結局結論これ。どうかしてた。
まあ、冷静に考えれば、彼女らが輝く舞台を用意するために奔走するPはこれから描かれていく、凛の説得にPが無能だったのは凛のはじめの一歩は卯月の引力に由来するということを描きたかったからという極めて穏当な話にしかならないな…俺本当どうかしてたんだな……。
2015-01-11 14:29:04一応うめき声も記録しておく。
しかし、演出とかレイアウトすんごくよかった気がするわ。ラストのクライマックスとか最高でしょ、あれ。内容とは別に心動かされる感じね。
2015-01-10 01:02:50「運命的な出会いがあって」「魔法をかけてもらったから」というのは、極めて受動的だよね。「出会い」は能動的でもあり得るけど、「運命的な」という形容詞がつけばそうではないだろう。
2015-01-10 01:20:05選ばれた理由が相対化されたあとのセリフが、「いいんです、それでもプロデューサーさんは、私の長年の夢を叶えてくれる人かもしれないから!」っていうのは、これはどう受け取ったらいいんですかねえ。プロデューサーに「選ぶ権限があり」、事実「選ばれたこと」それこそが重要、という話よね。
2015-01-10 01:32:46そしてその卯月ちゃんの「長年の夢」というものも、確たる形を持ったものではないことが示される。もっと漠然としたあこがれ、あるいは希望、期待、アネモネが描かれたのはそういうことなのかもしれないけれど、渋谷凛ちゃんとの共感ポイントはここなのかな。
2015-01-10 01:36:18「アイドル」というのは職業としての、あるいは、具体的な自己実現の一つの形としてのそれではなく、もっと、抽象的な、自分をキラキラした、よりよい状態に連れてってくれる何か、あるいは、そうした状態そのもの。そういうことかなあ。
2015-01-10 01:37:31「でも、夢なんです。スクールに入って同じ研究生の子達とレッスンを受けながら、私、ずっと待ってました。アイドルに、キラキラした何かになれる日が、きっと私にも来るんだって。そうだったらいいなってずっと思ってて。そうしたら、プロデューサーさんが声をかけてくれたんです」
2015-01-10 01:40:01「プロデューサーさんは私を見つけてくれたから、私はこれから、夢を叶えられるんだなって。それが、うれしくて」演出はすばらしかったのに、この言葉が、どうしてこういう感動的な演出の場面で使われて、渋谷凛の心を動かすのか。ここが本当に、素朴にわからなくて、俺は当惑しているんだ。
2015-01-10 01:44:15たしかに「魔法をかけられる」ということを求めていた、という話かもしれないけど、その実その「魔法」の中身には何もないし、文字通りのきっかけに過ぎないんだ、という読み方もできるのだろうし、そういうあれかなあ。
2015-01-10 01:48:21おとぎ話のシンデレラそれ自体も、心も容姿も美しいものの、それを生かすことのできていないかわいそうなシンデレラに魔法をかけてあげる、という話だからなあ。
2015-01-10 01:53:38