dispさんの楽しいHoMeプロモーション&解説
八巻、九巻までこの没稿集。ただ九巻には指輪物語とはあまり関係のないNotion CLub Papers 等も入っている。このNotion Club Papersというのが面白い。
2015-01-06 20:30:55オックスフォード大で教授の仲良し内輪メンバーがモデルになっているのだ。その仲良し内輪メンバーのクラブのサークルノートで構成されている。しかもその1986年のサークルノートが2012年に発見された所から始まっている。何をか言わん。これはSFなのですよ。
2015-01-06 20:36:02実際読んでみると、ほぼ登場人物の紹介ぐらいで終わっているので残念至極です。オックスフォード大の八角形の建物がでてくるのがこの話、内輪サークルの中のほの見える人間関係が非常に味わい深い。
2015-01-06 20:44:04HoMe第10巻
The History of the Middle-earthの10巻には、エルフの甦り節や、肉体を失ったエルフがマンドスに行かないとなるとどうなるかとか書いてあるよ! あと、アスラべスもあるよお買い得!!
2015-01-02 21:33:01The History of Middle-earth 10巻プロモーションです。 前にもツイートしたけど、非常に内容が濃い一冊。 まずアイヌリンダレ、アマン年代記、後期のクエンタ・シルマリルリオン。
2015-01-09 19:33:17この後期のクエンタ・シルマリルリオンの中に、フィンウェさんとミーリエルさんとインディスさんのお話、それに加えてエルダールの風習なんぞも入っています。エルダールの風習については、12巻にもあって、けっこう矛盾してたりするのもあるので合わせて読むのがお勧め。
2015-01-09 19:34:33あと、フィンロドとアンドレスの対話がつづられたアスラべス、後年になってアルダの成り立ちを構成しなおそうとして挫折したMyths Transformedなどなど。
2015-01-09 19:36:49HoMe第11巻
十一巻はGrey Annals 灰色年代記ね。中つ国側から見たエルフの歴史。シンダールが編集したものとなっている。『シルマリルの物語』のべレリアンド部分は、この灰色年代記からの引用が多いぽい。
2015-01-12 20:00:36それで、『シルマリルの物語』はシンダール視点だから、ノルドールに対してしょっぱい書き方をしてるという説をどっかで見たことがあるが、私個人としては同意できない。
2015-01-12 20:01:51何故なら冒頭に、ドリアスや灰色港のシンダールが作成し、ナルゴスロンドやシリオン河口のノルドールの残党の記録などもそこに加えられているとあるからだ。まあ、フェアノール一党に対しては辛口になるかもしれないけど。
2015-01-12 20:03:52灰色年代記だけではなくて、後期のクエンタシルマリルリオン、短いけど、ドワーフに関する記述が少しある。そしてマイグリン(マイグリンの章の書きなおし、未完)、その他こまごまとした遺稿。
2015-01-12 20:08:03HoMe第12巻
そんで12巻、指輪物語に戻って、序文と追補篇の没稿。そのあと、最晩年の遺稿。ドワーフと人間について、フェアノールのシボレス(ここにフィンウェの子供たち、孫たちの母名、父名の解説がある)、あとまた細々とした遺稿、キアダンやグロールフィンデルに関するものなどなど。
2015-01-12 20:24:30The Fall of Gondolin 「ゴンドリンの陥落」について
HoMe2巻、ゴンドリンの陥落の特徴 1 マイグリンがどこまでも腹黒い。 2 グロールフィンデル大活躍 3 エクセリオンも大活躍だが、どこかずれている。 4 12宗主大活躍だけど、あんまり活躍しない宗主もいて 辛い 5 トゥオルがいつまでたってもゴンドリンに辿り着かない
2015-01-19 20:46:38ゴンドリンの陥落、本文に入る前にクリストファさんがいろいろ書いてくれてるんだけど、これが逆に読めない理由となってる気がするな。 Lost Talesには、シルマリルの物語のひとつひとつの物語(トゥーリンとかドワーフの首飾り)を語るための舞台装置のようなものがあって
2015-01-22 22:48:20その舞台装置のなかで、一つのお話がどの位置にあるかを解説している。それとは別として、教授の原稿がどのような形で遺されていて、修正履歴なぞを解説する部分がある。これも前後関係がややこしい。
2015-01-22 22:51:33