2015年お正月【1/3-4】

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おはよう。もうすぐ休みも終わりだ。そろそろいつものペースに戻さないと、あとがきついぞ(遙)

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凛「ふぁ～…ねっみぃ。ちょっくら走ってくる」 遙「風邪ひかないようにな。朝ごはん作って待ってる」 凛「ああ、よろしく」

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真「おはよ～。わ、もうご飯できてる！さすがハルだね」 遙「いつも通りだろう。お前らが遅いんだ」 宗「いただきます。そういや凛は？」 遙「朝から走ってきて、今は風呂に入ってる」 真「さすがだね」 遙「お前とは違うな」 真「ハル～；」

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遙「醤油が切れたから、ちょっとスーパーまで行ってくる」 真「俺もついて行くよ」 遙「いい。お前らは昨日届いた年賀状の整理をするんだろ。一人で行ってくる」 凛「変なやつについていくなよ」 宗「変なやつに声かけられても無視しろよ」 遙「子どもじゃない」

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清「おお～七瀬くん！あけましておめでとう！！」 遙「…おめでとうございます」 清「新年早々七瀬君に会えるなんて、今年はきっといい年だな！」 遙「実家に帰らなかったのか？」 清「さっきこっちに戻ってきたんだ。あ、そうだ！七瀬くんにこれあげるよ！」 遙「え」 清「今年もよろしくな！」

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遙「ただいま」 凛「お～おかえり」 宗「変なやつに声かけられなかったか？」 遙「……変なやつではなかった」 真「え？誰かに声かけられたの？」 遙「ああ。これもらった」 凛「あ？紅白まんじゅうと鯛？？」 宗「この鯛デカイな」 遙「ああ…今からさばいてみるが…」 宗「手伝う」

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凛「で？結局誰にそれもらったんだ？」 遙「御子柴…さん」 真「ええ！またスーパーで会ったの？遭遇率すごくない？」 凛「俺たちが一緒にスーパー行く時には会わねーのにな」 宗「これ、どうするんだ？」 遙「刺身もいいが…塩焼きだろうな」 真「早く食べたいな～」 遙「待ってろ」

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凛「愛から俺ら宛に年賀状届いてたんだけどよ…これ」 宗「おい、どこでバカンスしてんだよこいつ」 真「この青空と海の青さ…ハワイっぽい」 遙「俺も行く」 凛「わざわざ泳ぐためにハワイ行くかよ；」 宗「温水プールで我慢してほしいな；」 遙「泳げるならなんでもいい」 真「さすがハル；」

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凛「なあハル、これなんだけどよ」 遙「……おい」 真「え！凛、本当に借りてきたの？！」 宗「江のか」 遙「着ないぞ」 凛「せっかく借りてきたんだ！ハル、着てくれ！」 遙「女物の着物なんて着れない」

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真「凛、着方知ってるの？」 凛「あ…」 宗「おいおい。七瀬はわかるんじゃないのか？浴衣の着方知ってたし」 遙「着物はわからない」 真「着れないじゃん！」 凛「いや…いい。羽織ってくれ。それだけでいい」 宗「それはそれでいいな」 真「ハル、ちょっとでいいから羽織ってみない？」

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遙「羽織ったぞ」 凛「いい！！」 (カシャシャシャ) 真「凛、その写メあとで送って！」 宗「どけ」 (カシャカシャ) 凛「さすが。そういえば眼レフ持ってたなお前」 遙「もういいか？」 真「もう少し待って！ねぇハル、ちょっと座ってみない？」 遙「皺になる」 宗「着物だから大丈夫だ」

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真「お疲れ、ハル」 凛「すっげぇ良かったぜハル」 遙「…何がいいんだ？」 宗「今すぐパソコンに繋げろ」 遙「…晩飯どうするんだ？」 凛「出前取ろうぜ」 真「ずっと和食だったし…ピザ取る？」 遙「ここにチラシあるぞ。どれにする？」 凛「宗介、写真見んのは後にして、ピザ決めっぞ」

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真「ピザきたよ～」 遙「ポテトとから揚げもできたぞ」 凛「さすがハル！持ってくぜ」 宗「お茶でいいか？」 遙「ああ」 全「いただきます」

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凛「はぁ～うまかったな」 遙「ああ」 真「たまには出前にしてもいいね」 宗「七瀬の負担も減るしな」 遙「苦に感じたことはない」 凛「嬉しいこと言ってくれんじゃねーか」 宗「俺たちもできるだけ手伝う」 真「ふふ。いつもありがとねハル」 遙「何度も言わなくてもわかってる」

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凛「あ～休みも明日までか～」 真「凛は明日までなの？」 遙「俺たちは7日までだな」 凛「あ～ハルとゆっくりできんのも明日まで～」

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宗「しょうがねぇな。七瀬がいいなら今日はいっしょに寝たらどうだ？」 遙「凛、来るか？」 凛「いいのか？」 遙「片づけも終わったし、部屋で待ってる」 真「ふふ。凛、良かったね」

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凛「ん……ハル？」 遙「……んん…」 凛「はは。可愛い寝顔しやがって…このままもうちょい寝とくか」

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七瀬は…まだ凛と寝てんのか。目玉焼きぐらい作っといてやるか(宗介)

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真「おはよ～。あれ？山崎くんだけ？」 宗「ああ。2人ならまだ寝てんだろ」 真「そっか。凛の休みも今日までだしね」 宗「ちょっと出かけてくる。お前も昼ぐらいまで出かけたらどうだ？」 真「あ、そうだね。じゃあついでに昼ごはんでも買ってこようかな」 宗「ああ。頼む」

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遙「……ん、りん…？」 凛「お、起きたか？おはよ」 遙「おはよう…今何時だ？」 凛「10時だな」 遙「そろそろ起きないと…」 凛「もう少しこのままでいいだろ？」 遙「ん。凛、苦しい」 凛「いいじゃねぇか。もう少し抱きしめさせろ」 遙「しょうがないな」

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遙「２人とも昼には帰ってくるらしいぞ」 凛「気を遣ってくれたんだな」 遙「この目玉焼きは山崎か」 凛「昼までもう少しだし、テレビでも見ながらコタツでイチャイチャしようぜ」 遙「お前楽しそうだな」 凛「お前は楽しくねーの？」 遙「そんなことない」

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遙「暑くないか？」 凛「コタツ切るか」 遙「くっついてるからだろう」 凛「あいつらが帰ってくるまでいいじゃねーか」 遙「今日はやけに甘えるな」 凛「練習あるし、なかなかハルと２人って難しいからな」 遙「そうだな…また明日から頑張れよ」 凛「ああ、もちろんだ」

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真「ただいま～ご飯買ってきたよ～」 遙「おかえり。悪いな」 真「テキトーに買ってきたけど、良かった？」 凛「大丈夫だ。ありがとな」 宗「ただいま」 遙「山崎も、おかえり」

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遙「片づけてくる」 凛「今日はありがとな」 真「たまにはね」 宗「俺と橘は明日もあるしな」 凛「たまには空気読んで外行ってくれよ」 宗「お互い様だな」 真「これから月一ぐらい作ろうか。ハルと2人の時間を」 凛「お前らより不利だからマジで頼む」

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遙「あ」 真「ん？どうしたのハル？カレンダーになんか書いてあった？」 遙「今日、似鳥の誕生日だ」 凛「あ。忘れてた」 宗「あいつは今海外だろ？」 真「さすがにもう帰ってきてるんじゃない？」 凛「まぁ、プレゼントは今度にして…電話だけはしとこうぜ」