ポエム 「永遠にゼロ」

ゼロに何を掛けても、ゼロ。 無から有は、生まれない。 ニッポンの、小学校の算数です。
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永遠にゼロ

「平和」の博物館が、「侵略」の語を”消す”。と言う。

ゼロになった場所を埋める言葉は、何なのか。

南京は「数が分からない」。慰安婦は「強制性が確認出来ない」。

福一は「命令違反ではなかった。」

で、「侵略とは言えない」。

全部”無い”。つまりゼロ。

「何事も無かった」と言うことですか?違いますよね。

ではつまりあの時「何があった」と言う事なんですか?

と聞いても、それを表す「澄んだ言葉」は返って来ない。

”誰それ内閣が言っていたのと大体同じです”などと人の発言を掲げて

自分は新たに「何も言わなかった」事にする。つまりゼロ。

「責任」を取りたくないんですね。はっきりそう言え。

「戦後の平和国家の歩みを変えるつもりはない」。

これまた”無い”。では「どういうつもりがある」んですか。

「国の未来の、”世界に向けて”かかげる目標」。つまり「約束」。

それが「ゼロ」なんですが。

この国は「羅針盤」を持たずに成り行きで漂流しているだけですか。

「未来志向」ですか。言われなくても向かってます。過去に行けたらSFです。

つまりは、過去を"無"にしたい。

「戦後の平和国家の歩み」を「変えないつもりはある」ですか。

何ですかそれ。「無い」に"つもり"を掛けても、追加ゼロ。余計。

「歩みは"変えません"」でいいんです。

「つもりになる」のが「約束」です。

未来には、未来の都合がある。そんな事は誰でも知ってる。

「約束」とはそう言うもの。守れずとも、罰はない。あるのは「責任」。

昔の誰かの約束を引っ張り出し「変える予定は”無い”」。

今は、ね。

言う”あなた”の都合で。予定は未定。無いのは無の無。

予定を都合で裏返し、使い終わった「人の約束」を

"いらない歴史"と書いたゴミ箱に捨てるのは

「たまたまここにいただけです」と言いたげな、国の責任者。

「約束」と「責任」を伴わない言葉は、”無”で埋め尽くされる。

リンク 朝日新聞デジタル ピースおおさか、消える「侵略」表現 4月再開の展示案:朝日新聞デジタル 全面改修のために休館中の大阪市中央区の平和博物館「大阪国際平和センター」(ピースおおさか)が、4月の再オープン後の新たな展示の最終案をまとめた。日本軍による捕虜虐待などの展示を取りやめるほか、日中戦...
Masayuki Kusakabe @pfd1212

長妻「村山談話などには日本は先の戦争は国策を誤った、とあるが、総理は国策を誤ったと考えているか?」 安倍「談話はー」 長妻「もう一度聞きますが、総理は国策を誤ったかどうか、お考えを」 安倍「談話はー」 会話にならないんだが。

2015-01-29 11:47:09
石原吉郎bot @IshiharaYbot

言葉がむなしいとはどういうことか。言葉がむなしいのではない。言葉の主体がすでにむなしいのである。言葉の主体がむなしいとき、言葉の方が耐えきれずに、主体を離脱する。あるいは、主体をつつむ状況の全体を離脱する。 -「沈黙と失語」

2015-02-05 14:38:48
日本人ジョーク(bot) @Japanese_Joke

2014年11月14日、甘利内閣府特命担当大臣。「(消費回復遅れの理由は)トリクルダウンがまだ弱いということです」「トリクルダウンを強くする」「トリクルダウンを速くする(中略)課題が残っている」 2015年2月2日、安倍首相。「トリクルダウンを期待する政策を行っている訳ではない」

2015-02-05 18:46:09
田川 滋 TAGAWA Shigeru 타가와 시게루 @kakitama

(RT)やれやれ、トリクルダウンも言った覚えは「無い」か、安倍首相。慰安婦から福一から無い無いの無い尽くし。ハンで押した様。ではアベノミクスとは何だと「言った覚えがある」のか。まあ貴殿に言う頭はどうも無い。アナタのオトモダチが「言ってた/言わせてた」わけです。それも忘れたかな。

2015-02-07 16:02:37