デジタルアートの寿命問題とアーカイブについて

テクノロジーを媒体にした作品は、テクノロジーが廃れると再生不可能になってしまうというデジタルアート特有の問題について。また、そこから派生して、作品を後世に残していくことについて。自分の覚え書き用まとめなので、今後も何か気付きがあれば更新していきます。
テクノロジー ICC メディアアート デジタルアート 岩井俊雄
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市原えつこ/EtsukoIchihara @etsuko_ichihara
ICCで畠中さんの作品解説ツアーに参加。今年はメディアアートの歴史に触れたキュレーションになっていたんだな。ある技術がもともと持つ仕組みの異化、みえないものの可視化、というメディアアートの基本原理を改めて知れて良かった。
市原えつこ/EtsukoIchihara @etsuko_ichihara
デジタルアートは作品に使っているテクノロジーが廃れてしまうと再生できる環境がなくなってしまうという問題があると聞いてハッとした。再生可能な芸術だからアーカイブしやすいのかなと思ってたけど、テクノロジーのトレンドに依存するという意味では賞味期限が案外短いのかな。
市原えつこ/EtsukoIchihara @etsuko_ichihara
SR×SIとかも超プラットフォーム依存な作品だもんな。。今後100年で逆に普及して再生環境が増えて行くと踏んでるけども、自分の死後とかどうなるんじゃ
市原えつこ/EtsukoIchihara @etsuko_ichihara
グレゴリー・バーサミアンの作品みたいに、物事の原理原則に迫っているような作品は時が経っても廃れないし新鮮だな。メディアアートは新奇なテクノロジーと結びつきやすいけど、100年後にこれはどう見えるか?を考えて作品つくらねばと思った
kougaku @kougaku
@moja_etsuko 岩井俊雄さんのエレクトロプランクトン(DS)は、メディアアートの寿命問題に対する一つの答えでした。ゲーム機というみんなが持っているプラットフォームを使って過去の作品も体験可能にする。これみたいに、テクノロジの変化に対応して更新していくことが必要なのかも。
市原えつこ/EtsukoIchihara @etsuko_ichihara
@kougaku 最新の環境に合わせて作品を更新しているケースがあったんですね!しかし作家の死後はどうなってしまうのだろう…表現のジャンルとしてまだ新しいので(ナムジュンパイクは亡くなってるけど)更新できない作品をどう受け継いで行くか問題はまだ顕在化してないけど根深い問題ですね。
市原えつこ/EtsukoIchihara @etsuko_ichihara
橋本先生がおっしゃってたエレクトロプランクトンこれか!作品を更新する努力、すごいなぁ。electroplankton.com
kougaku @kougaku
@moja_etsuko 更新しない(場所・時代の価値を高める)というのも一つの戦略でしょうし、能や狂言のように伝承していくか、サグラダ・ファミリアのように完成まで作り続けるスタイルか、はたまた。
市原えつこ/EtsukoIchihara @etsuko_ichihara
@kougaku 能や歌舞伎のように伝承されるメディアアートって超面白いですねww何百年も生き残ってる表現を研究してみると解決策が何か見つかりそうな気がしてきました!してみます。
菅 俊一 / Syunichi SUGE @ssuge
たしか中3か高1の頃に買ったこの本に、岩井さんのインタビューが載ってて、「作品ごとにコンピュータをとっておかないと展示もできなくなっちゃうから、昔のAmigaとかが倉庫に溢れてる」と、まさにこの問題について言及していた。
市原えつこ/EtsukoIchihara @etsuko_ichihara
@ssuge まさに!しかもその再生環境が壊れると終了だから、スペアも用意しなきゃ、、ってなるとえらいことになりそうですねwテクノロジーアート大変だな。。
🍬松本昭彦 / Akihiko Matsumoto 🍭 @Akihik0MA
電子音響音楽も十数年前の作品の再演に際して大掛かりな復元作業が必要になったりしてて問題になってます。 togetter.com/li/526172?page… RT @moja_etsuko: デジタルアート〜テクノロジーのトレンドに依存するという意味では賞味期限が案外短いのかな。
菅 俊一 / Syunichi SUGE @ssuge
テクノロジーアートは「本質的であること」と「古くなる」こと2つの問題について考え続ける必要がある。
菅 俊一 / Syunichi SUGE @ssuge
あとはこの藤幡先生のインタビューも参考資料の一つとして貼っておきます。warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid…
菅 俊一 / Syunichi SUGE @ssuge
@moja_etsuko まあでもテクノロジーアートじゃないものにもそれぞれ課題や問題は存在しているので、「アート」と名の付くものに足を踏み入れるのであれば時間(耐用年数)・歴史と社会情勢についてどう振る舞うか腹を括ることは避けられないってことなんだろうと思います。
yuba @yuba_co
音楽ならカセットとかCD、ゲームならプレステのメモカ、デジタルデータならフロッピーとか、確かに媒体が廃れてデータを再生しなくなる、というものは多いですね。そして今はもうクラウド技術が浸透している。
yuba @yuba_co
そうやって考えてみると、紙が使用されてきた歴史は本当に長いですねぇ。
市原えつこ/EtsukoIchihara @etsuko_ichihara
ナムジュンパイクセンターとか参考になりそうですね。“@prof_butterfly: デジタルアートについては海外の美術館にヒントがありそうな気がする。(具体例は思い浮かばないけど) .@moja_etsuko さんの「デジタルアートの寿命問題とアーカイブについて」
橋爪勇介 @hashizume_y
