田中ユタカ氏のシナリオ創作の参考書籍等について

田中ユタカ氏( @tanakayutak )の読んだ創作技術参考書などについて少しまとまったツイート群をトゥギャらせていただきました。
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田中ユタカ@愛ある漫画 @tanakayutak

「ベストセラー小説の書き方」(ディーン・R・クーンツ)http://amzn.to/eVDt2F 、これも実用的で大変良い本ですよ。@kidukira

2010-12-10 09:45:41
田中ユタカ@愛ある漫画 @tanakayutak

「『地獄の黙示録』撮影全記録」(エレノア・コッポラ)http://amzn.to/hrc0wN 『思ったとおりにやるんだ。肩の荷をおろそうとして、結論を急ぐな。』 このコッポラの言葉を「愛人 [AI-REN]」の時、「ミミア姫」の時、自分に何度も何度も言い聞かせました。

2010-12-10 09:52:37
とんちゃい @Tongchai_ppp

@tanakayutak 絶版本で恐縮です。この本は製作の舞台裏でも、興行と監督が本編尺、わかり易さ、題名等々にまつわり丁々発止の戦いを繰り広げた軌跡にフォーカスしており、たいへん興味深いものでした。機会がありましたら、ぜひ!

2010-12-10 09:52:42
きづきあきら/Bluesky/Threadsも活動中 @kidukira

@tanakayutak 蝦蟇の油は未読です!これもおもしろそうですね、探して見ます!ありがとうございます。

2010-12-10 09:55:57
田中ユタカ@愛ある漫画 @tanakayutak

入手難ですがハリウッド脚本ものなら「ハリウッド・リライティング・バイブル」(リンダ シガー)http://amzn.to/g0DyF9 も非常に実用的で良い本でした。@kidukira

2010-12-10 10:05:58
きづきあきら/Bluesky/Threadsも活動中 @kidukira

@tanakayutak わあ!おもしろそうですが、プレミア価格ですね!これも探してみます!ありがとうございます。

2010-12-10 10:13:02
田中ユタカ@愛ある漫画 @tanakayutak

「男はつらいよ」をハリウッド式の脚本術と照らしながら観ると非常に面白く、そして感動的です。日本映画とは何か?何故、我々は寅さんに涙するのか?と深く考えることになります。

2010-12-10 10:19:58
田中ユタカ@愛ある漫画 @tanakayutak

ハリウッド式の脚本術やアメリカ式エンターテイメント小説作法を参照しながら落語の人情話を聞くのも非常に面白い体験です。世界は豊かだと感じます。

2010-12-10 10:24:39
田中ユタカ@愛ある漫画 @tanakayutak

商品としてのストーリーには必ず構造がありますね。構造がクリアになるほど作品の商品性は高くなる傾向にあると感じます。@kidukira

2010-12-10 10:36:08
田中ユタカ@愛ある漫画 @tanakayutak

映画の脚本術や小説作法など他ジャンルのことを勉強すればするほど、マンガとの違い、マンガとは何かを考えることになります。すぐれた表現とは、その形式でしか実現不可能な表現ということになると言えると思います。映画でしか出来ないこと、小説でしか出来ないこと、マンガでしか出来ないこと。

2010-12-10 10:39:24
田中ユタカ@愛ある漫画 @tanakayutak

大きなマーケット向けの娯楽マンガは構造を意識しながら読むと、その作品の本質を理解しやすく、一層面白く読むことができます。

2010-12-10 10:53:49
田中ユタカ@愛ある漫画 @tanakayutak

「商品性を高める」とは、「明確にする」ことです。構造を明確にすることで商品性は高くなります。しかし逆に、構造が不明瞭であることで、非商品的な生々しさを作品が獲得する場合もあります。

2010-12-10 10:54:37
田中ユタカ@愛ある漫画 @tanakayutak

単純に教科書通りの商品であるほど良いとは言えないところが、人の心を相手にした商売の面白いところです。決まりきったお約束だけのハリウッド映画ほどつまらないものはありませんしね。

2010-12-10 10:59:41
田中ユタカ@愛ある漫画 @tanakayutak

実は、どんな作品でもいちばん面白い感動的なところは、作者が上手く出来たと思っているところではなくて、どうしようもなく「壊れて」しまっているところです。

2010-12-10 11:00:01