill_Me 「こんな特技があるなんて、知りませんでしたよ」とこちらはコピー用紙の上に張り巡らされた黒い線をじっと見ている。

しゃん@どうやらお疲れの模様 @Hi_Say_Kill_Me

@hnmt_zng @elicalies @roha_86th 「…ふん、ただのお遊びだ」 おもむろに立ち上がり店主にコピー用紙と鉛筆を押し付けて「飽きた。次はどこに行くんだ」

いお @to238san

@hnmt_zng @Hi_Say_Kill_Me @roha_86th 「さぁ？姫は面白ければどこだっていいよぉ♡あはっ♡お外に出たらみーくんまた注目されちゃうねぇ？」ミナイくんの方を見て笑います。

フォロワー記憶飛ばしいろは酢 @roha_86th

@elicalies @hnmt_zng @Hi_Say_Kill_Me 「……別に構いませんよ、少しは落ち着きましたから」と姫に不機嫌な返答をし、出口へと向かいながら「次は大将閣下が何所に行くか選んだらどうですか」と前葉に提案する。

しゃん@どうやらお疲れの模様 @Hi_Say_Kill_Me

@elicalies @hnmt_zng @roha_86th 「僕、が」少し虚をつかれたような反応を示し。 「…行くぞ」本屋から出て行った。歩きながら決めるつもりのようだ。

いお @to238san

@hnmt_zng @Hi_Say_Kill_Me @roha_86th 「うん♡」本屋から出て前葉くんの進む方へとついていきます