１日１ずつレベルアップしていたまるゆ　その６

１日１ずつレベルアップしていたまるゆ @maruyu_mogumogu

まるゆ…じっと待機していた私に声がかけられました。振り返るとボロボロの姿をした武蔵さんが立っていました。武蔵さんどうされたんですかその傷は……もしかして木曾さんと戦ったのですか？そう尋ねると武蔵さんは驚いた様子で木曾に聞いたのかと聞き返してきました　[Lv20]

１日１ずつレベルアップしていたまるゆ @maruyu_mogumogu

いいえ、昨日の木曾さんの様子からなんとなくですが察しがつきました。先程まで戦っていたのですか？ そうだ…そして私が勝った。だから私がここに来た。 武蔵さんはゆっくりと呟くと、私を見つめました。 まるゆ、これから話すことをよく聞いてくれ…武蔵さんは真剣な顔をしました　[Lv20]

１日１ずつレベルアップしていたまるゆ @maruyu_mogumogu

今日、改になったお前はこれからこの私の強化の為の素材に使われるのだ。その為に私はこれからお前を手にかけねばならない…そんな事など私はしたくないのだがこれも平和の為だ。許しは請わん…仲間を手にかける業はこの武蔵、地獄の底まで背負っていく、だから…　[Lv20]

１日１ずつレベルアップしていたまるゆ @maruyu_mogumogu

武蔵さん、それ以上は言わなくていいです。私、すべて知っていますから。私が着任した理由…過去のまるゆ達が残した日記に書かれていましたから…ずっと知らないふりをして皆さんに心配されないように過ごしてきました。覚悟はできています…どうか私の分まで戦ってください　[Lv20]

１日１ずつレベルアップしていたまるゆ @maruyu_mogumogu

ですが、武蔵さんが仲間を手にかける業を背負う必要はありません。私自身の手で終わらせますから… 拳銃を手に取り自分のこめかみに当てました。 それでは武蔵さん、さようなら…まるゆは旅立ちます。 武蔵さんへと微笑みながら…私は引金を引きました　[Lv20]

１日１ずつレベルアップしていたまるゆ @maruyu_mogumogu

探せ、奴を探し出してアレを取り返すんだ!! 兵士たちの怒声が響く中、物陰に二つの影があった。一人は黒フードに身を包んだ少女、もう一人は全身びしょ濡れのまるゆだった。少しぐったりとしている。 流石に警備が厳しいわね…でも大丈夫、ワタシの命に代えてもあなたは助けるから　[LvXX]

１日１ずつレベルアップしていたまるゆ @maruyu_mogumogu

いたぞ、こっちだ!! その声に少女は舌打ちをすると、まるゆの手を掴む。さあ行くわよ、ここから脱出するわよ。走り出そうとするが、まるゆは全く動かなかった。どうしたのよ、ほらがんばって…え、一人で逃げろってどういうことよ。もういい、背負っていくわよ　[LvXX]

１日１ずつレベルアップしていたまるゆ @maruyu_mogumogu

まるゆを背負いながら走る少女にまるゆが耳打ちする。すると、少女の顔色が変わった。そして追っ手をまいて再び物陰に隠れると、まるゆをおろした。わかった…一人で行くわ本当は助けたかったんだけど、ごめんなさい。謝る少女にまるゆは首を振り、どうかご無事で…とか細い声を出した　[LvXX]

１日１ずつレベルアップしていたまるゆ @maruyu_mogumogu

そうだ、まるゆちゃん。もしあなたが無事で着任してワタシの事を憶えていたなら、風祭博士…いえ、初風さんを頼りなさい。あの人ならあなたのその身体についても何とかしてくれるはずだから…それじゃあね。 少女はまるゆを残し暗闇の中へと消えていった…　[LvXX]

１日１ずつレベルアップしていたまるゆ @maruyu_mogumogu

まるゆだ、着任した…ったくなんで俺が海軍なんかに協力しなきゃなんねーんだか…まあ、よろしく～　[Lv1]

１日１ずつレベルアップしていたまるゆ @maruyu_mogumogu

部屋に行ったら全身包帯姿の女が寝てた。どうやらこいつが相部屋相手の木曾らしい…なんでこんなに満身創痍なんだ？入渠もできねーのか此処は…訝しげに見てたら大井とかいうのが看病にやってきたので聞いてみた。なんでも自戒の意味も込めて入渠してないらしい…バカかマゾだろこいつ　[Lv1]

