『ふたつの震災』阪神・淡路大震災の20年編
- nijiiromikan11
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よほどメディア慣れしている人でない限り、書かれるというのは十分な傷になるだろう。 褒められていようが、書かれることは痛手であり、体力を消耗する。 自分について、自分の手を離れた、第三者からの客観的な描写を引き受けることになるからだ。それは、疲れるし、恥ずかしい。体験すればわかる。
2015-01-16 18:46:43書いたものを読んでもらって、伝えたいと思ったことが伝わるのは、ほんとにありがたいことだ。そういう仕事なんだけど、あらためて。
2015-01-16 18:40:48『ふたつの震災』 阪神・淡路の20年から【第1回】東北と家族へ宛てた父の卒業論文 bit.ly/17EKkum 震災から目を逸らしてきた父。社会人入学した大学の卒論に選んだテーマは「被災体験」。その聞き取りの練習相手に息子を選んだ。20年ぶりに傷と向き合う親子は。
2015-01-17 13:02:27と、私はサマリーしてしまうほど、ラストのシーンは感動的だった。 この父親は、どこかで自分の被災体験を振り返りたいと思い続けてきたのではないか。意識に上らせなくても、潜在的に。もがき求めた結果、社会人入学の心理学専攻があり、息子へのインタビューにたどり着く。これは必然だろう。
2015-01-17 13:04:31@aknmssm ありがとうございます。当方が一ファンである書き手の方にそんな言葉をいただけるとは嬉しいです。記事のご本人にも伝えておきますね。
2015-01-17 17:27:28(2年半前、南相馬市小高区ボランティア作業。海ぞいの町で出会った、小学生の男の子。自宅の庭で、被災物をときおり不思議そうに眺めながら、遊んでいた。彼は津波でご両親を亡くしていた。おばあさんは、この子が大人になるまでは絶対に死ねないんです、と強い口調で言った。また、それと同じ頃、)
2015-01-20 05:32:26(やはり小高の、こちらは山ぞいの家で作業したときのこと。かつては明るかったお孫さんが、友達と離れた他県での避難生活が続くなかで、日に日に塞ぎこんでいったのだと。なぜ帰れないのかと、いつも訴えるのだと。最近やっと少し笑うようになって、とおれに語るおばあさんは、自身が鬱を患っていた)
2015-01-20 05:32:50(松本創 @MatsumotohaJimu さんの『ふたつの震災/阪神・淡路の20年編/東北と家族へ宛てた父の卒業論文』を読みながら、おれはそうしたご家族のことを想い出していた。記事中、ある少年が20年を経て、はじめて父に語ったことば。そうしたことばを、あの子たちも語るだろうか)
2015-01-20 05:33:15(あの子たちは、おそらく、震災をずっと持ち抱えながら大人になる。その後にことばが語られるとしたら、ふたりのおばあさんはどんな気持で聞くだろう。願わくばそれは、穏やかさのうちに行われるものであってほしい。そう考えながら文中のインタビューを辿るうち、正直なところ、おれは泣いていた)
2015-01-20 05:33:51(こんな感想しか言えないことが腑甲斐ないのだが。東北出身の方が多い、僕のフォロワーさんたちにも読んでほしい。時間をかけなければ語られなかったことばだ) 松本創 『ふたつの震災』 阪神・淡路の20年から/東北と家族へ宛てた父の卒業論文 bit.ly/17EKkum
2015-01-20 05:34:16~連載【第2回】へのツイ~
相棒、松本創の渾身の原稿です。よろしくお願いします(__) 『ふたつの震災』 阪神・淡路の20年から【第2回】神戸の「復興」は町に何を残したか bit.ly/15euoNN
2015-01-17 11:59:54「戦後半世紀経て社会や経済状況も変わりつつあった震災後にも(ハコモノ政策を)やってしまった。また、(神戸)市に都市開発の力量があったために、できてしまった。」この“できてしまう”危うさは今もどの街にもある。『ふたつの震災』 より bit.ly/15euoNN”
2015-01-17 11:12:02~連載【第3回】へのツイ~
神戸と酒場を愛した切り絵作家・成田一徹さん。2011年、立ち寄った海文堂書店ギャラリーで作品を拝見し、たちまちその深い陰翳の世界に引き込まれた。「成田さんも、私たちと同じように絶句していたのだ」とライターの松本創さん。ぜひお読み下さい▶gendai.ismedia.jp/articles/-/418…
2015-01-20 08:25:25『ふたつの震災』阪神・淡路の20年から【第3回】再生の街描いた作家の「残り香」 bit.ly/15n7OTJ ←2012年に没した切り絵作家、成田一徹さんの話。シャープな黒白の作品が本当に味わい深い
2015-01-21 07:31:48『切り絵は陰影の世界。黒い闇を切って、少しずつ光をあらわにしていく。切り過ぎるとだめなんです。闇の部分が語り、想像力をかき立てる。街も同じやと思う。→』 『ふたつの震災』阪神・淡路の20年から【第3回】再生の街描いた作家の「残り香」 bit.ly/15n7OTJ
2015-01-21 12:52:41『→全部切ってしまうとつまらない/街のひだというか、文化の蓄積や生活のにおいを感じる部分があるからこそ、愛着を感じるし、街を守ろうという意識も生まれる』 『ふたつの震災』阪神・淡路の20年から【第3回】再生の街描いた作家の「残り香」 bit.ly/15n7OTJ
2015-01-21 12:52:49『復興は、その街に住む人間が担うしかない。政府や他地域からの支援はもちろん不可欠だが、どこまで行っても彼らは当事者ではない。→』 『ふたつの震災』阪神・淡路の20年から【第3回】再生の街描いた作家の「残り香」 bit.ly/15n7OTJ
2015-01-21 12:53:00『→「わがこと」として捉えることはできない。外から一時的に同情や共感を集めはしてもそれはやがて冷める。しかし被災地の生活はこの先もずっと続いていくのだ。』 『ふたつの震災』阪神・淡路の20年から【第3回】再生の街描いた作家の「残り香」 bit.ly/15n7OTJ
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