最古期のプロレス動画とフィニッシュのピンフォールへ持ち込むためのサブミッション、ギブアップはいつからか

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ふるきち @fullkichi

95年前(1920年)の今日、現在視聴できる中で最も古いプロレス世界タイトルマッチ映像であるところのジョー・ステッカー対アール・キャドックの試合が行われる。youtube.com/watch?v=JQl6mm… この映像を見てふと気づくのはステッカーの有名なボデイ・シザースは(続)

2015-01-30 06:16:05
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リンク YouTube Earl Caddock vs Joe Stecher (1920): Oldest Pro Wrestling on Film Newsreel footage from the second Earl Caddock-Joe Stecher match for the professional wrestling world title, January 30th 1920. The match took place at the se...
小泉悦次 @joehookersr

Gustav Fristensky vs. Josef Smejkalはグレコローマンルール、Earl Caddock vs Joe Stecherはキャッチアズキャッチキャンルールです。 togetter.com/li/777150

2015-02-01 21:08:46
ふるきち @fullkichi

(続)「相手の体を封じてフォールを奪う」ために用いられてるのではないか、ということですね。さらに古い1913年のプロレスリング映像(えらく画像がいいのが不思議なのだが)を見ると、youtube.com/watch?v=CLNfu5… これはもう明らかにフォールオンリーのルールで(続)

2015-01-30 06:17:03
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リンク YouTube Gustav Fristensky vs. Josef Smejkal - 1913 - Oldest Available Professional Wrestling Match Footage It was likely the biggest professional wrestling match in Prague of the decade, altough Smejkal vs Boxing megastar Jack Johnson might have generated more int...
ふるきち @fullkichi

(続)行われてるっぽいですね。さらには「締め殺し」とうたわれたエド・ストラングラー・ルイスの試合も、動画(32年D・シカット戦youtube.com/watch?v=w4yzGu…)を見る限り絞めを痛め技として用いながらも、フイニッシュはヘッドロックというより今のフライングメイヤー(続)

2015-01-30 06:18:22
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リンク YouTube Ed "Strangler" Lewis vs Dick Shikat (1932 - Part 2/2) Ed "Strangler" Lewis vs Dick Shikat (New York 1932/06/09) PART 2/2
ふるきち @fullkichi

(続)=首投げの連発からの押さえ込みでフォールを奪ってるのですね。本当の意味で「ギブアップ」がプロレスのフイニッシュとして用いられるようになったのはいつごろなのか・・・ちなみに週プロ発行の「アメリカーナアメリカーナ」(2004年発行)の年譜によれば、ジム・ロンドスが(続)

2015-01-30 06:20:08
ふるきち @fullkichi

(続)レイ・スチールに1931年スリーパーで勝利しており、この年までには完全に「絞め・関節によるギブアップ」がプロレスのルールの中に入っていたのが分かる。疑問を整理して言えば「エド・ストラングラー・ルイスがヘッドロックでギブアップを奪ったことがあるのか」「ジョー・ステッカーが(続

2015-01-30 06:24:33
ふるきち @fullkichi

(続)ボデイ・シザースでギブアップを奪ったことがあるのか」「そもそも本当の意味で「ギブアップ」がプロレスのフイニッシュとして用いられるようになったのはいつごろなのか」・・・見識高い方々に教えを乞いたいところであります、ハイ(^^;)

2015-01-30 06:24:54
小泉悦次 @joehookersr

ブログ「プロレス桃源郷へのいざない」エド・ストラングラー・ルイス roseckie.net/cms/?p=3447

2015-01-30 20:31:17
ふるきち @fullkichi

@joehookersr すみません、昨日がこちらのコラムでも紹介されてたジョー・ステッカー対アール・キャドックの世界最古のプロレス動画(youtube.com/watch?v=JQl6mm…)から95周年でした。そこで質問なのですが、この試合のラストはステッカーが胴締めに極めながら(続

2015-01-31 08:37:29
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ふるきち @fullkichi

@joehookersr (続)フォールを取ってるんですよね。そうするとかの有名なステッカーのボデイシザースはギブアップを取る技で無くフォールの体勢に持ち込む技だったということでしょうか? またこれも有名なエド・ストラングラー・ルイスのヘッドロックにしても、例えば32年の(続)