１日１ずつレベルアップしていたまるゆ @maruyu_mogumogu

寝てる時も起きてる時も木曾がうんうんうなってやがるからうっとうしくて部屋に居られねえ。つらけりゃ入渠しろってんだ、いい迷惑だぜ。ぶらついてたら武蔵とかいう女に会った。あの大和の妹だとか、さすがの俺も緊張したね。ただその傍に清霜とかいうのがまとわりついててうざかったぜ　[Lv2]

１日１ずつレベルアップしていたまるゆ @maruyu_mogumogu

廊下の曲がり角で誰かとぶつかった。しかも相手は走ってたから思いっきり弾き飛ばされた。文句を言ってやろうと睨みつけたところに、ごめんなさい、怪我してないまるゆちゃん。って声をかけられて引き起こされた。そして俺の身体の埃を払い、急いでたからごめんなさいと言って去ってった　[Lv2]

１日１ずつレベルアップしていたまるゆ @maruyu_mogumogu

俺はその様子を黙って見てた。なぜならその女に見惚れてたからだ。自分の非を認め相手を心配する思いやりと透き通ったきれいな声、キラキラの光り輝く左目…なんだありゃ、まるで天使じゃねーか…あと、黒いインナーがちょっとエロかったなあ…　[Lv2]

１日１ずつレベルアップしていたまるゆ @maruyu_mogumogu

しばらく余韻に浸っていたら、恐縮です！って声をかけられいい気分がぶち壊された。睨みつけると頭の悪そうな女がカメラ片手に古鷹さん見ませんでしたかと言ってきたのでさっきの人が去って行った方向の反対を指してやったら、走り去っていった。あの人は古鷹って言うのかな…いい女だぜ　[Lv2]

１日１ずつレベルアップしていたまるゆ @maruyu_mogumogu

木曾の野郎徐々に回復しているのか、うめき声をあげる事は無くなった。おかげてゆっくりと寝れるようになったぜ。まあ、寝たきりなのは変わらねーけど俺の知ったこっちゃないからいいけどな　[Lv3]

１日１ずつレベルアップしていたまるゆ @maruyu_mogumogu

龍驤とかいう両面背中な奴がお仲間を連れて俺のところへやってきた。なんでも龍驤会とかいうチームへの誘いらしい。なんか知らねえが面白そうなチーム名だな、一体なんなんだ　[Lv3]

１日１ずつレベルアップしていたまるゆ @maruyu_mogumogu

内容を聞くと胸を大きくしたいとかぬかすので、そんなもん隊長とかの男にでも抱かれて揉んでもらえばデカくなるだろって言ってやったら、顔を真っ赤にしてアホとか何考えてんねんとか捨て台詞を残して去っていきやがった。からかいがいのある面白い奴だな　[Lv3]

１日１ずつレベルアップしていたまるゆ @maruyu_mogumogu

ふざけんなよ、なんで俺が戦闘に参加しなきゃなんねーんだよ。俺は輸送専門なんだぞ、何考えてやがんだ。あ～イライラするぜ　[Lv4]

１日１ずつレベルアップしていたまるゆ @maruyu_mogumogu

俺の名は天龍、怖いかフフフ… 出会い頭でいきなり挑発してくる女がいた。ああっと凄みながら睨み返したら動揺しやがった。なんだこいつ口だけのヘタレか？ちょうどいい憂さ晴らしにからかってやるか…　[Lv4]

１日１ずつレベルアップしていたまるゆ @maruyu_mogumogu

なにが怖いかフフフ…だ、この時代遅れ軽巡が、てめえなんざ怖くもなんともねーよ。まあたしかに口と乳はデカいけどなあ…もしかして世界水準超えてるってのはこの乳の事か？おらっ！その主張の激しい乳を両手で鷲掴みにしてやると天龍がひゃんとか悲鳴を上げた　[Lv4]

１日１ずつレベルアップしていたまるゆ @maruyu_mogumogu

おおすげー、柔らかくて気持ちいーぜ。天龍がやめて…とか、はなして…小さい声で言ってくるが無視して揉み続けてやった。 しばらくして満足したから手を放してやったらその場にへたり込みやがった。腰でも抜けたかな…まあいいやスッキリしたぜ。またな、天龍　[Lv4]

１日１ずつレベルアップしていたまるゆ @maruyu_mogumogu

なんか視線を感じると思ったら、青い髪をした奴が俺を見てやがった。なんかようかと詰め寄ると、別に…あんたがまるゆなんだ。ふーん…とか言って去っていきやがった。自分は何でも知ってるみたいな顔しやがって、なんかイラつくぜ。確か、初風とかいう奴だったか…　[Lv5]