同館のコレクションには60年代のブラウン管TVなんかもありますしね。 njpac-en.ggcf.kr/archives/artwo… RT@moja_etsuko: ナムジュンパイクセンターとか参考になりそうですね。“デジタルアートについては海外の美術館にヒントがありそうな気がする。
市原えつこ/EtsukoIchihara @etsuko_ichihara
作家自身がメンテナンスできない没後のメディアアーティストの作品を専門に保持しているという意味では、デジタルアート保存の先駆けなのか! “@prof_butterfly: 同館のコレクションには60年代のブラウン管TVなんかもありますしねnjpac-en.ggcf.kr/archives/artwo…
市原えつこ/EtsukoIchihara @etsuko_ichihara
フレスコ画修復の専門家がいるように、デジタルアートの再生に特化したアーカイブの専門家が必要になってくるんだろうなぁ。各時代毎の技術トレンドや再生環境の歴史のリサーチや、経年劣化による不具合のデバッグができるような人が。
minoru hatanaka @m_hatanaka
メディア・アート作品のアーカイヴの問題はいろんなところで議論されているけれど、今年度のオープン・スペースではジェフリー・ショーや阿部修也作品を通じて、テクノロジー・アート〜メディア・アートの連続性や作品保存や修復の問題を紹介している。>RT
minoru hatanaka @m_hatanaka
2013年にソウルで行なわれたヴィデオ・アート・アーカイヴ・フォーラムにスピーカーとして参加し、ZKMのチーフ・キュレーター、ベルンハルト・ゼレクセさんの発表、ZKMにおけるDigital Art Conservation Projectについて話を聞いたのが直接のきっかけ。
minoru hatanaka @m_hatanaka
ゼレクセさんには昨年6月にICCでも講演をしてもらった。ここで見れます。→hive.ntticc.or.jp/contents/artis…
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コメント

鮎麻呂 @aymro 2015年1月19日
@Akihik0MAさんから言及されているまとめ「コンピュータ音楽の回顧的実演・維持保存と『移植』問題」、あのとき作っといてよかった。今からつぶやきを集めようとしても散逸とあれ以降のつぶやきに埋没してとても手が回らない。
言葉使い @tennteke 2015年1月19日
MacのHyperCardに面白い作品が結構あったんだよなぁ…。
msnrymt @msnrymt 2015年1月19日
ナムジュンパイクはすでに部品が寿命を迎え代替品も入手困難ななか、阿部修也さんがなんとか補修している現状もあるようで、この先作品が続々と鑑賞不可能になる可能性がありますね。 原美術館の所蔵品も壊れっぱなしですし。 ですが、保存性に難ありだからと耐久性を第一義に考えるのも愚かしいと僕は思いますが。
たるたる @heporap 2015年1月19日
magフォーマットの画像が押し入れの奥にしまったMOディスクに保存されてるはずだけど、単に画像を保存するだけならフォーマットを変換してHDDにコピーすればいいわけで。(magフォーマットという形式を保存するのではなく、描かれた物を保存するのが目的であれば。)アナログよりもよっぽど簡単に維持できると思いますが。
たるたる @heporap 2015年1月19日
アナログだろうがデジタルだろうが、保存する方法よりも、著作権の問題の方が多いのではないでしょうか。著者が保存したくないと言えば、それは保存されないですし、コピーを個人的に保存するのはかまわないでしょうけど、それを公開することは禁じられています。
坂東α @bando_alpha 2015年1月20日
「画像を保存する」だけで済む作品というのは別のテーマ(フィルムセンター的な仕事の範疇)で、観客とのインタラクションを必要としたり、展示空間自体が作品である様なものはどうなのかという。ゲームはそれでもエミュレーションの市場もあるけれども。
坂東α @bando_alpha 2015年1月20日
ナムジュンパイクはブラウン管が手に入らなくなった日に、液晶の上にガラス板かぶせたテレビもどきで表示されることを許すんだろうか
緑川だむ @Dam_midorikawa 2015年1月20日
デジタル技術に限るまい。もうレコードやテープなどのアナログ媒体も相当に失われた
市原えつこ/EtsukoIchihara @etsuko_ichihara 2015年1月21日
ICC学芸員の畠中実さんのコメントを追加しました。
ex_hmmt @ex_hmmt 2015年1月21日
「コピーを個人的に保存するのはかまわない」これすらも禁止してしまうのがDRMなんすよなあ。DRMは基本的に悪である。
こざくらちひろ @C_Kozakura 2015年1月22日
デジタルは1.ハードとソフトが分化すること、2.ハードは保存主とは異なる他者の製造物であり、ハードの市場淘汰など外部環境の変化に大して保存主が対応することが著しく困難であること、3.ソフトを再生するまで壊れているかの判断がつかないこと、の3点でアナログに比べるとデジタルはコストが高くつく。
こざくらちひろ @C_Kozakura 2015年1月22日
潤沢な予算が望めない公共図書館では、映像メディアの保管(VHS→LD→DVDの再生機器の変化)とか再生できないレコードの保管管理、デジタル化すべきかどうかの選択が迫る痛みの激しい貴重書物の管理など問題は山積みです。
市原えつこ/EtsukoIchihara @etsuko_ichihara 2015年1月25日
佐藤ねじさんからまた違う方向性の論点が来たので、まとめを更新しました。
みっくす・じゅーす @mixjuice_100cc 2016年12月12日
その時期と時代に一回限りのほうがオーラある
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