ワトは歩く城
@watokadu
イタリア設定なのでカフェではなくバールで。ヒバさんは他人のテリトリーに踏み込めない人だといい。自分のテリトリーを荒らされるのは嫌い、だからこそどうやって他人のテリトリーに荒らさずに踏み込めるのか分からなくて戸惑う、みたいな。それが山本だからなら尚更いい!と思って書いてみた話。
2010-12-11 04:13:35
ワトは歩く城
@watokadu
「悪ぃ。オレが起きるの待っててくれたのな」「別に」ヒバリは素っ気なく応えるが「嘘つけ」とその手に触れる。中身の減らないカップを持つ指先は冷たかった。ベルを鳴らせばいいのにオレのお大事さんは自分から甘えようとはしない。「なあヒバリ」仄かに朱を履いた顔を覗き込んだ。「合い鍵作ろうか」
2010-12-11 04:09:43
ワトは歩く城
@watokadu
まだ開いたばかりのバールでやっとその姿を見つけた。「ヒバリ!」群れるのが嫌いなくせに朝の一杯を楽しむ人々に紛れてカプチーノを飲んでいたヒバリはいつも通りの済まし顔だ。「うち、来てくれてたのな」朝刊を取ろうと出た玄関先に居たヒバードが『ヒバリ!イタヨ!』とその訪問を伝えてくれた。→
2010-12-11 04:09:24
ワトは歩く城
@watokadu
女の子週間の痛みを誤魔化す為に書こうかと思ったがちょっと難しいな;;→ watokaduさんは、「早朝のカフェ」で登場人物が「嘘をつく」、「鍵」という単語を使ったお話を考えて下さい。 http://shindanmaker.com/28927 #rendai
2010-12-11 03:47:07