バブ(1)バブル経済がはじけて20年になろうとする日本。「バブル」はすっかり禁句になってしまった。マクロ経済におけるバブルは困ったものだが、ひとりの人生におけるバブルはむしろ望ましく、必要なものである。
2010-12-09 07:48:48バブ(2)何かに注目して、そのことに対する関心が一気にふくれあがる。夢中になって取り組んで、さまざまなことを吸収する。このような「バブル」であれば、大いに人生のためになる。
2010-12-09 07:49:33バブ(2)何かに注目して、そのことに対する関心が一気にふくれあがる。夢中になって取り組んで、さまざまなことを吸収する。このような「バブル」であれば、大いに人生のためになる。
2010-12-09 07:49:33バブ(3)昨年、私は加藤徹さん(@katotoru1963)の本をきっかけに、猛然と中国語、中国文化に対する関心が高まって、バブルとなった。その時期に集中して学んだことが、今でも役に立っている。
2010-12-09 07:51:29バブ(4)小中学校では、『赤毛のアン』の世界に夢中になって、高校では原書で全部読みもした。あの頃熱心に読んだことが、今でも私の中に残っている。
2010-12-09 07:52:38バブ(5)脳の学習は、だらだらと進むとは限らない。ある時に一気に熱が高まって、集中して吸収する。やがて、学習曲線の高い平面に達してしまえば、その対象から離れてしまって良い。一つのことに関するバブルは、一生続くわけではない。むしろ、一時の熱狂で十分なのだ。
2010-12-09 07:54:22バブ(6)「アハ体験」は、0.1秒程度の短い時間、脳の神経細胞が広い範囲にわたって一斉に活動する一つの「バブル」である。瞬きするほどの間に、もう世界が変わってしまっている。短い時間に、一つの物事に脳が占拠される。短時間だからこそ、違うモードに入れる。
2010-12-09 07:55:52バブ(7)日本の社会は相変わらず低迷しているが、自分の脳活動は、そのような社会のあり方からはdecoupleして、次々とバブルを起こしてよい。バブルの数だけ、新しいことを学ぶことができるのである。
2010-12-09 07:57:18バブ(8)人生において、次々とバブルの波を起こし、その山に乗り続けること。いわば、「バブルの波乗り」を心がけることが、肝要である。
2010-12-09 07:58:03バブ(9)社会のエネルギー問題は深刻だが、人生のエネルギー問題は簡単に解決できる。ただ、一つのバブルを起こせばよい。何ものかに熱狂的に関心を持てるということ。これが、精神の若さの表れである。
2010-12-09 07:58:56クオリア日記 一人ひとりの人間は、弱々しく、欠点だらけで、だからこそ愛すべき存在なのに、なぜ「国」になったとたんにモンスターになるのか。 http://bit.ly/dIQ3G2
2010-12-09 08:20:24国際学力調査、英米の関心は低いという今朝の朝日新聞第二社会面の記事は秀逸。点数とか順位に一喜一憂すること自体がその国の知的レベルの低さを表す。アジア諸国は熱心なのだそうです。
2010-12-09 08:29:59ガラパゴス携帯でしかネットにアクセスしない(できない)人たちに向けて、「無料」の言葉で釣ってゲームをさせ、高額な「アイテム」を売ってお金儲けをするというのは、「貧困ビジネス」以外の何ものでもない。
2010-12-09 08:43:39だいたいさ、学力観が陳腐なんだよ。森でキノコをとりながら家に引きこもってポアンカレ予想を解く、ペレルマンのような知性を育むことにしか、ケンブリッジの人は関心ないんじゃないか。だからPISAのスコアなんてどうでもいいんだ(re:朝日新聞記事)
2010-12-09 08:45:51日本の教育の最大の問題点は、教育のカリキュラム制定において、文部科学省が「独占」していること。学校選択制では、その枠内のことだから、真の競争にならぬ。インターナショナル・スクールがもっと増え、ハーバードの日本校ができるくらいじゃないと、根本は変わらない。
2010-12-09 08:52:13文科省の「検定」教科書は頁数も中身も薄くて話にならない。私立の進学校は、教科書を一応無料でもらうけれども、そんなもん無視して教師が自分の教材で授業する。結果として、事実上の教育格差が生じている。教科書を根本的に変えないと、格差が広がるばかりだ。
2010-12-09 08:59:07