2015年1月11日と12日のある失態劇

It happens sometimes @ElementaryGard

昨日、山に登った。小学生と思われる細っこい女の子が、あの絶壁を真正面から上っていく。私もあれできるけど、おとながやるとふくらはぎを痛めて、絶壁を登り切った後からボディブローがくるのでジグザグに登ることにしている。けれども子どもは身軽。健さんでも動物と子役にはかなわないの法則。

It happens sometimes @ElementaryGard

で、降りた後さあ自転車で帰ろうとしたら、カギがない！ああとうとうやってしまいました。家まで３キロはある。後輪を持ち上げながら前輪を転がして持って行こうとしたら、一気にはとても無理と判明。それで空き家の正面に置いて、徒歩で帰宅。

It happens sometimes @ElementaryGard

懐中電灯を持って再びに山に挑む。かぎを落としたと思われる地点まで登る。手袋が落ちてるところ。降りるとき何の気なしにデジカメを取り出して撮影したときに、ポケットからカギが滑り落ちた可能性がある、と判断したから。真夜中の登山道は三度目。雪山で行方不明となった植村直己の捜索隊気分。

It happens sometimes @ElementaryGard

手袋発見。ちなみに私のではなく、昼間に（夕暮れだったけど）降りるときに目にとびこんだのでデジカメで撮ったわけです。

It happens sometimes @ElementaryGard

これです。夕暮れ時に降りていく途中、手首が落ちていたわけです。 pic.twitter.com/dMigwBUnkT

拡大

It happens sometimes @ElementaryGard

で、夜中に捜索隊（私ひとりだけど）を送り込んで同じ手首を探し出しました。これを撮影する際にポケットからデジカメを取り出したわけで、そのときに自転車のカギもいっしょにポケットから抜け出た可能性があると思って。 pic.twitter.com/7PDM4tGz8y

拡大

It happens sometimes @ElementaryGard

手首の向きが逆になっているのは風に吹かれたからでしょうか。この周囲のどこかに行方不明の植村さんがいるのではないか…と推理しました。

It happens sometimes @ElementaryGard

ちなみにフラッシュをたかないで撮影するとこうなります。真ん中が青白く光っているのは懐中電灯を当てているからです。 pic.twitter.com/sMtQMbDSfK

拡大

It happens sometimes @ElementaryGard

結局見つかりませんでした。

It happens sometimes @ElementaryGard

かぎは発見できませんでした。あるのはこの手袋のみ。そこで我々捜索隊はこの手袋を皆で囲み「植村さん、春になったらまた参ります。必ず日本まで骨を運んであげます。それまでここで待っていてください。総員、敬礼！」と礼をつくして下山しました。

It happens sometimes @ElementaryGard

ふもとの公園でも撮影しているので、そのときにポケットからカギを落とした可能性もあります。その地点も懐中電灯で探してみました。捜索隊が山に入る前にね。言うまでもなく見つかりませんでした。

It happens sometimes @ElementaryGard

理論的には、自転車を降りて山を登って違うルートで降りて自転車置き場に至るまでの数キロの道のりのどこかに落ちていることになりますが、いくらぼくでもそれを見つけ出せというのは酷だよワトソン君というわけで、捜索は打ち切り。

It happens sometimes @ElementaryGard

公園の管理事務所かどこかに電話して「もし鍵が落ちていたら連絡ください」とお願いするのも仰々しいし。

It happens sometimes @ElementaryGard

そういうわけで昼食後、まず昨晩置き去りにした自転車を乗用車で回収に行きました。あのエリアの道路が時計回りの片道通行とは知りませんでした。山の手線でいう外回りオンリー。

It happens sometimes @ElementaryGard

でトランクを開けて自転車を収納するわけですが、持ち上げるのは何とかなっても、収めるのが案外大変。自転車は首を振るわけですよ。重心は後輪寄りにあるからそっちを抱えて持ち上げると、前輪がだらんと垂れる。するとサドルも垂れる。姫さま抱っこが効かない。

It happens sometimes @ElementaryGard

トランクは閉まらない。半開き。紐で上下を結び付けてこれ以上開かないようにして、それからトランクからはみ出た自転車に白のタオルを結わえ付けて、後続車への目印にする。

It happens sometimes @ElementaryGard

ことばにすると「自転車を車のトランクに入れる」と、ごく簡単に思えてしまうことが、実際にやってみるとたくさんのステップを踏む行為だと思い知りました。

It happens sometimes @ElementaryGard

ことばにすると「歩く」のひとことで済むアクションが、いざ機械にやらせるとなるととんでもなく複雑なステップの組み合わせだと思い知らされる。youtu.be/-Vg-BdXps50　見た目は簡単そうでしょ？かわいらしいと思いますよね。とんでもない。

拡大

It happens sometimes @ElementaryGard

とにかく自転車は車のトランクに移しました。商店街の隅にある自転車屋さんに持ち込んで「カギ失くしちゃったので、これ外してもらえるでしょうか」とお願い。要するにワンセットまるごと取り換えお願いしますということ。

It happens sometimes @ElementaryGard

プラスドライバーで外せるみたいだけど素人がいきなり挑戦しても自信がないし、いずれにせよ合鍵を作ってもらうか、カギの仕掛けをワンセットで取り換えるしかないわけで、餅は餅屋にお願いすることにしました。

It happens sometimes @ElementaryGard

これから受け取りに行ってきます。一度家に戻ったんです。

It happens sometimes @ElementaryGard

こういうおまぬけな話をなぜ呟くのか？それは、頭で考えるのと実際はこんなに違ってくるんだよといういい教訓だと思ったから。生々しく言語化しておくべきだと信じるから。

It happens sometimes @ElementaryGard

自転車屋さんに行ってきました。ここは二軒並んでいて、たしか親子。一軒は新車を売る店で、もう一軒は修理をする店…と耳にしましたが実際には新車が並んでいる店で修理してもらってます。

It happens sometimes @ElementaryGard

カギの仕掛けをワンセット取り替えてもらいました。１２００円。カギがかかったよその自転車を自分のだと店に持ち込んで取り替えてもらえばもう自分のものにできちゃうねこれだと。

It happens sometimes @ElementaryGard

自転車にはナンバーが貼られていて、それで持ち主は特定できる仕組みのはずです。事実、何年か前に自転車を盗まれたとき、そのナンバーのおかげで回収できました。警察から「あったよ」と連絡をいただいたのです。