アニメ版アイドルマスターシンデレラガールズに関する個人的な感想まとめ

物語　奏多 @k_monogatari

→事の裏返しとして、ある種の空元気というか自分の無力さやふがいなさと負けるもんかという反骨心や勝気さが同居し実は不安な気持ちをたくさん抱えている莉嘉、楽しい事が大好きで「自分も皆も幸せにしたくて」その為に自分が頑張る事は全く苦にならずむしろ楽しいのだけど、だからこそ→

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→自分よりもむしろ周りの人間の「痛み」に対して大きなショックを受け「皆を幸せにできない」自分を責めてしまうきらり、漠然としたイメージに対し強いこだわりを持つ点で共通しつつその中身や生活態度などが悉く噛み合わずコンビ単位でギャップの強調がなされ、またそんな二人がやがて一致団結する→

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→流れによって逆説的に二人の共通点である想いや信念の強さや純粋さが強調されてもいたみくと李衣菜、という風にここまで描かれてきたと思うんだけど、前にも書いた通り本人以外も含めた全体の描写の積み重ねが同じような苦労を乗り越えて今ここに至っている事を暗に示唆(その象徴としてPがいる)→

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→する構図になっていて、NGの紆余曲折はもちろん例えば8話の蘭子とPの意思疎通の苦闘や9話の飴島のテレビ出演、10、11話のイベント出演みたいなのも描かれてはいないけどみんな(各ユニット)それぞれのやり方で頑張って乗り越えてる＝成長していってるんだという描き方をしていて、→

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→特に猫岩石の2人はその流れの一番最後というのを利用し劇的な成長ではなくそこに至るまで堅実に一歩づつ成長してきた証明としての二日漬けからの堂々たる初ステージという美しい流れだった。で、そうやって積み重ねた皆の成果を持ち寄る場として全員参加の夏フェスがある、という計算された構成。→

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→しかしこのままだと卯月の伏線は1期では回収されないっぽいし、Pから去っていったアイドル達も(あれだけシルエットはっきりしてたのに)たぶん1期には出てこなそうだし、2期は楽しみだけど恐ろしくもあるなぁ。

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デレマス13話、「未央センターの舞台上」から捌ける流れで「卯月先頭での縦並びを横から撮る画(未央センター)」の後「未央が卯月を追い越し(2話冒頭の踏襲？)てから後に振り向き3人横並びの画に戻る」ことで自然に「卯月センターの画」に変わる事に気付いた。二期で卯月に焦点が当たる伏線？

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@k_monogatari 見返したら少し違ってて、未央が杏にハイタッチする為にＮＧ側から見た通路の左側(直前の横からの画でいう画面の手前側)へ左斜め前に進んだことで卯月と位置関係が入れ替わり、恐らく卯月と凛は卯月先頭で大きく右側に迂回してから再合流した結果あの並びに変わった。

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@k_monogatari どちらにしろ演出的に2話で未央に渡った物語の主導権が同じ構図の踏襲によって再び卯月に渡された、ように見えるのだけれども、はてさて。まあ単なる偶然で私の考え過ぎだって事ももちろん有り得る訳だけど。

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あと1話で延々と「視線が交わらない」事を繰り返した凛とPが最後、向き合って見つめ合うのではなく「横に並んで一緒に前を見る」構図に落ち着くのがとてつもなく美しくて感動した。

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ってかよく考えたら今回のラスト、未央と凛には会話シーンあったのにここでも卯月がはぶられてるっていうかＰと卯月が向き合うシーンが無いのはやっぱりそういう事だよね、ああ胃が痛い(笑)。あと横並びに座るシーンで最後まで足投げ出さない娘が2人いるのも伏線？もしそうなら2期恐ろしすぎる……

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デレマスの感想まとめ更新してて13話の感想をまだちゃんと書いて無かった事に気付いたので今更ながら少しだけ。13話は前に書いた凛とPのシーンとか美波の慟哭とかステージ裏での凸レ3人それぞれの活躍とか雨の表現とかもちろんライブシーンとか印象に残っているところは色々あるんだけど、→

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→何といっても最大の注目点は「観客たち」の存在だった。3話でもアイドル達を圧倒する程の熱烈さで「アイドルの舞台が憧れるに足るハレの場」である事を示す象徴になっていたけれど、紆余曲折の末に「観客の存在を発見する」6・7話を経て8話以降は「『自分たちを評価する存在としての観客』に→

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→どうやって向き合っていくか」というのがテーマとなりそれぞれの試行錯誤が描かれていき、その集大成としてトラブルに見舞われながらもステージをやり遂げそれを観客達が楽しんで笑顔になってくれた、というのが13話で、それはある意味ここまでやってきた事を再確認しただけとも言えるのだけど、→

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→前に書いたような描写の重ね合わせによる理解(ある個人の経験は描かれないだけで全アイドルが経験している)をCP全員での成功によって改めて証明し明確なものとしたという意味では非常に重要な意味を持つ回だった思う。で、そういう流れの中で「観客」は極めて重要な役割を担っている。→

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→具体的には観客の反応がそのままCPの成長とそれによって掴み取ったものの具現化になっていて、だからこそ観客の描写にあれだけの手間をかける意味がある。ただ歌って踊るだけではなくそれがちゃんと観客に届き笑顔になって応援してくれるという所まで描くからこそ、単に仕事に慣れただけじゃない→

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→「自分の精一杯が他者から応援される存在」という意味での「アイドルとしての成長」に説得力が生まれる。知名度の低い曲に知ってる人が率先してコールを入れる、誰も聞いたことのない新曲をすぐに覚えて対応する、どちらも現実のライブでもまま見られる光景(それはそれで凄い話ではある)だけど、→

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→そういった一つ一つの姿や「歓声の大きさ」が応援の真剣さを如実に表し、それらが積み重なっていけばいくほどCPの成長がよりはっきりと伝わってくる。と同時に、観客に対して一方的に与えるだけで何も受け取ってない何もキャッチボールしてないという課題もそこには見え隠れしているのだけど、→

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→その辺は2期で向き合う課題、という事なのだろう。以前に書いた「孤独だった少女が一人じゃなくなる」という卯月の背負ってるドラマ(の予想)とも綺麗に繋がるし。

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デレマス1期13話を観終わって改めて思うのは、ソシャゲマネーの凄さ。いやもちろんお金だけで作れるようなそんな生ぬるいアニメーションでは全く無かったけど、でも潤沢な予算あればこそあれだけの無茶を通す事が出来たのだろうと思えばやはりお金は大事なのだなとしみじみと思う。

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というか最終回観ててつくづく思ったけど、このアニメは脚本というか話の展開だけでなく、キャラクターの動きを中心としたアニメーションや画面的な演出、歓声に代表される効果音に至るまで「あらゆるものがストーリーを担ってる」から部分ではなく全体を見てないと意味を理解しきれないのね。

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そういう意味では「悪い意味で(定型劇としての)アニメを見慣れた」人間ほど話の意味を取りこぼしてしまう作品になってしまっていたのかもなって思わなくもない。逆に言えばアニメに対して先入観の無い人ほど素直に理解し感動できる作品とも言えるのかも。

物語　奏多 @k_monogatari

RTした記事読んでてふと気づいたんだけど、卯月や凛がスカウトされたのが桜咲いてたから3月末か4月頭だとして3話のライブが4月か5月辺り、第一弾のデビューが5月か6月としてフェス前の合宿はたぶん夏休みだから7月末から8月としてそこまでの2～3ヶ月で残りの4組がデビューしてるのか。