2015-01-31 08:41:08
ふるきち @fullkichi

@joehookersr (続)デイック・シカット戦(youtube.com/watch?v=w4yzGu…)を見ると、フイニッシュはヘッドロックによるギブアップではなく、その体勢からのフライングメイヤー連発からフォールを奪ってるわけです。するとルイスのヘッドロックもそれでギブアップ(続

2015-01-31 08:43:25
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ふるきち @fullkichi

@joehookersr (続)を奪う技ではなく、あくまでフライングメイヤーからフォールを奪う前体勢のもの、であったわけでしょうか? ステッカーがボデイシザースで、ルイスがヘッドロックでそれぞれギブアップを奪った試合というのは存在するんでしょうか? またそもそも「ギブアップ」(続

2015-01-31 08:45:36
ふるきち @fullkichi

@joehookersr (続)がプロレスの決まり手になったのはいつ頃からでしょうか?31年にジム・ロンドスがレイ・スチールからスリーパーで勝利してるところを見ると、そのあたりなのかもですが、そうするとルイス対シカットの試合と前後してしまうし…疑問にお答え願えれば幸いです(^^;

2015-01-31 08:48:33
小泉悦次 @joehookersr

@fullkichi さん。ロビンソン氏より聞いた話。fallは落ちるですから、ギブアップも含む概念。ふるきちさんが仰りたいのはピンのことと思います。以下、フォールという言葉は使いません。サブミッションはピンに持っていく為の過程としても位置付けられた。これもロビンソン氏より。

2015-01-31 08:57:44
小泉悦次 @joehookersr

@fullkichi さん。ただ、ピンに持っていく過程で決まってしまうとギブアップするしかありませんので、ギブアップ決着はあったと思うのです。でも、ギブアップさせるよりピンする(カウント1だった可能性あり)方が手っ取り早いので、ピンに持っていく技術が先に発達した可能性ありです。

2015-01-31 09:01:09
小泉悦次 @joehookersr

@fullkichi さん。ご質問のルイス、ステッカーのギブアップ決着、記憶にありません。これは新聞記者がピンなのかギブアップだったのかに関心を持たず一緒くたに「フォール」として取り扱かった記事しか見なかった為かもしれません。もっと細かく記事を見れば、より鮮明かもしれませんが。

2015-01-31 09:05:03
小泉悦次 @joehookersr

@fullkichi さん。興行としては、ピンよりギブアップの方が分かりやすく、次の動員にも繋がります。ギブアップ決着を意図的に増やしたのが30年頃だったのかもしれませんね。過渡期においては新旧が混在する。ロンドスVSスティール、ルイスVSシカットの時間軸は、そう解釈できませんか

2015-01-31 09:09:17
ふるきち @fullkichi

@joehookersr  ありがとうございます。それこそ「ルイスはヘッドロックで機関車のバネをねじ曲げた」「ステッカーはボデイシザースで仔馬の肋骨をへし折った」などの煽り文句に惑わされがちですが、いずれもフォールに持ち込むためのみのものだったのかもですねえ(^^;)。

2015-01-31 09:09:35
ふるきち @fullkichi

@joehookersr スモール・タニこと谷幸雄ら柔術家が欧州で活躍した1910年代は柔術スタイルとしてギブアップオンリーのルールをまじえてたみたいですね。それがプロレス本体に導入されて馴染んでいったのが30年代ということかもしれませんね、ロンドスのスリーパー導入も含め(^^)

2015-01-31 09:14:47
小泉悦次 @joehookersr

@fullkichi さん。同時進行で、グレコ文化の欧大陸と、キャッチ文化のブリテン島のせめぎあいがあったと思うのです。

2015-01-31 09:18:32
ふるきち @fullkichi

@joehookersr ですね、まさにピンを取るための意味でもサブミッションが使われたと。で、なかなかピンを許さない相手に対しての制裁・懲らしめの意味でもサブミッションが使われた可能性もありますね。肩を上げた瞬間にダブルリストロックにいけばものの見事に極まるでしょうし(^^)。

2015-01-31 09:29:38