そんなGreen Maceだけど、102mm版でさえ牽引には6輪駆動の重牽引車が必要で、加えて電力と弾薬に2両のトレーラーも要し、運用困難が予測された。そして折しも世界はミサイル時代を迎えつつあった。遂に1957年、開発中止に至る pic.twitter.com/aw4dw2uaTk
2015-01-21 21:44:41ちなみにGreen Maceのフルサイズ127mm版のほうは、開発されたのかどうかがイマイチはっきりしないらしく。実際作られて試験でも機能良好だったとも、開発に失敗して完成に至らなかったとも言われているようで
2015-01-21 21:48:48102mm版Green Mace対空砲の弾倉。弾倉というより、SFか何かにでてくるエンジンと言われたほうが納得できる感じ。ここまでやって容量14発x2なので、この手の弾倉は大口径砲で弾倉容量を増やしたい場合は容積効率悪そうです pic.twitter.com/BLwgwrBdpa
2015-01-21 21:52:2450年代頭くらいまで西側諸国はこうして頭のおかしな発射速度の大口径対空砲を試作してた訳ですが、他方ソ連はそういう方向には行ってないようです。代わりに152mm KM-52だのの超大口径対空砲という方に転んでるようですが、どういう違いからそうなったんでしょうね?
2015-01-21 22:06:43思い返すと、ソ連が高射砲用の近接信管を大量に揃えられるようになったのは1956年あたり以降だったような気がする(極めて怪しげ)。近接信管抜き、つまり機械式の信管自動調定機で70発/分だのの高発射速度は大変そうだし、だからソ連高射砲は手数の大幅増大という選択肢を採れなかったのでは?
2015-01-21 22:11:58どうも大口径砲用の弾倉として見ると、リボルバーというかドラム型弾倉は難点も多いのかもしれません。6発より増やすと容積の効率は悪いし、撃ち切った後にクリップでまとめて給弾とも行きませんし。もちろん用途によっては、それでも問題ないのでしょうけども
2015-01-21 22:21:33ボフォース120mmは箱めいた弾倉だけど、これの艦載版はリボルバー拳銃のスピードローダーめいて弾倉後方から一気に押し込めちゃう。他方、大口径砲用ドラム型弾倉の場合、リボルバー拳銃みたいに後方オープンとも行きませんし、一気に込めるのは難しそうな?
2015-01-21 22:24:29Mk33/34なんかも4発入りドラムマガジン を複数持ってたけど、発射速度はドラムマガジンに弾を込める装填手の力量によって左右されたと聞いたな。そのために搭載護衛艦には装填演習装置まで設置されてたくらいだそうで。
2015-01-21 22:30:35たぶんドイツのお化け対空砲も入れてやるのが話の流れとしては正しいんでしょうが、あれらは何だかよくわからないので触らない
2015-01-22 21:25:52英国はGreen Maceで装弾筒付翼安定榴弾を試してますが、思い返すとドイツが大戦中に対空砲用に装弾筒付榴弾を開発してるので、ひょっとこれは何か関係あったりしないかしら……?
2015-01-22 21:28:04(装弾筒付翼安定榴弾とかHEFSDSって言葉はたぶん存在しないので、適当に使うと誰かに怒られるかも知れません)
2015-01-22 21:30:50